Total War:Warhammerという沼沼沼

　最近は昔のことに思いを馳せる事がちょっと多かった気がしているの。なので、現在進行形の事柄をあつかおう、折角だから社会との関わりを持つ一環として、noteの提示するタグに乗っかってみようじゃねーの一石二鳥じゃん的な気分で投稿するの。

アタシは子供の頃からゲーム好きだったけど、所謂オンラインゲーム、MMOみたいな業界はエバクエ2をちょっとやったくらいで、ヴァナディールから帰ってこられない人々ほどに時間をつぎ込んだ事はない。
total war:warhammerは、そういう自分の過去と比較すると相当にプレイした方だ。現在1~3まで出ているが

１：857時間
２：5815時間
３：387時間

ほどプレイしている。3は2022発売で、楽しみにしているMODがでるまでガチでプレイするのを控えているので、時間も少なめなのだ。
1の時にsteamに書いたガイドは2年ほど連続でアワードをもらったのよ！お役に立てたみたいで嬉しいわ…

と、いうことで、とても推したいゲームなのだが、耳に痛い所から始めたいと思う。

まず、フルプライス。高い。7000円って事ですね。そして、DLCがズンドコベロンチョと出てくる。フルシーズンで1万と4~5千ってとこでしょうか。

日本人プレイヤーの数は正直多くなさそうな雰囲気のあるゲームである。

どうやら日本語化modはあるようだが、DLCや日々増え続けるMODの日本語化は大変そう。妙に中国勢が増えてきたが、活気があって羨ましい限り。恐らく古代中国がモチーフのキャセイという国がシリーズ3作目で追加になった為と思われる。そういったわけで、英語ができる方が楽しめる。

ちょっとPCのマシンパワーがいる。これは良い面を生かすために仕方がないのだが、多い時だと1万数千のユニットが同一画面上で殺し合う。めちゃくちゃ規模がデカイので仕方がない。グラボが悲鳴を上げる。ｳﾞｨｰｰｰｰｰﾝ！

正直大好き過ぎて、問題視している点も上記くらいのものだ。細かい点はあげればキリがないしﾈ。

こっからは褒めまくりたい。

世界観が最高。
あなたはロードオブザリングやD&D、MTGのようなハイファンタジーはお好きだろうか？で、あるならば、それだけでWarhammerの世界観はたまらないものがあるはずだ。ハイエルフ、ダークエルフ、ウッドエルフがいるぞ。ドワーフ？もちろん！
アタシは容赦のない世界観（簡単に人が死ぬ）が好きなので、MTGの世界はかなり好みだった。世代的にミラージュ～テンペストとかなのでね、ヴォルラスとかグレヴェン・イル＝ヴェクとかカッチョイイ！ってタイプだったの。Warhamerの世界は一騎当千、モブは鎧袖一触で筋線維と化す。最高。

敵も味方も設定が濃い。
生まれ、育ち、為した偉業、そういった事が三国志演義みたいに沢山あるぞ！アタシはゴブリンとオークが好きなのだけど、世間様じゃあそんな悪役に時間をかけてロア（物語）を付けようとはしないものじゃん？Warhammerは違う。例えばこちら。

Grom the Paunch

「再生能力をもつトロールの肉を生で食べて生き延びた結果、巨体と再生能力を持つようになった巨漢ゴブリン”ふとっちょグロム”」のファンダムwikiだ。ぱっと出のコンテンツのディレクターだったら「こんなもん要らねーだろ！」って言いそうなものだが、Warhammerは違う。
みてこの腹。腹ピアス。ドワーフの首、首、首。彼は全てのゴブリンにとって神のような存在であり、エルフとドワーフにとって恐怖と憎悪の対象として歴史に刻まれる、偉大なるゴブリンなのだ。痺れませんか？
ローンチトレーラーでの動くグロム様。かっこよすぎてスタッフの愛がヤバイ。We iz just waaaghmingup!!!!!!

人間種の弱さと強さが最高。
長命な上に、それぞれ魔法と鍛冶に長けるエルフとドワーフ。生まれつき異常な戦闘能力のリザードマン。死んでも死んでもアホ程増えて、そのくせ戦って死ぬために生きているオークとその奴隷たるゴブリン（肌が緑なのでグリーンスキンと呼ばれる）。政治に長けて搦手も使ってくるヴァンパイア、砂漠に蠢く王族のミイラ達。そして、闇の神とその信奉者が跋扈する北方の地の全裸中年男性ことヴァイキング。それらにくらべるとあまりに弱い人類の希望として踏みとどまる帝国、The Empire。ある時期では堕落した皇帝のせいで存続が危ぶまれる事がありつつも、それを乗り越えていく。
それを為すのが、人の意志、狂信的なまでの鉄の意志なのが熱い。帝国の創始者シグマールを神と讃え、絶対の信仰心をもって奇跡を起こすウォーリアープリーストの生きざま（死にざま）は見事である。

ゲーム内容に触れていなかったが、これもまた良いのだ。

ターン性での戦略シミュと、RTS的なフィールドでの合戦の２フェイズに分かれているので、延々とコマンドするだけ、延々と細かい指示を出したり、ずっと忙しくしているといった極端なプレイスタイルにはなり辛い。合戦で上がった熱を、戦略マップに戻ったらゆっくりと冷ます事ができるのは良い。

合戦がこれまた熱い。超熱い。
歩兵で戦列を作って敵を足止め、騎兵隊を回り込ませて背後から突撃！
川向こうに陣取って、橋を渡ってくる敵軍を投石器でミンチに！
があれば…

巨人や巨大モンスターで戦列を破壊、隙間からエリート兵が突破！
後列の投石器をワンちゃんや鳥バードをけしかけて兵隊皆殺しで無力化！
なんかも作戦として重要だ！

敵の兵隊が固まっている？
魔法で一網打尽！イチモ・ダジンだ！ｱｲｴｴｴ！

どんな敵とぶつかるか、今の財政でどんな軍が作れるか、どこで戦えば有利か、そんな事を考えた先で合戦上で大勝利を挙げる。酒が美味い。

リプレイ鑑賞が熱い。
この動画を見て欲しいの。

これは多少の編集（音声とか）あるけど、基本的にプレイ画面なの。実際のプレイ中は忙しくて、個々のユニットを眺める余裕ってあまりないんだけど、リプレイ保存して、後からカメラを好きに動かして眺めるのが溜まらん。特に騎兵が突撃する瞬間は何度か先走り汁が出た。動画で戦っているのは、現代で言えばおフランスとエゲレスの合いの子みたいな国、ブレトニアと、海外ニキ達が大好きなスーパーサイコマッドサイエンティスト野郎二足歩行ゲロネズミ種族のスケイヴン。ｲｴｽｲｴｽ！
個人的には、両手斧のバーサーカーが、敵の歩兵を切り刻んでいくのとか最高。

リプレイ性の高さ。
キャンペーンモードは、メインとなる大将を選ぶんだけど、まずは国から選ぶ。各国に複数の選択可能な大将がいる方式だ。同じ国でも、大将が違えば有効な戦略が変わる。合理性を追求してよし、ロールプレイに徹してよし、遊び方は沢山ある。

MODが沢山ある。
世界中にファンがいるので、MOD増加ペースが速い。原作ゲームやストーリーにはいるけどゲームには未登場のユニットを作っちゃったり、新しい国を作っちゃったり、ルールを変更したり…痒い所に手が届くMODが結構見つかる。自分好みの体験を追求できちゃうのだ！

いくらでも褒められる。長くなりすぎるのでこの辺にしとこうかなと思うけど。最後に二つ動画を貼りたい。

「帝国を偉大にしたのはこの３つである。鋼・信仰・炸薬(steel, faith, gun powder)だ」という、ある皇帝の言葉をよく表している動画。

そして、食べるの大好き♥なオーガ王国の野蛮人の皆様のドカ食いナイト♥

折角なので歌詞と和訳も置いちゃうわ♥

No voice in our ears but the Maw.
We relish the sound of it's call.
オレ達は耳じゃなく口で音を聴く
音すらも味わうのさ

We'll plunder and feast on any man, any beast Doesn't matter, we'll snack on them all.
人だろうが獣だろうがぶっ潰して食う。なんだって構やしねぇ

The stragglers we didn't consume Are chucked in our sacrifice stew.
いま食わなかったイキの良いヤツは、シチューに放り込んでおくのさ
They scream and they run but that's part of the fun! 'Cause the Ogres are coming to get ya!!!!!
獲物は叫び逃げ惑う…それが楽しみってもんだ！ほら、オーガ様がやってくるぞ！

Oh, Ogres, Ogres Chomping on meats Filling our guts with our struggling treats.
ああ、オーガ、オーガよ、もがき、かき集め、肉を齧り腹を満たす

Tearing, Chewing we kill for the Maw. The power and grub's what we're doing it for!
引き裂き、咀嚼する…食うために殺す。力と略奪の為に！
Crunching and biting we kill for the Maw The power and grub's what we're doing it for!!
噛みつき、噛み砕く…食うために殺す。力と獲物こそすべて！

みたいな感じ。
はやくCTTだしておくれよcataphｩ～

#全力で推したいゲーム