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所詮努力なんて環境と才能と運の前では

少し昔話をさせてください。

小学校に入ると、1年の時にほぼ確実にアサガオ育てますよね?
単に育てるだけでなく、絵日記とかの資料にする場合もあるみたいですが。

御多分に洩れず、自分が通っていた小学校でもアサガオを育てようというイベントはありました。
先生が用意したアサガオの種は袋に複数個入った物が沢山あり、この中から選ぶ…のですが、意外に種は大きさがまちまちで、人気のある種とない種で揉めそうになったので、急遽ジャンケンで決まる事になりました。今考えると、本当に子供の世界はジャンケンだらけですよね。

はっきり言って自分はジャンケン弱いです。なぜかは分かりませんが。
当時も全然勝てずに後ろの方になった記憶があります。それでも、余った種からマシな方のやつを選んで植えました。

基本的な事として、朝の陽の光を浴びやすい所に置き、水を適度にやり、風通しをよくして、出来る事はやりました。

結局、夏休み中にアサガオが咲く事はありませんでした。

それどころか、当時いじめを受けていた子に持ってきたアサガオの鉢を蹴られ、無惨にもアサガオは散っていきました。

今思うと、自分の持つ学習性無力感はこの辺から始まったのかもしれません。

そういえば、この間こんな事を言ってる人がいましたね。

何いってだこいつ大賞No.1

絵は数時間で描ける、一ヶ月で上手くなる。
いやいやそれはさ、君がそう思ってるだけだと思うよ?
一ヶ月?失礼だな、こっちは10年選手な癖に何一つ描けてないんだよ。
きっと彼は絵を好きになるだけの『何か』に恵まれたんでしょう。或いはそれを凌ぐだけの暇があったか。

所詮努力なんて環境と才能と運の前では無力ですよ。0に何かけても0です。習ったでしょ?
え?足し算すればいいって?
…訂正する、nullだ。nullには足し算も掛け算もできない。

しかし、持つ者達は「じゃあどうすれば」の段階で簡単に「努力すればいい」という。
何の具体性もない文章。5W1Hの入ってない、素うどん以下の内容。

俺は足掻き、そして訴え続ける。凡人の努力なんか意味がないんだって。
反AIが古傷を抉り、医者が匙を投げ、カウンセラーから見放された俺を止める奴はもういない。

大事なのは周りから労わられる『環境』と、選ばれし『才能』、そして実力にカウントされる『運』。

アサガオから学んだ事だけは無駄にしないし、したくない。

この先、AIのスッタモンダがおさまるのが先か。
それとも、絵の呪いから解放されて才能の芽が出るのが先か。
それは分からないけど…

nullはnullなりに訴えていくつもりだ。

こんな中身のない奴の訴えを支持してくれる人が万に一ついたら、いいねをお願いします。

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