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様々なクライアントたち


本日は、クライアントについてです。今回は、そこから読み取る2種類の人間の型ごとの付き合い方もお伝えします。
探偵で、特に僕は浮気調査だけでなく企業に関わるトラブルや人間関係のトラブルなど、幅広い分野を受け付けているので、相談に来て頂くクライアントの層も幅広いです。
彼氏の浮気に悩んでいる20代女性もいれば、不良社員の解雇を悩む50代経営者もいます。
そんな様々な人物像のクライアントたちですが、探偵の観点で言うと、彼らは大きく2つの種類に分かれます。

それは、「トラブルを引き起こしている」方と「トラブルに巻き込まれた」方です。
浮気1つとっても、浮気を「させた」のか浮気を「された」のかで全く浮気の意味が変わってきます。
他にも
従業員に横領「させた」のか横領「された」のか
友人「を離れさせた」のか友人「が離れていった」のか

全体を見れば結局は自分次第なのですが、局所的に見ると前者は自分に原因があり、後者は相手によるところが大きい。
どちらなのかは、トラブルや悩みについて話をすればよくわかります。

トラブルを引き起こす方

常に他責の話し方や、自分のペースしか見ない方の多くはトラブルを引き起こす方です。
こういった方々は、僕に持ち込んだトラブルが解決しても、トラブルの原因が自分にある為、似たようなトラブルがすぐに舞い込んでくるでしょう。
こういった方には、極力近づかないほうが無難です。しかし、ビジネスの観点でいくとこういう傾向の方は魅力的に見えるのも事実。だから善悪関係なしにお金も人も集まるのです。そしてまたそれがトラブルの引き金になる。
付き合い方としては、「一定の距離を保ち続ける」ことに尽きます。
もし自分がこの傾向にあるなら、一度「他者の話を傾聴する」ことから始めてみると良いでしょう。この傾向の方で、人の話を傾聴できる人は見たことありません。

トラブルに巻き込まれた方

逆に後者の「トラブルに巻き込まれた」方は、たまたまならいいのですがよく巻き込まれる方は要注意。他社を「許し過ぎる」「自己犠牲」「自己愛が弱い」可能性があるからです。
人が良いで終わればいいですが、他人に食われ続けるのは良くありません。
自分にこの傾向があるなら、まずは他人を拒絶してみるのがいいかもしれません。断ることができない人が多いので、様々なことを断り、自分の時間を作ることが第一歩です。
こういった方との付き合い方としては、「とことん話を聞いてあげる」ことです。そこから本心が掴めるようになります。

僕自身、この2つの種類のクライアントさんたちには、上記の付き合い方をしています。
トラブルを引き起こすタイプの人であれば、一定の距離を保ち続け、問題の根本を提示しながらも最終的には相手のタイミングで野に放つイメージ。
トラブルに巻き込まれるタイプの人であれば、とにかく話を聞いて、本心でどうしたいのかを吸い上げる。そして、何がその人の幸せに繋がるのかを言語化する。
12年間色々なクライアントたちと接してきて、こういった接し方が一番クライアントに満足いただけるからです。
結局は探偵とクライアントという関係でも、人間同士というのが面白いですね!


ありがとうございます!!これからも精進して参ります(^^)/