見出し画像

世界史が苦手なあなたへ

 留学一週間前を切りました。ただ、来週にはもう外国にいるという感覚が一切ない今の私ですのでのほほんと普通に今も過ごしてます。(大丈夫か)

 さあ、テーマについてお話しますか。今回は、世界史についてのお話です。テーマの写真は、いいのが思い浮かばなかったので、高校で使ってた世界史の教科書にでもしておきます。世界史は、きっと理系の方でも教養科目として一度は触れたのではないでしょうか。そこで皆さん、

 世界史、好きでしたか? 世界史、得意でしたか?

 ちなみに私は大っ嫌いでした(笑) 実際に受験で使っていた科目は「日本史」でした。まずカタカナが多すぎる。なんだこの暗号は。実際全然言葉を暗記できなくて、テストでもいい点数を取った記憶がありません。そして、何がどの民族なの?ラテンアメリカ人?インド・ヨーロッパ語族?これが一番当時の私を困惑させる要因でした。そりゃそうですよね。日本は島国だから、島の中にいる私たちは当然日本人。そう判断できます。でもヨーロッパとかは違う。何度も何度も混血が繰り返され、複数の民族が合わさって新たな民族が生まれ…とその繰り返しなのです。だから余計に訳がわからなくなるんです。滅亡しては新しい国が出来て、またそれは分裂したりと。

 だから私は世界史が嫌いで苦手だったんです。外国語学部なのに。この本に出会うまでは…

 っていう長い前振りをやって一度本の紹介をしてみたかったのでやってみました。そうです、初めての本の紹介です。(笑)

いやー、これ読んで本当に世界史が理解できるようになりまして、思わず高校時代に使っていた世界史の資料集をじっくり見返してしまいました。


 「世界は国境だけで理解できない」ことを深く理解し、それが世界史の理解につながり、世界史を面白いと思えるようになれた素敵な本です。日本人は、日本の国境の中に住んでいるから私たちは日本人だと言うでしょうが、世界の国々には、どの国にも属せない民族がいること、またそれが紛争と大きく関わっており(シリア・パレスチナ問題など)、民族から見る視点って非常に大切だと感じました。国際情勢を見る目を変えてくれたこの本には感謝です。


 ちょっと世界史には苦手意識がある、でも世界を知りたい。

そんな人へのニーズに応えられる本でしょう。Thank you for reading.

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?