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『運ぶドリブル』にも種類がある!?これを知ってるだけでプレーの幅が広がります

Hola chavales!!!!!!

今回は第3弾『Conduction』がテーマです。


2種類のドリブル

スペインでは大きく分けて2つのドリブルがあります。

Regate(レガテ)=突破するドリブル
Conduccion (コンドゥクシオン)=運ぶドリブル

サッカー通の人は聞いたことある用語だと思います。

ただ今回このテーマで話す理由は

Conduccion=運ぶドリブルだけでは説明が足りないからです。

Conduccionにも種類がある

自分が教わったものだけでも大きく分けて2つあります。

⓵Fijar(フィハール)

Fijarはスペイン語の動詞で意味は『固定する』

つまりボールを運ぶことによって相手を固定するということです。

これだけじゃ何のことかわからないですよね。

例)W杯のベルギー戦のカウンターの時の

デブルイネのドリブルを思い出してください。

その時の山口蛍はどうなってましたか?

いわゆる固定された(動けない)状態になってませんか?

あれがまさにFijarです。

今度はそのみなさんがDFになったことを想像していてください。

もし相手が自分に向かってドリブルしてきた時

あなたはそれでも自分のマークを追いかけますか?

それとも向かってきたドリブルを止めようとしますか?

あなたが前者ならそのドリブルは誰が守りますか?

あなたが後者なら自分のマークは誰が守りますか?

Fijarの真理はそこにあります。

つまりDFはそこで難しい選択をしないといけないのです。

⓶Atraer(アトラエール)

スペイン語の動詞で意味は『引きつける』

つまり文字どうり相手を引きつけるということです。

例)CB2枚に対して相手FWが1枚でプレスをかけてきた時に

1つCBがボールを運んで前に出る。

今度は中盤の選手が1枚プレスに出てくる状況とか。

あとはCBからSBが受けた時にダイレクトでリターンするのではなく

1つ前に運ぶことによって相手のラインが下がったり

相手をサイドに寄せさせたりいう状況とか。

言葉で説明するのは難しいので動画も載せますね。

Conduccion para hacer algo

これはPacoが練習中よく言っていた言葉です。

『何のためにConduccionをするのか』

つまり『なぜ』の部分に解を持っていないと

本質には届かないと思う。

それは特にサッカー先進国の言語化を理解するためには。













Pacoがよく言っていた言葉に

『Conduccion para hacer algo』

要するに

『何のためにConduccionをするのか』

ということです。




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