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人はみんな話したい


先日、18:00頃に直前でアポイントが抜けて時間ができました。
会食だった予定が抜けたので、誰かを誘って出かけるか、もしくは他の仕事をするか迷っていたところ、ふと思ったことがあります。
当日の夜に友人を遊びに誘う文句ってなにがあるだろう。
僕の場合だと、なんと
「今から飲みに行かない?」
もしくは
「今から銭湯に行かない?」
の2つのパターンしかなかったのです。

そしてその日は会食が抜けたので、わざわざアルコールをいれたくないという気分。
となれば、
銭湯に誘うしか誘い文句がない!
自分はこれほど当日夜の遊びのバリエーションが少ないのか!とショックを受けたのです。
もちろん、事前に日曜にキャンプへ行こうとかゴルフへ行こうとかは色々あると思いますが、当日の夜となると一気に狭まる!

そのことに今まで気づかずにこれた。
それは、「飲みに行く」という誘い文句が僕の中で強すぎて、こればかり使っていたのです。
お酒を飲みたくない気分というのがこれまでなかった。
しかし、さすがに繁忙期で会食も毎日となると飲みたくない日も出てきた。
そんなタイミングが最近多かったのです。

誘い文句の少なさにショックを受けたその時、アクティビティ以外の「遊ぶ」とはなんだろうと考えました。
銭湯は、湯船でゆっくりと身体を休めるため?
飲みに行くのは、お酒を楽しみに行くこと?
いや、それは目的ではない。
それらは、手段だったのです。目的は、誘った相手と「話すこと」。
○○くんと話したいから、その手段としての「飲みに行かないか」だったり「銭湯に行かないか」だった。

となると、「話すこと」の手段で僕にとって一番いいのは、BARのような落ち着いた空間へ行くこと。
だけれど、BARやレストランはどうしてもセットでお酒がついてくる。
そうなると、お酒を飲みたくない日は選択肢から外れてしまうし、その後車に乗りたいという状況でも選択肢から外れてしまう。
BARは気軽にはいけない。。。
この状況を打破することを考えてたどり着くのは、「ノンアルコールバー」です。
ノンアルコールバーであれば、空間の提供はできるし、アルコールについて回るハードルも無い。
多くの人の「遊ぶ」という本質が人と話すことなら、このノンアルコールバーはものすごくニーズに応えられる空間だと思うのです。

今の時代、自己発信するツールがたくさんあります。
それにより承認欲求は満たされる。しかし、なにか物足りなさを感じる。
その物足りなさは、やっぱり「そこに会話のキャッチボールがないから」だと思います。

離婚の原因だって、「会話がない」ことが上位であることが多いです。
会話のキャッチボールは、ゼロからプラスにすることもできるし、ストレス解消などマイナスをゼロにすることもできる。
「人はみんな誰かと話したい」「遊びの本質は会話」なのだろうと、そんな仮説を結論として納得した夜でした(笑)

ありがとうございます!!これからも精進して参ります(^^)/