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キャリアの柱


先日、知人から大学生の息子のキャリアの相談を受けてほしいと連絡ありました。
ということで、僕が学生のときにしていた「キャリアの前進」になる行動をお伝えしました。
ウケがよかったので、本日はそれについてお伝えします。

キーワードは「3つの柱」です。
学生時代、自分のキャラクターというか、後藤と言ったらこれだよね。
というものを作っていました。
1つ1つは平凡でも、かけ合わせれば人材として希少性があがると思っていたからです。

僕が選んだ3つの柱は
1つ目はもちろん「探偵」
これは平凡ではないかもですが、日本で唯一ではないですよね。
僕は学生のころから探偵をやっていましたので、自分のキャラクターから探偵は切り離すことはしませんでした。
探偵になった理由は、「かっこいいと思ったから」です。
最初の理由はたしかこういったただの憧れのみでした(笑)

そして2つ目は
「マジシャン」です。
高校生の頃、マジックを生で見て、僕もやりたい!となり、
マジシャンが憧れの対象に。
大阪のマジシャンに教えてもらい、練習の毎日でした。
これも僕の1つのキャラクターとしていけるなと思っていました。
マジックを勉強した理由は、「あっち側を知りたい」と思ったからです。
観客側ではなく、演じる側はどんな気持ちなんだろう、どんな苦労があるんだろうと気になったのを覚えています。

3つ目は
「コロンビア好き」
文章で書くと意味わからないかもですが、とにかく中学生の頃からコロンビアの音楽が好きで、ずっと聴いていたのもありますし、
音楽から派生してコロンビア、敷いては中南米諸国に興味を持つようになりました。
コロンビアや中南米に詳しいというキャラクターは、わりと珍しがられましたね。
コロンビアの音楽を最初に好きになった理由は、「なんとなくかっこいいから」です。
理由なんて本当にこんなものですね(笑)

この3つを掛け合わせるとどうなるか。
「中南米好きのマジックができる探偵」
これは、日本でも十人いるかいないかになっていると思います。
もちろん、学生なのでこの肩書でバリバリ稼いでいたわけではないですが
学生コミュニティからしたら、めちゃめちゃ珍しい人材になるわけです
そうなると何がいいのか?

そう、先生方から「聞かれる」立場になるのです。
なんか変わってるから話聞いてみたいという先生もいましたし、純粋に探偵の世界について教えてといった先生もいました。
これはもう、「自分を売る」という点においては合格点かなと思います。
そうなるとさらに良い出来事が起きます。
「中南米の留学生でマジックに興味ある人がいたから繋ぐよ!」
「居酒屋を経営している叔母さんの店でマジックやってくれない?あと、その後叔母さんの知り合いが浮気されているらしいからそのまま話聞いてきてほしい」
などなど、周囲から見て完全に後藤が当てはまるじゃん!という状況の人を紹介してくれるようになるのです。
こんな状況ならこの人!というものが3つあれば、真っ先に顔が浮かぶようになります。

人それぞれ憧れているものや好きなモノがあると思います。
それらを3つかけ合わせれば、希少価値が高まり、周囲の見方が変わる。
僕の場合は探偵とかマジックとか微妙に単体で希少ですが、
例えば美容×車×映画
とかでも式は成り立ちますよね。あとはそれをどう発信していくかだけです。
細かくしてもいいですよね。
化粧水マニア×ハイエースいじれる×フランス映画に詳しい
とかだと面白そうです。

こんな感じであれば、学生のころでも可能です。
学生なのでお金を稼ぐことにフォーカスしなくてもいいですし、「キャリアの前進」の3つの柱にはなります。
社会人になる時に、この「3つの柱(キャリアの前進)」を時間をかけてレベルアップして
「お金を生む3つの柱」
にすることを目指していけばいいのです。

社会に出てしまうと、どうしても「全ての柱で稼げなければ意味がない」と思いがちですが、この発想さえ持っていれば最初は稼げなくても、あとはその人の行動次第。
前向きな行動を継続すれば、マネタイズするチャンスは転がっているものです。

ちなみに今の僕の収益の柱は
「探偵」
「執筆」
「講演」
で、キャラクターの柱は
「探偵」
「中南米でビジネス」
「危機管理コンサルタント」
です。
今後5年でこのキャラクターと収益の柱を
「探偵」
「中南米向けエンターテイナー」
「ジャーナリスト」
にしたいと思っています。

まずは趣味や好きなことをキャリアの前進として3つ選び、
そしてその後にその柱を収益の柱に昇華していく。
これはおすすめの発想法なので、是非お試しください(^^)

ありがとうございます!!これからも精進して参ります(^^)/