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3/2㈯3/3㈰「役の人物の衝動で動く!」演技ワークショップを開催し〼。

こんにちは!小林でびです。
3月2日に参加者公募の演技ワークショップを開催します。
(追記:参加希望者多数のため3/3も追加されました)

テーマは「役の人物の衝動」で動く!


昔から「役に寄せるか、自分に寄せるか」みたいな言葉がありますが、「役に寄せる」と芝居は説明的になり、「自分に寄せる」と芝居は脚本が意図するニュアンスから逸脱してゆくというジレンマがありますよねw。

なんとなく役の人物になり切れていない違和感を感じながら役の人物のように見えるような動作や表情を演じて、演出家のオッケーが出たら「オッケーなのか?」と思いながら家に帰る日々は気持ちが悪い・・・。
でも映画のスクリーンを見ると、説明的になるわけでもなくウソをつくわけでもなく、脚本上の人物にしか見えない状態で行動をして言葉を喋って、観客の心をつかみ、揺さぶってる俳優さん達がいるじゃないですか。

役の人物の衝動がスクリーンに焼き付けられている!
あそこに行きたいじゃないですか!

われわれは演じるのに「頭」を使い過ぎています。
だって日常生活では「頭」よりも、「感覚」や「衝動」に突き動かされながら、もっと動物的に日々を過ごしているじゃないですか。

脚本上の役の人物の「感覚」と「衝動」を掴んで、脚本の時間を生きてみましょう!

そんな4時間の演技ワークショップです!
「なぜ我々は頭で演じてしまうのか」の仕組みに関する座学を1時間。
そして残り3時間で「役の人物の感覚と衝動」を掴むエクササイズをしながら、脚本上の人物を思いっきり演じていただきます。
演じる喜びに満ちた試行錯誤をしましょう!

日時:3月2日(土)13時~17時(満席)。
   3月3日(日)13時~17時(満席)。
場所:東京都内某所。
参加資格:18歳以上の俳優さん(年齢上限なし)。
募集人数:10名前後。
応募方法:写真付きのプロフィールを添付したメールを
bananavspeach@gmail.com (小林宛て)まで送ってください。
3/2か3/3か、参加を希望する日程を書くのをお忘れなく。
このWSに参加を希望する理由なども書いていただけると嬉しいです。

【ハラスメント対策。コロナ感染対策】
WSを楽しく円滑に進めるためのハラスメント対策は以下になります。
 ① 性的な内容や、俳優同士の身体が接触するような芝居をさせません。
 ② 会場に女性スタッフを置いて、いつでも相談できるようにします。
 ③ 参加者の個人情報を主催側が私的に使用しないことを約束いたします。
そしてコ口ナなどの感染症対策として以下の3点を。
 ① 当日熱がある方、咳が出ている方は、参加を見送っていただきます。
 ② こまめに換気のための休憩時間を設けます。
 ③ 参加人数を少人数にします。
みなが安心して参加でき、楽しくそして意義ある学びの時間にしましょう。

今回のこの「役の人物の衝動で動く!」というWSテーマは、じつは「脚本読解」と対になっています。

まず徹底的に「頭」を使って脚本分析をして、脚本に書かれている人物のことを理解して、役の人物の職業やコミュニティに関してリサーチして、脚本家が何を意図してこの人物を書いているのかを理解する。
それが「脚本読解」の本質です。

そしていざ現場に入ったら、もう「頭」は使わない。今度は徹底的に「身体」と「感覚」を使う。
相手役や状況に集中して、役の人物が感じるであろう「感覚」を掴むこと。
そしてその「感覚」を掴んだことで生まれてしまう「衝動」を感じ、その「衝動」に突き動かされながら脚本に書かれたセリフを喋り、脚本に書かれた行動をする。


そうして生まれた台詞や行動は、脚本家の意図が俳優の身体を通して可視化される・・・つまり俳優と脚本家のコラボレーションです。
それこそがプロフェッショナルな演技でしょう。

その感覚がつかめるような4時間のワークショップになるといいなと思っています。
参加希望のメール、お待ちしてまーす🌟

小林でび <でびノート☆彡>

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