Clubsが新しくなります!
先日のETH TOKYOの記事にて、Clubsは”Go Real”という、実世界でのユーザー体験を向上させるビジョンを掲げました。その後にリリースしたPassport機能は、クリエイターとファンの間の繋がりを密接にして、コミュニティを成長させる機会を増加させてくれる、クリエイターエコノミーのためのツールです。
Passportは今後もアップデートを続け、Clubsはますます”Go Real”を実社会で実現していく一助になることが期待されます。引き続きクリエイターエコノミーのための応援ツールとしての役割を担っていくClubsですが、今回は新たな展開としてIP(*)に関する今後の展開について触れていきたいと思います!
*IP : Intellectual Propertyの略で、「知的財産」の意味。
IPとは
IP(知的財産)とは、「デザインや映像、楽曲など、個人や企業が自らの力で新しく作り出したもののこと」です。IPを生み出すクリエイターは、あらゆる種類の財産(ほとんどの場合デジタル)の構想に関与し、その財産に対する所有権、つまり権利を主張できます。
IPを生み出すクリエイターは、漫画家やミュージシャンといったクリエイターだけではありません。アニメの制作会社やアイドルグループ事務所といった団体あるいは企業も含まれます。
クリエイターが抱える課題
Clubsチームはこの数週間、この市場の課題を認識するために、多くのクリエイターにヒアリングを行ってきました。そしてわかったのは、クリエイターが
1)ファンベースの増加
2)エンゲージメントの増加
3)コンテンツの作成
という3つの目標の達成を目指す中で、彼らのうち61%が燃え尽き症候群を経験し、ビジネスの成長や管理業務にほとんどの時間を費やすため、コンテンツ制作が滞ってしまっているという点でした。
また、自分の仕事に対して正当な報酬を得られていると感じているのはわずか77%で、62.3%は、コンテンツ制作と収益化戦略の整合性の難しさに直面していました。
新しいClubsをソリューションに!
そういったクリエイターの課題に対して、Clubsは以下のようなソリューションを提供できる可能性が大いにあります:
<包括的なオンボーディング>
公認IPを全面的にサポートし、プラットフォームへのスムーズな移行を実現します。
<ファン主導の成長機会>
ファンが現在の気分を表現しながら、使用するアイテムを決定します。
<共有可能なIPクリエーション>
デザイン、特許、創作物の共有にかかわらず、プラットフォームはトレーサビリティを可能にします。
<無料/有料アイテム>
管理者が好きなようにIP資産を管理し、誰が何をいくらで手に入れるかを決めることができます。
クリエイターがClubs上で、ファンと盛り上がりながらコミュニティ運営できる仕組みを現在Clubsチームで開発中で、今年の秋には新しいClubsがリリースされる予定です。
もちろん、これまでClubsをご利用いただいている方々に向けたアップデートも準備しています。
今後ともClubsのアップデートにご期待ください!