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就職と就社の違い


就職活動や転職。よく聞くワードですが、なんとなく個人的にはもっと意味を持たせたほうがいいのではないかと思います。
就職というのは、
職業に就く、つまり探偵という職業に就くことです。
それに代わり就社というのは、
株式会社○○という会社に就くこと
だと思います。
そう定義すると、就社よりも就職をしっかりと考えるほうが当人にとって良いのではないかと思います。
会社というのは、当人の自己実現の手段であればあるほど幸せだと思うからです。
やりたいことを実現するための手段が、会社を使うということです。

これが逆になり、会社を先に選び、その仕事内容は後から与えられる。
これではやりたいことの実現には遠回りになってしまいますし、会社を本当の意味で好きにはなれません。
働く側と雇う側、それぞれにWinがあって初めてシナジーが起こると思います。

探偵を選ぶ人は他の職業よりも、「就職」の意識が強いです。
つまり、探偵という職に就きたいというのが普通で業界に入ってくる。
探偵業界はあまりに不透明な為、「探偵会社」が見えないというのも理由です。
探偵になりたい人で、「この探偵会社で探偵をやりたい!」という人はいません。
ニッチな業界であればあるほど、就社の意識はなく、就職がメインになってきます。
こういった業界であるならば、上記の考えと逆の考えも重要になってくると思います。
就職はもちろん、就社にも気を付けなければいけないのです。

何故なら実際に業界の中にいると、会社によって「探偵」の内容が結構違ってくるからです。
バリバリの調査現場に毎日いける、いわゆる世間がイメージする「探偵」という職業がある会社もあれば、なんとなく緩い張り込みが月に数件あるだけの会社もある。
もちろん初めてその業界に入れば、最初に見た会社=探偵となります。
業界が狭いので就社の視野はなく、就職の概念のみで会社を探すからです。
このように、専門職やニッチな業界に関してはもっと「会社」にフォーカスをあてるべきだと思います。

まとめると、やりたいことの選択肢が多いのであれば就職に意識を強く持ち、ニッチな業界を狙っているのならば就社の意識を持つ。
これがキャリアを積んでいく上でも、自己実現をしていく上でも大切な考え方なのではないかと思います。


ありがとうございます!!これからも精進して参ります(^^)/