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実生活でのトークン利用を可能にするプロジェクト:ETH TOKYO '24

(カバー画像:aggre (CTO), ETH Tokyo'24にて,  Ethereum_JPより引用)

先週末のETH Tokyo 2024では、世界中のイーサリアム開発者と新しいクリエイターエコシステム「Clubs」について議論しました。講演に参加できなかった方のために、主要な情報をここで共有します。ライブセッションでは、日本のアニメスタイルの文化が世界的に人気であることや、今後のコンテンツのプレビューについても言及しました(この件の詳細については近いうちに公開予定です!)。

Dev Protocolによる最新のエコシステムアップデートと、Clubsの可能性をご覧ください!



aggreのセッションテーマは"Go Real"

世界人口の97%がブロックチェーンを利用していない現状、広大な市場へのブロックチェーンの浸透は挑戦のしがいがあります。DEVチームは当初からこの97%を現実にすることに専念しており、Clubsは現在その変革を推進し始めています。



ClubsとDev Protocolの歴史

これまでの歩みを振り返ると、DEVチームはブロックチェーン、DeFi、DAO、ノーコード技術などの進化に対応し、サービスを進化させ続けてきました。昨年のClubsのローンチ以来、私たちの技術は日本の公共インフラに統合されるなど、大きな進歩を遂げ、実社会への参入を果たしました。


ClubsとDev Protocolの概要

私たちのエコシステムには2つの重要な要素があります:

(1) Dev Protocolはクリエイターのための収益化エンジンであり、トークン化とDEVトークンによるステーキングを通じて収益化を可能にします。

(2) Dev Protocolをベースに構築されたClubsは、現実世界のクリエイターの収益向上を支援する製品として強化されています。クリエイターが既存のプラットフォームに依存することなく、ファンに直接作品を販売し、忠実なファンベースを構築するためのユニークな機能を提供します。このアプローチは、ブロックチェーンにまだ関わっていない97%の人々に対応するもので、私たちがコミュニティから学んだことを反映しています。

Clubsは、Web3に馴染みのない人々がさらに参加しても、エコシステムが成長するように設計されています。メンバーシップを購入すると、その一部が自動的にDEVステーキングに変換され、その比率はクリエイターによって決定します。



Clubsの機能を導入するワークフローは、―その基本的なコンセプトはDev Protocolと共通していますが―UXが大幅に改善されています。アニメや映画、ゲーム制作など、チーム単位でプロジェクトを進めるクリエイターがシームレスに活用できるように設計されています。

日本を代表するゲームクリエイターによるClubsのデモを披露しました(ここだけの話です。まだこの情報は公開されていません)。また、「マネタイズ」、「スプリット」、「コラボレーション」など、クリエイターエコノミーを発展させるClubsのエキサイティングな機能を紹介しました。



さらに、Clubsには強力なプラグインマーケットプレイスがあり、開発者が好みのUIフレームワークを使用できるように、Clubsの機能のオープン性を示しています。(開発者ドキュメント)


そして最後に、Clubsが提供するのは単に安い利用料だけではありません。Clubsには日本のアニメ、ゲーム、マンガのトップクリエイターが集まり、クリエイターエコノミーの成長に熱心な人々の強力なネットワークを構築しています。

Clubsは、クリエイターが自分の作品をビジネスとして成立させる方法を再定義すると同時に、現実のアプリケーションに焦点を当てることで、コラボレーターやファンとの新しくて楽しいつながりを提供しています。これが、私たちが世界のクリエイターエコノミーを変革する方法です。

この成長し続けるネットワークに参加し、エキサイティングなアップデートにご期待ください!


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