「死刑になりたい」って誰にどのように相談すればいいの?中3女子渋谷刺傷事件で思ったこと。
中学3年生の少女が「自分の母と弟を殺す予行演習のため」という理由で、まったく面識のない母子を刺し殺そうとした事件です。
刺されたお二人、命が無事だったことは不幸中の幸いですね。
殺人の予行演習としてたまたま標的にされただけだなんて、完全なとばっちりですからね。
さて加害者の少女は15歳、やって良いことと悪いことの分別は基本的ににはつくと思ったのですが、「死刑になりたい」と考えるまで追い詰められていたというのがちょっと気になります。
加害者を擁護するわけではありませんが、そこまで追い詰められていたから正常な判断なんてできなかったんでしょうね。
ところで、2022年8月24日現在、「死刑 なりたい」とか「死刑 なるには」とググっても、その心の内を相談できる窓口みたいな連絡先が見つかるわけじゃないんですよね。
「死刑になりたい」そう思ってしまったとき、誰にどのように相談すればいいかという情報が受動的には手に入らない状態ってことです。
検索ワードが「死にたい」だったら相談先の電話番号が真っ先に表示されるんですけど。
同じように「死刑 なりたい」とかでも相談できる窓口に案内してくれるようになれば、こんな悲しい動機で引き起こされる事件が少しでも減るのかもしれないと思ってしまいました。
ただ、「死にたい」とか「死刑になりたい」まで追い詰められてしまったら、誰に相談しても無駄という考えまでに陥っていることもありそうなので、手遅れなのかもしれませんが。
理想論だし、綺麗ごとだとはわかっていますが、「死刑になりたい」と思うくらい追い詰められる前に、誰かが助けてあげられた可能性があったのでは?とも思います。
無関係な人を殺そうとしてしまったのは許されることではないかもしれませんが、僕は加害者の少女に少し同情してしまいますね。
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