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睡眠の計測結果

Oura ringを装着してもうすぐ2年、睡眠に関しては様々な実験を行いながら計測してきました。
最近、新たな事実を発見したので、今までの結果と合わせて書き記してみます。
睡眠の参考になれば幸いです。
※Oura ringとは、手の指(足の指に着ける人はいないでしょう)に装着するデバイスで、主に身体のコンディション、睡眠、アクティビティを記録していくガジェットです。

「睡眠」の部分に注目され流行ったガジェットですね。スマートフォンと同期し、毎朝昨夜の睡眠データが更新されていきますので、深い眠りが何時間あったのか、覚醒してしまっている時間の変化など様々なデータを得ることができます。

例えば、1万歩歩いたから、睡眠にこれだけの良い影響があり、翌日のコンディションが良くなる。
お酒を飲み過ぎると、深い眠りが少なくなり覚醒が多くなる。よって翌日のコンディションにも影響が出る。
などなど、様々な要因が絡み合い、睡眠やコンディションのデータが毎日出るのです。

僕は自分の身体で実験するのが好きなので、こんなことをしたら睡眠にどんな影響があるのだろう?深い睡眠を得るには何が必要なんだろうと、色々試してきました。
それらをご紹介します!

食事

良い睡眠を得るには、就寝の3時間前には食事を済ませておくのがベストでした。
試しに寝る直前にラーメンを食べてみる、品を変えて、頂いた赤福を食べてみる。
色々試しましたが、どんな種類でも寝る直前に食べると、安静時心拍数が低下します。これが原因で深い睡眠は遠のくのがわかりました。
こう考えると、飲んだ後のラーメンは最悪ですね。ラーメンの後に飲みましょう。
あと、これは計測ではなく肌感覚ですが、お腹いっぱい食べた時も睡眠に影響が出ます。
特に夜は八分目を意識するのが、良い睡眠に向かう条件だと思います。

栄養

僕は血液を見て必要な栄養素を身体に入れてますが、ここで意外な結果が出たんです。
寝る直前の「ビタミンD3」や「ビタミンB」系のサプリメントは、睡眠に影響を及ぼすのです!
これは僕の中で最も新しい実験結果ですが、2週間連続で計測したので間違いないです。
冬もだんだんと深くなる12月の中旬、太陽光が弱まるのを感じた為にビタミンD3のサプリメントを朝だけでなく夜も投入していました。
血中濃度は上がっているはずで身体的にはいいのですが、なんとも目覚めが悪い。
しかも、脳のコンディション的にはアルコールや寝不足とは違う。
この脳の感じは、アルコールや時間不足とは別のダメージを睡眠に与えているということでしょう。
医者に聞くと、睡眠のことはおっしゃっていませんでしたが、「ビタミン系は朝の投入が良い」とのことでした。
これは、僕の中で新しい知識です。

運動

僕が生まれるはるか昔から言われていたことなので今更ですが、身体を動かした日は深い眠りにおちることができます。
しかし、最近思うのが、「運動のしすぎ」はどうなんだろうということです。
結果、身体の限界突破は、僕の実験的には睡眠には「そこまで」影響を及ぼすことはありませんでした。
もしかしたら突破できていなかったかもしれませんが(笑)
それよりも、ちょっと新しいことに気づきました。
マラソンが趣味の人は、老けるのが早い気がするのです。
老けるというと言葉が悪いです。的確に言い直すと、身体が酸化している?
人間は、そんなに走らなくてもいいと思うのです。結果的に筋肉が落ち、身体の免疫システムを心拍にのみ頼る構造になっていくのでは?そんな仮説を今立てています。
ちょっと身体が酸化してそうだなぁという方に趣味を聞くと、結構な確率でマラソンというワードが返ってきたのです。
これは偶然ではないような気がします。
とは言っても、長寿と身体の酸化は関係がないような気もするのでなんとも言えませんが。

アルコール

間違いなく言えるのは、アルコールを身体にいれると良い睡眠は遠のくということです。
アルコールを飲まなきゃ眠れない人は依存症であり、そうして眠る行為は、睡眠ではなく「気絶」です。
しかし、そんな黒か白かみたいなことは意味がありません。
問題は、どれだけなら睡眠の満足数値を越えられるか?ということです。
僕の場合は、ビール1杯とウイスキーストレートで2杯なら睡眠コンディションへの影響は少ない、という結果でした。
これは人によって違い過ぎるので参考にはならないかもしれません。
ただ1つ言えるのは、アルコールを無くせば身体の健康は維持できるが、アルコールが無い人生は味が無い。ということです!
そうです。カッコよく言いたかったですが、僕が飲みたいだけの言い訳です。
実験するまでもなく、アルコールは睡眠に悪い影響を及ぼします。

湿度

最後に湿度です。
湿度は年間の四季を通して実験してきました。
どのシーズンも、湿度が40%を切ると眠りに影響を与えます。
そして、60%を越えても悪影響が出ます。
いかに50%に近づけるかが、良い睡眠に入れるかのポイントです。
湿度だけは、人間の身体ではコントロールできませんので、機械を使うしかありません。
加湿器や除湿器をうまく使い、湿度計を参考に調整していきましょう。
侮りがちな室内の湿度ですが、睡眠への影響は多大です。旅先にも湿度計を持っていくと良いと思います。

以上、ここ2年の睡眠に関する実験結果でした。
ビタミンの話は、特にあまり知られていないと思いますので、夜にもビタミンを投下している方は気にしてみてください。
あと、お風呂は浸かったほうがいいですよ。


ありがとうございます!!これからも精進して参ります(^^)/