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デザインストラテジー Studyroom

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デザインストラテジーについて学ぶために、ビジネス・ソーシャル・クリエイティブのいろいろな視点から、本を中心に感想とグラレコを合わせて紹介します。
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#UX

「ビジネスデザインのための行動経済学ノート」をカードにしてみた

2022年は「つくるデザイン」をテーマにしてみようと思います。 この数年はむさぼるように本を…

ジマタロ
2年前
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本を出します!(行動経済学とデザイン)+今年の目標

あけましておめでとうございます。表題のとおりですが、昨年書き続けていた『行動経済学とデザ…

ジマタロ
3年前
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ナッジ4(インセンティブ設計):行動経済学とデザイン44

ナッジは本人が気づかないくらい、自然に行動を促すことが理想です。でもユーザーが自覚して意…

ジマタロ
3年前
193

ナッジ3.仕掛学(思わずやっちゃう):行動経済学とデザイン43

行動経済学は学問だからか、研究では前回紹介したデフォルト設定が政策などで使われる例が多い…

ジマタロ
3年前
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ナッジ効果2(デフォルト設定):行動経済学とデザイン42

ナッジのテクニックで多く使われるものが『デフォルト』の設定です。ゼロから選ぶのではなく、…

ジマタロ
3年前
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エンダウド・プログレス効果(進むとやる気がでる):行動経済学とデザイン40

案ずるより産むが易し。とにかく何かやってみた方が物事も進むし、やる気も出てくる、というこ…

ジマタロ
3年前
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ピークエンドの法則(終わりよければすべてよし):行動経済学とデザイン:39

『ゲーム』という映画を観たことありますか?主人公のマイケル・ダグラスは嫌な思いをいっぱいするわけですが、最後はハッピーエンドの結末で、めでたしめでたし...となります。 いや、でも冷静に考えると、それまで散々嫌な思いを味わったのにチャラにしていいの?とも思うんだけど。でもそれでいいみたいです、人間は。 そんなことが、この本の一部に書かれています。 ダニエル・カーネマン心理と経済を語る ダニエル・カーネマン(著)、友野典男(監訳)、山内あゆ子(訳) 2011.03 遊工社

認知的不協和(セルフ洗脳):行動経済学とデザイン:38

洗脳(Brainwashing)の語源は中国なのだそうです。 このことを知った下の本はとっても面白く…

ジマタロ
3年前
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社会的選好(相手への気づかい):行動経済学とデザイン37

空気を読む日本人は特にそうだと思いますが、人って結構相手のことを気づかって行動や決定して…

ジマタロ
3年前
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真夜中のラブレターの罠(感情にまかせると後悔する):行動経済学とデザイン:36

一晩寝たあとに読み返してみたら恥ずかしくなってしまう、真夜中に自分が書いたラブレター。思…

ジマタロ
3年前
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DIY効果(自分が関わると過大評価):行動経済学とデザイン:35

自分がちょっと手を加えたものは愛着がわいてしまう現象を、イケア効果といいます。行動経済学…

ジマタロ
3年前
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傍観者効果(みんないると見て見ぬ振り):行動経済学とデザイン34

今回は、関係ないと思っているユーザーにどうやって自分ごとになってもらうか?を考えてみます…

ジマタロ
3年前
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正常性バイアス(変化がキライ):行動経済学とデザイン33

現状を変えたくない思考のことを、正常性バイアスとか現状維持バイアスといいます。災害を例に…

ジマタロ
3年前
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回想バイアス(考えと行動のつじつま合わせ):行動経済学とデザイン32

行動経済学の実践には「倫理観が大事」と、このnoteで繰り返し書いてきました。けど一度、本当に自分は倫理観に基づいて行動できている?と疑ってみることも必要です。 倫理観を行動経済学の観点から明らかにしたのが、この本です。 倫理の死角 なぜ人と企業は判断を誤るのか マックス・H・ベイザーマン、アン・E・テンブランセル(著) 池村千秋(訳)、谷本寛治(解説) 「みんな自分は倫理的だと思っていても、実際には非倫理的なことをやってしまっているのは、死角に気づいていないから」とい