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読心術は危険!

「読心術」とは、文字通り人の心を読むことです。
人の心を読むことができれば、恋愛や仕事などを有利に進めることができます。
僕自身も、ある種の読心術と言いますか、お客様の本当に求めていることを読み取り、先回りして提案するということを意識しています。
僕の場合は経験からお客様をパターン分けし、この雰囲気でこの年齢でこの環境ならばこのパターン、というのを始めに出してから話を聞きます。
毎回、心が読めるのですか!とびっくりされますが、統計から照合しているだけです。
しかし、これもある種の読心術と言えるでしょう。

このレベルならばお互いに傷つくことは少ないですし、すぐに答え合わせができるのでよいですが、読心術は使い方によっては双方にとって良くない結果をもたらします。

それが、「心を読んだ気になる」ということです。
上記のように、すぐに答え合わせができるなら問題ありませんが
勝手に心を読み、勝手に想像し、勝手に傷つく。
このパターンは危険です。
答え合わせもせず、どんどん自分の世界で相手の像を肥大化させる。
こうなってしまうと、現実の相手の思考など無視して、「あの人はこう」という結論を持ち続けてしまう。
結果として、相手からは不審がられネガティブなイメージを逆に持たれてしまいますし
自分は相手の言動をいちいちその像の思考に当てはめて、どんどん傷ついていく。
溝が深まっていく。。。

この現象は、恋愛でも会社などの組織でも常に起こっていると思います。
勝手にお互いに心を読み合い、解釈し、嫌いあう。

読心術をポジティブなほうに使えるのなら幸せですが、やはり自分の中に相手の像を勝手に創ってしまうのは良いことではないように感じます。

この読心術。使い方を間違えれば、人間関係に歪が出てしまいます。
自分の中に相手の像を創ってしまっている方は、気を付けましょう!


ありがとうございます!!これからも精進して参ります(^^)/