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好きのすれ違い

今回は、離婚の原因の1つである「好きのすれ違い」について考えてみます。

浮気調査の依頼者さん(●旦那さん)は、よく「妻のことは昔は本当に好きだったのに、今では気持ちが。。。」と話されます。
そして、依頼者さん(〇奥さん)のほうは「旦那は昔は好き好きと言ってくれてたのに、最近は全くそういう態度はないです」と話されることが多いです。

又、恋愛の相談では、相談者さん(●彼氏さん)は「実は最初の2年ぐらいは好きだったんですけど、なんとなく冷めてしまって。。。」と言うことが多いのに対し
相談者さん(〇彼女さん)は「最初は好きでもなかったけど、だんだん良いかなって思い始めました」と言うことが多いです。

つまり、総合すると
男性は一気に女性のことを好きになり「自分の女性」にしたいという欲があるのに対し
女性は最初は興味がなくても段々と感情が芽生え「自分の男性」という意識が出てくる
のではないでしょうか。
好き度合が右肩下がりな男性と
好き度合が右肩上がりな女性
そこにすれ違いが生まれる気がします。

浮気の傾向から見ても、
男性は妻との関係はそれなりにしながらも新しい女性を作ることが多いのに対して
女性は新しい男性ができたら夫とは疎遠にしようとします。
よく、巷では
男性の恋愛は「名前を付けて保存」ですが
女性の恋愛は「上書き保存」と言いますよね。
まさにそれです。

すれ違いポイントはわかったとして、では何故、うまくいっている夫婦が存在するのか?
それは、
男女問わず右肩下がりの方は、途中で「絆」が生まれ、
好きが絆に変わって、気持ちに補完しているのではないかと思っています。
その「絆」が出てくる関係性は素晴らしいと思います。
一緒にいる理由が「好き」という感情でなくとも、絆があれば人間は共存していけるはずです。
その感覚にもう少しフォーカスすることができれば、些細なトラブルも減っていくことでしょう。
共に暮らしていくという動機が「好き」でなければならないという幻想を壊し、「絆」も同列でいいと思います。
「絆」は「情」というネガティブイメージの括りではなく、「愛」に内在されるのです。


ありがとうございます!!これからも精進して参ります(^^)/