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【一人の時間を好きになると、くよくよしなくなる】体重を変えないとルールを決めた

私はフリーランスになって1年、人生で初めて50キロという体重を越えました。身長が156センチで50キロというのは普通だと思われることもありますが、デニムと白Tだけのファッションをおしゃれに着こなせているように見えるかといったら、そうではなかったりもします。

私の見た感じ、360度で自分を見た時に、体重が45キロ・体脂肪が20~23%の体型がデニムと白Tシャツが似合う体型だと思ってます。人によって、肩幅や、顔の大きさ、骨格、肉のつく位置などで見え方が変わってくるので、あくまで私の場合。というわけなのですが。私は太る時、見えない部分から太り始めるため着痩せすることがあります。

これまで生きてきてお世辞を言わない気を使わないでいい友達やガンガン私に毒を吐く妹にでさえも、体重は見た目よりも少なく予想されてきました。体重をいうとそんなにないでしょ。とびっくりされることが多かったのです。そのくらい着痩せをするタイプなのです。

なんかダサいかも、衝撃を受けた体重計

フリーランスになってすぐの時期、いつもクローゼットに並ぶ服を着てメイクをして、髪を巻いて、全身鏡で自分を見たときに…なんかダサい。お気に入りのコーディネートだったはずなのに、以前の自分と違って見えて、ペタンコのシューズでも可愛いコーディネートなのにヒールじゃないとなんか変。歳とった?とも思ったのですが、いっても20代前半。

その当時までの私は特に痩せていたわけでもないし、太っていたわけでもない。というような見た目でしたが、ダイエットするほどでもないし着こなしで可愛く見えてればいいししとダイエットに興味を持つこともありませんでした。一般的には普通より細いくらいの感じで、気にすることもありませんでした。

だけど、なぜかここ最近自分が何をしても何か変えても、しっくりこない。髪型変えてみる?髪染め直してみる?メイクがおかしい?と考え色々変えてみたのもも、やっぱり違う。

そんな時に、たまたま誘われたジムの入会体験にいく事になり、久しぶりに体重を図ることになりました。そこで私は…まさかの50キロという数字にびっくりしました。当時ゆったり着る服が流行っていたこともあり、洋服がキツくなってきたこともそんなに感じず…自分がなんかダサい理由が“太ったから”ということに、そこでやっと気付きました。

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一般的にみると、普通体型ではあったのですが、なんか垢抜けない。なんかダサい。なんか古く見える。そんな感じな感覚でした。

そして当時私は、フリーランスになって収入も勤めていた時よりはもらえるようになり、休みも好きに取ることもできるし、なんと言ってもランチの時間だけでなく好きな時に食事を取ることができます。

会社員時代は、朝バタバタと朝食をまともに摂ることもなく、お昼もお弁当を買ったり持っていったりしていても仕事を早く終わらせたいから早めに切り上げて仕事に戻る。そして夕飯は一人だから適当に済ませるか飲みにいくのでおつまみ程度。そのような生活から3食きっちり食べている生活になったので、しっかり体重も増えていくのは当然ですよね。

ただ、かなり着痩せするタイプだったこともあり(親にはいつも太りなさいと言われていたことも合わさり)元々体型にそんなに悩んでもいなかったので自分がまさか50キロ台になっているなんて思っても見なかったのです。太ったなと思っていても50キロを越えることはないとなぜか思い込んでました。

そこから、定着した食生活を変えることは難しく、運動して痩せればいいやと、ジムにそのまま入会しました。ただ数ヶ月経っても痩せることはなく。むしろ運動しているのに太る一方。見た目も変わらず。肌が綺麗になったかな?くらい。

だけど、やっぱり、なんか自分がダサい。自分史上一番ダサい。こんなに仕事も楽しいし、うまくいっているのに。ダサい。人前に立ったり、綺麗になるためのことを提案したりする仕事なのに、そんな立場の自分が自分的にダサくて気持ちが上がらない。それからは策を求め、痩せて見えるお洋服を買い足したり、メイク用品を買い替えたり、マッサージに行ってみたり、エステに行ってみたり・・・凄くお金を使うようになりました。当時は使っている感覚はなかったのですが、計算してみると「あれ?前に比べて、ここにこんなお金を使うようになった。しかも綺麗になるために使っているのに変化がなく、すごい無駄なお金?」と。

体重が増えてから、少しずつ何かとうまく行っていた事が微妙になったり、ネガティブな性格が更に思い悩むことも増えてきて・・・“凄く自分に自分がしっくりこなくて微妙”みたいな日々が続きました。

メンタル的にうまくいっていないと当時は思っていましたが、振り返ると当時は太った事による体調不良や見た目が売りな仕事もあったので、それに対する影響があったのかと思います。使うお金も増え、金銭的にも負担になっていたのかもメンタルの不安に繋がっていたように思います。

体重を変えないと決めちゃうととっても楽だった

当時、いろんな起業家の方の本やセミナーを聴き回って、一人の起業家の方が言っていたのが「僕は、体重を変えないって決めちゃったんです」と話していました。その時、なかなか自分の見た目に変化がなく悩んでいたので、その起業家の方のブログや本を更に読み深めてみると、

「体重を絶対にキープする」って決めてると、年齢に合わせて生活スタイルが変わっていくんですよ。それによって得られるものが多くて。20代前半のときは毎朝8kmくらい走れば体重をキープできたんですけど、(20代)後半になると走る距離を10kmに増やさないとそれが難しくなってきたんです。
でも距離を伸ばしたら、その分時間が奪われるじゃないですか。そうなったら、ただボーっと走っているのがもったいなく感じて、今度は「走ってる間に文章を書く」っていう技術が身についたんですよ。で、30代に入って35歳手前くらいになったら、10km走っても体重がキープできなくなってきて。
そこで僕がどうしたかっていうと、車を手放して電車通勤に変えたんです。そうすると歩く距離が増える上に、入ってくる情報も変わってくるんです。満員電車に乗ったらこんな感じなんだとか、中吊り広告を見て「今はこんな本が流行ってるんだ」とかがわかってくる。そうなんです。つまり、体重をキープするっていうルールのおかげで、効率よく文章を書ける技術が身についたり、入ってくる情報が増えたりしたんです。

という言葉に、太った事によって、私は太ってダサくなったこと以外にとてつもなく大事な思考を多く失ってしまっていたんだ。と恐怖を覚えました。フリーランスで仕事しているくせに良いアイディアが浮かぶための思考力が失われるなんて死活問題です。

確かに、会社員でフリーランスに向けて行動をしているときは、タクシーも使わないから駅まで歩くし、時間に間に合わないと走るし。時間が決められた時間にやるべきことが決まっていたので、あれやりたいこれやりたいという思いで頭の中はいっぱいでした。しかも、お腹が空いていてもやらないといけないことは空腹でもやる。ランチの時間が取れなかかったからと言って、別の時間にランチを取り直すこともしない。

フリーランスになってからは、時間がもったいないからタクシーを使ったり、ゆっくりすることも大事だと、良いアイディアを浮かばせる時間をあえてとってカフェやいつも泊まらないワンランク上のホテルで一人の時間を作って立案したり…何か飲んだり食べたり…

ルールがないことは、会社員時代にとても憧れていたことだけど、メリットもあれば、こういうフリーランスとして大事な“世間の常識を知ること”や“自分の今の見た目の把握”を疎かにしてしまうことなんだと、やっと気づけました。

そして、その起業家の方は加えて

ご飯に時間とお金をかけるくらいなら、その分面白いこと(仕事)につぎ込みたいです。

と話していて、私は食べることが好きなので食事を摂ることで有意義な時間を得ていたけど、失っていたことも多かったんだと感じ、体重を元の45キロに落とすまでは、食べる時間を決めて、その時間以外は食べないこと。そして“体重を45キロから変えないこと”。たったそれだけを決めました。

そう決めてからは、お腹が空いても白湯を飲み、お腹が空いても仕事部屋から出ない。お腹が空いたら散歩をする。それでも何か食べたくなるので、お腹が空くのが気になるのが嫌だと思い、ミーティングを朝から夕方まで入るように苦痛にならない自分が好きで面白いと思う仕事を作り出していく。作り出していくための情報集めに行く。そういう人たちに会う。

そのようにしていたら、ジムにはいかなくなっても体重は減り、お洋服は買わなくなり、メイクも薄くても映えるようになり、食事にかけていた時間も減り、仕事やスタッフとの時間も増えて新たな仕事のアイディアが浮かぶようになり良いことばかりでした。食事に誘われる時も、体重を変えられないのでランチに誘ってくれる方や早めに解散を言いやすい人や無理なお酒を進めてこない人たちとの誘いだけに絞る事に徹底しました。

これは私の感覚ですが、夜中の遅い時間帯に出会う人よりも朝から夕方に出会う人脈の方が私にとっては質の良い仕事や、良い恋愛ができる人に出会うような気がしました。

そして、当時から今でもお付き合いがあり、仕事でwin-winな関係性を作れている人たちは、そうやって“体重を変えない”というルールの元、行動している私の環境の中で出会った方ばかりです。

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そのルールを作ったおかげで仕事も恋愛も人間関係も長期的にみてwin-winな関係性なものばかりになり、自分にとっても相手にとってもプラスな関係性が作れています。

体の声に敏感になる

自分の体調の変化にも気づきやすくなりました。私は幼い頃からあまり体が強くないため、定期的に入院をすることや夜中に緊急病院にお世話になることもあります。“体重を変えない”と決めてから、朝のタクシーではなく歩いて駅まで向かう時にいつもよりも体が重いかも?と感じると、1日のうちで少しだけ習慣を変えます。今は在宅ワークのため、朝の習慣である愛犬の散歩に行く時に近くの神社に立ち寄り、少し辛めな階段を登り、いつもよりキツく感じると習慣を変えます。

ちょっと体調がおかしいなと思ったら飲み物も冷たいコーヒーではなく白湯を飲む。その白湯も普段は面倒でウォーターサーバーで作るところを鉄瓶で沸かすことで鉄分を体に入れる。食べるものもお肉ではなく、お粥やお蕎麦にすることで臓器を温めたり消化の負担をかけないようにする。早めに仕事を切り上げてサウナに行く。

そうするとルールがなかった時は気づかなかった本当に微妙な自分の体の変化に気づくことができます。そして、仕事効率も良くなり人にイライラすることもなくなり全てが良い方向に進みます。

自分に合ったルールを作ることでイージーモードに

何か一つルールを決めて、それを続けるだけでこんなにも仕事が増え、増える割に時間はかからなくなり、パートナーとの関係性が良くなったり周りが憧れるような魅力的な異性に出会えたり、友達や家族との関係性が良くなるものかと思うとこのルールは一生変えられません。

食べたい気持ちはどうやって抑えるのですか?と聞かれることがあります。私は自分にとても甘いし、食べることが大好きだし、常にお腹が満たされないとイライラしてしまいます。でも、自己分析をとことんすることで習慣からかなり細かく変えました。そのダイエット術に関しては、また改めて書きますね。体重のキープがこんなにも生きやすい人生を作るのかと思うと、痩せているだけ人生がかガラッと変わると身をもって言えます!

毎日お風呂に入る前に体重をはかり、在宅でのお仕事の日は必ず24インチの伸びないデニムと白Tシャツをきて全身鏡を映る自分をチェックするようにしています。黒のスキニーや黒Tシャツは、細く見えてしまうので、微妙な差に気づけません。人前に出ない日は、あえて自分が太く見える服装をしています。笑

そのルールに対して考えて行動していくことは、自分一人の問題で自分が自分のために費やす時間です。一人時間にこういうことを考えると、とても人生が自分の思い通りになります。

誰かに聞いたり教えてもらったダイエットや筋トレ、ヨガをするよりも、誰かといく不必要な食事会よりも、このルールを決めて「こうしてみたらいいかな?これは続かなさそうだから変えよう。」とか自分自身で試行錯誤し、そのルールに従って動く方がくよくよしないし人生イージーモードが手に入ると思います!


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