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デザインストラテジー Studyroom

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デザインストラテジーについて学ぶために、ビジネス・ソーシャル・クリエイティブのいろいろな視点から、本を中心に感想とグラレコを合わせて紹介します。
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#読書感想文

『アフターデジタル2』をデザイナーの視点で読んで整理してみた

アフターデジタル2を読んだので、「UXデザイナーがこの本から何を学べるか?」を考察してみま…

ジマタロ
4年前
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B.I.G、知ってる?〜その3:YES IS MORE

ビャルケ・インゲルス率いるBIGの考察3回目です。今回は10年くらい前に行われた展示会の本を…

ジマタロ
4年前
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B.I.G、知ってる?〜その2:センスメイキング、ほかの本から

前回はBIGとは何者かということを書きましたので、今回はBIGが建築プランを提案するまでのリサ…

ジマタロ
4年前
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B.I.G、知ってる?〜その1:人類の未来 AI、経済、民主主義 より

BIGはデンマーク出身のビャルケ・インゲルスが率いる建築グループです。最近読んでいる本で、…

ジマタロ
4年前
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ありのまま受け入れることの大切さ:センスメイキング

先日、センスメイキングの著者のイベントに参加した後で、あらためて本を読みかえしてみました…

ジマタロ
4年前
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デザイナー + コンサルタント = 名探偵:外資系コンサルの知的生産術

デザイナーとコンサルタント、お互い学ぶべき点がありますが、山口周さんは2つの視点を行き来…

ジマタロ
5年前
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まわり道しないと自分ごと化できない:直感と理論をつなぐ思考法

僕は短時間のグループワークがあまり好きではありません。 その理由は、みんなの妥協点を見つけて強引にまとめるよりも、1人が深く考えた世界観の方が強く伝わるものがあると信じているからです。マンガや音楽には個の想いや表現に魅力を感じるし、グループであっても個がぶつかりあってできているバンドや映画作品には同じような感動があります。 ビジネス上でのグループワークは特に、デザイン思考が注目されたころから割合が増えてきたように感じます。それを否定はしないけど、内向的な僕は個人ワークを大

インスタ映えじゃなく文化を発信するSNS:シェアする美術

最近では新館長の就任でも注目を集め、アーティストからの信頼も高い六本木ヒルズにある森美術…

ジマタロ
5年前
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デジタルでなくても大企業でD2Cを実践:カルビーお客様相談室

ファンベースの事例によく紹介される会社にカルビーがあります。近年のカルビーは "かっぱえび…

ジマタロ
5年前
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ストラテジー実践に役立つファクトフルネステクニック:FACTFULLNESS

いまさらながらのFACTFULLNESS。 今年の1月に出て大きく話題になったから、もう読み終わって…

ジマタロ
5年前
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実は正当派マーケティング戦略:レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか?

いつの頃からか、コンビニに当たり前に並んでいるレッドブル。たまに街中でレッドブルの車とと…

ジマタロ
5年前
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プロレスはUXの最高の教科書だ!-分析編:ハマるしかけ(になぞらえて考察)

プロレスの3回目は分析編です。デザイナーがプロレスから何を学べるかを整理してみたいと思い…

ジマタロ
5年前
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マーケティングとブランディングがプロレスしている-選手編:2011年の棚橋弘至と中邑…

前回は新日本プロレスの復活の取組みを紹介しましたが、今回はそれを舞台で支えていた、2000年…

ジマタロ
5年前
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カウント2.9から逆転したプロレスビジネス-経営編:新日本プロレスV字回復の秘密

プロレスが熱い! 夏なのにいきなり暑苦しくてごめんなさい。ふとプロレスがどんなことになってるのか調べてみたら、見事にハマってしまいました。 前回に紹介したファンベースの体現例としても、プロレスからは本当に多くのことが勉強になります。僕は影響されずぎて「プロレスを知らずして、UX(ユーザー体験)デザインは語れない!」とまで思ってしまっています。 そこで今回は日本のプロレス組織で一番大きい全日本プロレスをテーマに、経営編(今回)と選手編(次回)の2つに分けて紹介したいと思い