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白龍の海


 普段は穏やかな響灘の波も、嵐ともなれば地響きのような唸り声をあげ、もんどりうちながら岩礁に何度も何度も襲いかかる。
まるで海の底から這い上がってきた荒れ狂う白龍を見るような思いがする。

龍神にまつわる伝説や信仰は日本各地に存在し、龍神を祀る神社も数多い。
荒れ狂う白波を見て、それを龍神の化身だとするような伝説にはお目にかかったことはないので、これはあくまで個人的な妄想の域を出ない話だ。

しかし中には「日本人は龍族宇宙人の末裔」だとする伝説もある。
この説が興味深い。

約2万5000年~3万年ほど前、シリウス星人が宇宙船に乗って、日本の青森県に降り立った。この宇宙人は龍族人種であり、愛と調和と平和を愛する種族だった。
彼らは当時日本列島に生存していた縄文人の遺伝子操作をしてハイブリッドを誕生させた。このDNAを受け継ぎながら今日まで生き続けているのが日本人である、というものだ。
ハイブリッドである痕跡があるのかは不明だが、縄文人が平和を愛する人々だったという説には確かな根拠がありそうだ。

約1万年に及ぶ縄文時代の人骨を全国242カ所から2582点収集し、暴力による死亡率を数量的に算出した。傷を受けた痕跡があるものは23点で、暴力による死亡率は約1.8%となった。他国や他時代の暴力死亡率と比べると、5分の1以下と極めて低いことが判明した。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1603/31/news089.html


東アジアでは日本人だけがYAP遺伝子を持っているというのもなるほどと思える。
ロズウェル事件で回収されたエイリアンの遺伝子もYAPだったという。

1947年7月8日、米国ニューメキシコ州ロズウエルの砂漠に墜落したUFOから回収されたエイリアンは人間、我々地球人と同じ「霊長類ヒト科ホモサピエンス」だった。
エイリアンは全員死亡しており、遺体は3体。身長は約1.5メートルで、アメリカ人に比べれば小柄だが、正真正銘ヒトだったという。
この時もっとも損傷のひどい1体を検死し、エイリアンは「モンゴロイド」という結論が出た。3人とも血液型がO型だったのも、モンゴロイドの特徴だ。ちなみに、モンゴロイドであるネイティヴアメリカンの血液型は殆どO型だ。
また彼らの外見は非常に若く、3人とも18~20歳くらいだと診断されたが、後の観察学の進歩により、1人が推定30代半ば、2人は20~24歳と考えられるようになった。
しかし最近、保存されていたエイリアンの凍結細胞を分析した結果、寿命を司る遺伝子が特殊で、地球人の10倍、つまり1000歳まで生きることが判明。
遺伝子鑑定の結果も、モンゴロイドであることが裏付けられた。
特に注目されたのは、YAP因子と呼ばれる遺伝子だった。
YAPは性染色体のY染色体にある約300の塩基からなる遺伝子で、民族の特徴が顕著に現れ、東アジアでは日本人にしか見られない。

https://mugenno369.hatenablog.com/entry/2019/10/27/233943

回収されたエイリアンが龍の顔を持っていたかどうかは不明だが、日本人のルーツは遥か遠くの宇宙からやってきた人だったという説は、とても興味深く、深遠である。

真偽はさておき、この荒れ狂う白波の海を目の前にするとその激しさに心奪われるのだが、何故か興奮とは真逆の心穏やかな気持ちにさせられる。
もしかしたらDNAの中に封印された遠い祖先の微かな幻影を呼び覚まし、彼らの愛と調和と平和を愛する資質との共鳴が引き起こされるからなのかとも思う。























福岡県遠賀郡芦屋町
夏井が浜
(2021年9月撮影)





Areni Agbabian
Mother


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