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洋書の魅力と英語学習におすすめの洋書たち

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洋書は英語学習にとても有効です。洋書に挑戦したい人、英語学習に洋書をとり入れたい人、おススメの洋書を探している人に、おすすめできる洋書をどんどんご紹介します。洋書を取り入れた英語…
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#洋書

【永久保存】「読まずに死ねるか!」洋書+Audible 100選!(英語学習おすすめ度/英語レベル付き)① 1~50

本好きが永久保存したくなる記事を目指し、英語難易度とおすすめ度の星付きで、洋書読書魔のLilyが自信をもっておすすめする100冊を総力挙げてリストアップ…٩(ˊᗜˋ*)و 英語学習に適しつつ、翻訳版の日本語で読んでも面白い作品ばかり。「読まずに死ねるか!」洋書たちのリストから、「運命の出会い的一冊」を探してみて下さい。 洋書で効果的に英語学習を!楽しむことがまず重要です。 洋書での英語学習は、挫折してしまうと何にもなりません。自分の英語レベルや興味に合った本を選びまし

おすすめAudible英語本:Where the Crawdads Sing(ザリガニの鳴くところ)

英語学習にはAmazon Audible。Lilyはオーディブルで、日々英語シャワーを浴びてます。読書好きには一石二鳥。 今回は、大ベストセラー「ザリガニの鳴くところ」をご紹介します。2019年に最も売れた本だそうです。映画化もされるそうで、とても楽しみです。 両親や兄姉から取り残され、アメリカ南部の湿地帯でたった一人で生きる少女カイアの物語。Marsh Girl(湿地の子)と呼ばれ、孤独ながらも豊かな自然と対話しつつ、賢く逞しく生きるカイア。ほろ苦い恋も経験し、強く美し

おすすめAudible英語本:The Silent Patient(サイコセラピスト)

Amazon Audibleは英語学習に有効です。海外渡航がままならない昨今、Lilyは、「ここは海外!」と錯覚するほどに、英語版オーディブルで英語シャワーを浴びています。 今回のおすすめは、ぞわ~っとするサイコスリラー「The Silent Patient」です。直訳すると「沈黙する患者」ですね。怖さが原動力となって、英語でも不思議なほどぐいぐい読み進められる作品です。 夫を殺害して以来、かたくなに口を閉ざし一言も話さないの画家アリシアと、彼女の口を開かせ、真実を聞き出

Amazon Audible(オーディブル)英語学習!おすすめ短編集10選(王道から激レアまで!)

Amazon Audible(オーディブル)は、キレイな発音で英語を流してくれるので、趣味と実益を兼ねた優れた英語学習教材になります。 じっくりと長編小説や実用書に取り組むのもひとつですが、短めのストーリー展開で完結する短編は、とっつきやすく、繰り返し学習もしやすいので勉強するのにもってこいです。 AudibleヘビーユーザーのLilyが、英語学習者向けに厳選した「英語の短編集」をご紹介します。王道のクラシック名作集から、掘り出し物感がいっぱいの激レアタイトルまで、いろんな

英語で読む「人を動かす」第4回:相手を自分の思考へ寄せる12の方法 (How to Win Friends and Influence People)

デイル・カーネギー著書「人を動かす」を英語で理解する企画。第4回は、自分の思考に人を導く12の方法をご紹介します。 1. The only way to get the best of an argument is to avoid it. 言い争いは回避することがベストだと悟りましょうWhenever we argue with someone, no matter if we win or lose the argument, we still lose. The o

英語で読む「人を動かす」第2回:うまく人と接する3つのテクニック(How to Win Friends and Influence People)

デイル・カーネギーの「人を動かす」の英語版のまとめ解説をしています。英語学習と書籍の内容を同時に学習しませんか。 第一回は、イントロダクションとして、ます「人を動かす」を読んで学べることをまとめました。 第2回目の今回は、Fundamental Techniques in Handling People 「人と接する際の基本的なテクニック3つ」です。 英語解説に出てくる単語は、文末に「学習単語」としてまとめて掲載しています。先に学習単語を一通りチェックしてから本文を読ま

英語で読む「人を動かす」第3回:人から好かれる6つの方法(How to Win Friends and Influence People)

誰もが人から好かれたいはず。人から嫌われたい人なんて多分いないですよね。 デイル・カーネギーが著書「人を動かす」の中で述べていた「人から好かれる方法」を6つにまとめたものをご紹介します。 友達付き合い、職場、学校、近所付き合い、親戚付き合い、そしてSNSの中でなどなど、あらゆる社会生活の場で役に立つヒントがいっぱいです。 1. Become genuinely interested in other people. 心から他人への興味を持つ"You can make

英語で読む「人を動かす」第1回:学べることまとめ(How to Win Friends and Influence People)

ビジネス書というよりも人生の指南書とも言えるデイル・カーネギーの「人を動かす」は、長きに渡る世界的ベストセラーで、読んだことがある人も多いのではないでしょうか。 内容が濃く、じっくりかみ砕いて理解し、実践していきたいと思わせる書籍です。そんな本著、著者のデイル・カーネギー氏が英語で述べる内容を英語でダイレクトに理解できるといいですね。論点を英語で学ぶことで、本書の内容と英語学習とを兼ねることができるので一石二鳥です。 英語のオリジナル版を何度かに分けてシリーズで解説しよう

洋書で英語学習:「ゴーン・ガール(Gone Girl)」は本も映画も怖くて面白いサイコスリラー

今回ご紹介するのは、ゾッとするサイコスリラーです。映画をご覧になった方がおられるかもしれませんが、ぜひ、洋書にも挑戦してほしいなと思う、読みだしたら止まらない小説「Gone Girl」です。 とある若い夫婦を巡るスリラー小説なのですが、絶対にネタバレしたくないと思う大どんでん返しものです。私は、映画を観る前に読んだのですが、もうハラハラドキドキ、こういう状況を英語ではnail-biting(爪を噛み続けてしまうような)というのですが、どういう展開になるのか気になって気になっ

NYが舞台のオススメ洋書「オギー・レンのクリスマス・ストーリー」ポール・オースター著

NYブルックリンを舞台にした、ちょっと切なくもほんのり心が温もるクリスマスのお話をご紹介します。短いけれどオリジナリティに溢れる大人のためのクリスマス・ストーリー。特にニューヨークの空気感が好きな人におすすめです。 「オギー・レンのクリスマス・ストーリー」ポール・オースター著 (Auggie Wren's Christmas Story by Paul Auster) これは少し変わった手法の本です。 ポール・オースター本人が、出版社からクリスマスを題材にした短編小説の

Audibleで英語学習:聖なる夜に聴きたいクリスマスの物語おすすめ11選

いよいよクリスマスシーズンです。どうせならクリスマス気分に浸りつつ英語学習をしたいと思います。 クリスマスにピッタリの作品をAudible大好きな私Lilyが厳選し、ジャンル別にご紹介します。 Audibleは月額1500円聴き放題の「聴く読書」です。 洋書もたくさんあるので、そもそも読書好きな私は、Audibleを英語学習、特にリスニング力の強化に利用しています。 もちろん日本語のタイトルもたくさんあるので、勉強素材に事欠きません。 Audible大好きな私ですが、

英語学習におすすめの洋書:The Help(ヘルプ~心が繋ぐストーリー)

 私は読書魔。大好きな場所は「本屋さん」です。  フィクションでもノンフィクションででも何でもジャンルを問わず読みます。でも、やはり英語力を維持し向上させたいという気持ちが強く、洋書優先です。海外の出版物で原書が英語のものであれば、原書で読むように心がけています。  そんな洋書好きの私が、書店の棚でたまたま手に取って「おもしろそう」と購入したのが今回ご紹介するキャサリン・ストケットさんのデビュー小説「The help」(2009年発表)です。まず、カバーデザインで思わずそ

「The Kite Runner(君のためなら千回でも)」おすすめの洋書

今回のご紹介する洋書は、アフガニスタン出身の作家Khaled Hosseini(カーレド・ホッセイニ )さんのデビュー作、2003年発表の小説「The Kite Runner(君のためなら千回でも)」です。 デビュー作ですが、なんと世界中で売り上げ800万部以上の大ベストセラー小説です。ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストには64週間連続でランクインという驚異的な記録を樹立したそうです。それほどに万人の心を打つ美しく切ないストーリーなのです。 2007年には同じタイ

安楽死をどう受け止めるか「Me Before You(世界一キライなあなたに)」~英語学習におすすめの洋書

人には「生きる権利」があります。 しかし、「死ぬ権利」はない。 「生きる義務」があるということでしょうか。 (ネタバレになりますので、ご注意) 今回ご紹介する「Me Before You」は、「世界一キライなあなたに」というタイトルで映画化されましたので、映画でご覧になった方もいるかと思います。すてきなキラキラの恋愛映画と思いきや、とても考えさせられるショッキングなエンディングが待っています。 本のタイトル(映画の原題も同じ)「Me Before You」は、単語として