照葉
北九州の最低気温は10℃位の日が続いている。街路樹のイチョウやカエデもすっかり黄や赤に色づいた。歩道にはかなりの量が積み重なって落ちている。
気温が低くなったから虫たちの活動も不活発になっただろうと思いきや、庭に植えたブロッコリーや白菜の苗に、ダンゴムシやカイガラムシが夜になるとわんさかたかり始め、新葉を貪り食っている。しかし朝になると何処へともなく消え去り、残るのは穴だらけの葉となる。園芸用品店で植物性100%の病虫害予防剤を買ってカミさんと二人がかりで防除作業をした。こんな時期にそういうことをやらなければならないとは意外だった。
小さな庭ですら面倒な作業なのに、自然農法の農家の方はさぞかし大変なご苦労をされていることだろう。
晴れた朝、近くの公園に出かけた。ここは洞海湾に面しているので若干気温が低い。色づいた木の葉が冷たい風に舞い、鳥たちが木の実を食べながら飛び回る。
朝の大気が気持ちいい。
一段と秋は深まった。
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