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元プロが語る野球選手の裏側!プロの考え、メンタル、トレーニングや技術、メカニックなどプロの現場を届ける。情報と知識の使い方があなたの未来を手繰り寄せる!

最近の記事

一軍投手が二軍でやられる理由

開幕前に実践を繰り返す事で選手は技術とコンディションを練り上げていく。オープン戦には一軍、二軍からさまざまな選手が入れ替わり立ち替わり出場することで首脳陣は選手を見極め、選手はアピールをする。 投手に関しては先発投手は順調に進めば、3回、4回、5回とイニングを伸ばし、体力的にも開幕に近づけていく作業をする。ローテーションを守る事を期待されている選手が長いイニングを投げると残りのイニングが限られるため、選手によっては二軍の試合に調整登板として投げに行くこともよくある。タイミン

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    • 春季キャンプも終盤

      長いのか短いのか。 1日を大切にしてきた選手達はどう思うのだろうか?順調にできた選手もいればそうでなかった選手もいる。オープン戦も始まり開幕まで試合をこなすことで状態を上げていくといった仕上げの段階に入っていく。 投手はより精度を高め、球の強さを出し、捕手との息を合わせお互いの意思を摺り合わせていく。野手は守りの連携を強化し、打つ方では実践の球をこなすことで感覚を研ぎ澄まし、一振りで決める集中力を養っていく。 結果がでることで新たな課題も見つかったであろう選手も多いだろ

      • 春季キャンプも中盤

        対外試合や紅白戦など実践が増えてきて、選手にとっては明暗が別れる時期にさしかかりました。 あくまで今年最初の実践ですから失った実践感覚を取り戻したり、コンディションを上げていく過程には違いありません。 が、、わかってはいても首脳陣には紛れもなく今年の第一印象にはなります。中堅やベテラン勢にはあくまで最初の実践ですが、アピールをしたい若手にとっては色々な物を測られてしまうことになります。 実践の球を見ないと目が慣れてこない野手より、自分主体で投げる投手の方が春先の仕上がり

        • 自主トレも佳境

          キャンプインまでの自主トレも佳境に入りました。今選手が思っていることはこれから始まるキャンプへの不安、自分への期待、怪我なく乗り越えること、コロナにかかりませんように!笑 といったところでしょうか? プロ野球選手におけるキャンプの意味合いは、一年間を乗り切る体力作りの総仕上げ、技術の更なる向上、実践感覚を取り戻すなどがあります。1ヶ月の過酷なキャンプですが大事なのは怪我をしないこと!2月1日、今年初めてユニフォームに袖を通すと気持ちがキュッと引き締まるとともに、アドレナリン

        一軍投手が二軍でやられる理由

          メカニズム

          今回は投球メカニズムの話し。メカニズムとはいわゆる動きの構造や機構、大まかに言えばフォームの部分となる。 まずこの話をする前にメカニズムに関しての大前提がある。それは、 フォームに正解はないという事。 考えてみれば当たり前の事だ。なぜならどんなに変なフォームや、どんなに効率の悪いフォームでも打者に打たれなければそれは正解なのだから。打者でも同じだ、どんなにカッコ悪いスイングでも、どんなに打球が飛ばなくても毎打席Hのランプを灯す事ができれば誰も何も言えない。それができれば

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          超一流の考え方

          プロの世界でやっていくためには物の考え方も時には斜めに見る必要がある。 誰もが知っている超一流投手Aは(実名は伏せさせていただきます)その年の春のキャンプで初めての実践の場を迎えた。 春のキャンプは若手にとってはアピールの場であり、最初のクールから全力で自分を出していくことが常である。しかし投手Aはもちろんチームの不動の選手であり開幕に照準を合わせた自分流の調整を任されている選手だ。3月の終わりの開幕に照準を合わせる選手にとって2月の頭から早いペースで身体を作るとピークの

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          超一流の考え方

          はじめまして!いや、はじめました!

          ノート始めました! プロ野球選手の生態や、考え方、練習方法など、現場で行われていることを伝えたい! 情報が溢れているこの世の中で必要な情報だけを選び取り、試し、また試す。 トップアスリートもただその研鑽の中に身を置いている。 現場で何が行われているかを覗き見したい人はこの扉を是非開けてみて欲しい。

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