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最初の相談で大切にしていること

お客様から最初の相談があった時は、基本的には直接お会いすることにしています。
何故なら直接お客様を見ることで言葉以外の情報が伝わってきますし、逆にこちらの熱意もお伝えすることができます。
そして、お会いして最初にすることは、相手の警戒と緊張をほぐすこと。
これは相手によってこちらの雰囲気を変えることから始まります。
頼りがいを出すのか、親近感を出すのか、安心感をだすのか、などお客様によって分けることが大切です。
これにより、相手は警戒がほぐれて自然と相談内容を話してくれるようになります。

しかし、どの雰囲気を出しても一番大切なことが1つあります。
それは「お客様の気の済むまで話を聞く」ことです。

これができない探偵の人は意外と多いです。
探偵を何年もやっていると、お客様のお話を3分も聞けば解決方法を数個提示できてしまいます。
なのでお客様の話を遮って自慢げに解決方法の提示に入り、料金の説明まで一気に走っていってしまう方が多いのです。
しかし、それでは「結果的に」上手くいきません。

何故なら、例えば「浮気」の問題は証拠を撮ることで解決できますが
その人の抱える本質的な悩みは、お客様が能動的に話をしてくれなければ見えてきません。
探偵の仕事が浮気の証拠を撮ることのみで良いのならそれでもいいですが、実際の仕事はお客様の悩みの根本を解決に導くことです。
その手段が浮気の証拠撮りです。そこで止まるのは本質的ではないのです。

お客様の話をとにかく傾聴することができれば、悩みの根本が見えてくる。
悩みの根本をテーマに会話をすれば、そこには信頼関係ができ、タッグを組んで解決に向かっていけます。
個人的に最初の相談で大切にしていることは、「傾聴する」ということでした。


ありがとうございます!!これからも精進して参ります(^^)/