9／11(日)「視野の狭さをコントロールする新しい演技」WSを開催し〼。

こんにちは。
前回のnote【『ザ・ボーイズ シーズン３』『ベター・コール・ソウル』の、人物の「視野の狭さ」をコントロールする演技法（入門編）】がなかなか反響が大きく、「その演技法を教えて欲しい」という声も複数あがったので、
この「視野の狭さをコントロールする演技法」について研究＆チャレンジする4時間の演技ワークショップを、９／１1(日)に開催することに急遽いたしました！

「視野の狭さをコントロールする演技法」っていったい何なのか？については以下のnoteをご参照ください。↓

WS座学１時間 ＋ 演技３時間、計４時間の演技。

↑このnoteは＜入門編＞なので、この演技法によって何が演じられるのかについてのみ書かれていましたが、今回の開催する演技ワークショップの方ではそれを具体的にどう演じるのか？そうすると何が起きるのか？について最初の１時間の座学で学ぶ。そして残りの３時間で実際にその演技法にチャレンジしてもらって体験していただく、という内容にしようと思ってます。

まあまあまだ新しすぎる演技法なので、一緒にあれやこれや研究したり試行錯誤するような４時間にしましょう。

「視野の狭さをコントロールする演技法」ワークショップ
開催日時：２０２２年９月１１日（日）１３時～１７時。
場所：都内某所。
参加人数：１０名前後。
参加費：５０００円。
講師：小林でび
参加条件：ドラマ『ザ・ボーイズ シーズン３』『ベター・コール・ソウル』、もしくは映画『わたしは最悪。』のどれかをご覧になって、面白いと感じた俳優さん、もしくは表現者の方。

参加希望の方は以下のメアドまで、写真付きのプロフィールを添付したメールでご応募ください。 bananavspeach@gmail.com （小林でび宛て） （お問い合わせ、ご相談なども同じメアドまで）
デモリールある方はデモリールのリンクも教えてください！

広がってきつつある、この「視野」の演技法。

先日このnoteを書いたあとに、いまミニシアター系で話題のノルウェー映画『わたしは最悪。』を観に行ったんですが、まさに・・・この演技で演じられていましたねー。映画の最初から最後まで超ドキドキする最高にイキイキした芝居が見れました。

登場人物たちの一貫性のない言動と、生々しく揺れ動く心とコミュニケーションがとにかくリアル。ああ、恋愛の始まりの時の盛りあがりってこんな感じだよね！すべてが唐突で、衝動的で・・・これって「感情」を演じたり「キャラ」で演じたり「目的」を軸に演じたりしたら人物の言動に一貫性が出ちゃって、こんなにリアルにイキイキと演じることできないよね！という全く新しい考え方の演技法。そしてなによりも

演技が見えない。

ドキュメンタリー映像のように全てが成り行きで物事が起こっているようにしか見えない、ストーリーの先の読めなさ。なのに芝居のディテールの量がハンパなく多く、それがまたイキイキして魅力的なディテールなので夢中で見進めてしまう。
・・・『ベター・コール・ソウル』や『ザ・ボーイズ シーズン３』と同じですね。観ていて、えー？この先どうなるの？となるのは、人物の言動が「感情」「キャラ」「目的」などの一貫性によって説明的にコントロールされていない、人物造形のコントラストが上がっていない状態なので、現実の人間のように先が読めないからなんですね。

まあそんなことを座学で研究したり、実際に演じてみたりする４時間を一緒に過ごしましょう。

パワハラ・セクハラ対策。コロナ感染対策。

ワークショップを楽しく円滑に進めるためのセクハラ・パワハラ対策は以下になります。
① 性的な内容を含む脚本を使用しません。
② 俳優同士の身体が接触するような芝居をさせません。
③ 会場に女性スタッフを置いて、いつでも相談できるようにします。
④ 参加俳優のマネージャーさんが希望する場合、見学を可能とします。
⑤ 参加者の個人情報を、主催側が私的に使用しないことを約束いたします。

そしてコロナ感染対策として以下の３点を、あらためて徹底いたします。
① 座学はマスク着用。演技時はマウスシールド着用。
② こまめに換気のための休憩時間を設けます。
③ 参加者全員が当日朝に検温、咳などの症状がある人は参加を中止。
④ 参加人数を１０名前後の少人数にします。

みなが安心して参加でき、楽しくそして意義ある学びの時間にしましょう。

それでは、9／11(日)「視野の狭さをコントロールする新しい演技」WS、応募のメールお待ちしてます。
演技の喜びにあふれた、エキサイティングな４時間にしましょう！

小林でび ＜でびノート☆彡＞