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リスクとコストのトレードオフな関係

 今回も前回に続き仕事の内容に関わる内容で書いていきます。
 ビジネス上、多種多様なリスクがあります。(リスクという言葉を日本人は広く使いすぎている感は否めませんが、、、)
 有名なフレームワークでは、SWOT分析はThreat(脅威)という言葉を使っているものの実質的にはリスクのことを分析しているものです。

 そもそもリスクは大きく4象限に分けられるかと思います。横軸は突発か予見していたものか。縦軸は回避不可か回避可能かです。
 突発かつ回避不可のものに関しては正直どうすることもできないでしょう。しかし、予見可能なものについてはある程度コストをかけることで、回避不可能なものでも、被害を小さくすることができます。

 例えば最近BCP(Business Continuity Plan)と言われる緊急時にも事業継続をするための計画を策定する企業が増えてきています。
 BCPは使わないことにこしたことはないですが、この何が起きるかわからない世の中で、首都直下地震の発生予測などを見ていればそう遠くない未来には本社機能がダウンしたので発動することがあるのかもしれません。

 BCPを考えることは完全に回避できるわけではないにせよ、ある程度コストをかけて事前に対策しておくことでリスクが現実のものとなったときの被害を最小にする効果があるのです。

 ここまで長々と書いてきましたが、いいたいこととしては、コストをかけることによって多少リスクは軽減できるし、被害も小さくできるよね。ただどれだけコストをかけられるかはある程度経営層と握って進める必要もあり、コストをかけられれば被害は小さくできる可能性は高まるものの、かといってリスクを0にすることは事実上不可能だし、どこまでコストをかけられるかはどこかで線を引かなきゃいけないよねということです。

 今回は以上でございます!

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