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1段上のギア

先日、僕のやっているメルマガの企画で、臨床心理士さんとお話をしていました。
その中で、最終的にお客さんをどういう状態にするのが着地点なのか?というテーマがあり、結果的に臨床心理士さんと探偵は、着地の方向性が違う!ということで盛り上がりました。
探偵は、お客さんの「トラブルを解決すること」が着地点です。浮気の証拠を撮って離婚する。などが典型的なものですね。
臨床心理士さんは、お客さんの「心の悩みを解決すること」。処方する場合もあれば、様々な療法を使って、メンタルの悩みを克服していきます。
このような様々な「似ている部分の中での違い」を楽しんだ後、心理士さんから質問が。
「後藤さんって、あんまり落ち込まなさそうだけど、負の感情を仕事でぶつけられることが溜まっていって、気持ちが萎えちゃうことってないの?負の感情に引きずり込まれるみたいな」
たしかに、心理士さんもそういった側面があるのかもしれませんが、探偵は基本的にはネガティブな事象を聞きまくる職業です。
探偵の中にも、お客さんに気持ちが持ってかれる人も多々います。

僕は、自分に負の感情が現れた時にやっていることが1つありますので、それを答えたところ、
「それ面白いから、絶対周囲に伝えていったほうがいいよ!」
とアドバイス頂きました。
今回は、それをお伝えします。ちょっと笑いながら言われましたので、刺さる人には刺さる!という感じのようです(笑)

負の感情=僕の中では憂鬱という言葉が当てはまります。

憂鬱になる時は、僕の中では3パターンあります。
1つは、仕事でクレームやミスがあった時。
2つ目は、人間関係のトラブル。
そしてもう1つは二日酔いになった時。

そんな気持ちが下がっている時に、気持ちを上げていく方法は
心の中で「活力のギア」を1段階上げることです。
言語化するのは難しいですが、カチッと気持ちを上げて、頭の中で巡っている「考えてもしょうがないこと」を下に置いていくイメージです。
そのイメージができた瞬間に、自分が没頭したいもの(仕事や趣味)をやり始めれば、そのギアのまま活動できます。

気持ちが下がり、憂鬱な時にやるべきことは「何故憂鬱なのか」を書き出すことです。
書き出す行為自体がスッキリする行為です。
そして書き出して憂鬱の原因がわかったら、それを「クリアする行動」をとる。
それだけです。
そこに書き出せないけど「なんかよくわからないけど萎える」という感情は、書き出せていない時点で不要なものですので、下に置いていきましょう。
自分の行動ではどうにもならないけど書き出せた憂鬱事項に関しても同様。自分でどうにもできないものをコントロールしようとすればするほど深みにハマっていきますので、それらも下に置いていく。
活力のギアを1段階上げて、「クリアする行動」をとれば、いつのまにか憂鬱は吹き飛びます。

めちゃめちゃ簡単ですよね!シンプルです。
心理士さん的には、半分療法で半分気合いのやり方らしいです(笑)
僕はこれのおかげでずっと明るくいられますので、憂鬱になったときは是非試してみてください!

ちなみに、二日酔いの日に憂鬱になるメカニズムは、
アルコールが急に不安やストレスを抑制したことに対する、不安をともなうリバウンド症状
だそうです!
からくりさえわかれば、無視で大丈夫ですね!

ありがとうございます!!これからも精進して参ります(^^)/