カレンダー成形と押出成形の違い

今回はシートやフィルムを成形する方法の中で、よく用いられる成形方法の一つである【 カレンダー成形 】について少しご説明いたします。

カレンダー成形とは?
カレンダー成形は、ゴムの延伸加工の成形からプラスチックに応用されたといわれていますが、カレンダーロールと言われる熱ロールの間に溶融した樹脂を挟み、ロールの間から下に出てきた樹脂を熱延伸ロールで延伸しながらシートやフィルムを成形する工法です。

我々の事業部が取り扱っているTダイによる押出成形と似たようなシート・フィルムを成形することが可能ですが、用途や要求品質によって、使われる製造工法が変わります。
おおざっぱに言うと、カレンダーとTダイ押出では以下のような違いがあります。

もちろん、各シート・フィルムメーカーの製造ノウハウなどにより、一概に上記の通りと言い切れない部分がありますが、そこは各メーカーのノウハウでもありますので、ご興味のある方は弊社ホームページへお問合せください。

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