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【予習】11/12開催トークイベント「インハウスとクライアントワークの景色からみるデザインキャリアの可能性」

本日11/12の夜に開催される、『【1夜限りのトークイベント】インハウスとクライアントワークの景色からみるデザインキャリアの可能性』にnote枠で参加します。
なんとなく参加するのも勿体ないのと、イベント参加するの久々なので事前予習も兼ねて。

まずは、イベント概要ざっくりおさらい

・形式:登壇者によるLTとパネルディスカッション
・登壇者:インハウスとクライアントワーク両方を経験したデザイナー
・対象:20代後半〜30代のミドル層以上のデザイナー向け

キーワード①「インハウス」と「クライアントワーク」

今回のメインテーマとなっている、「インハウス」と「クライアントワーク」。
このような言葉としてハッキリわけて使うようになったのはここ数年のことのように思います。

インハウス
インハウスはそのまま社内や企業内という意味で、インハウスデザイナーは自社で開発・運営してる事業会社の専属デザイナーさんです。自社サービスのデザインがメインになるのでUIデザイナーが多い印象ですが、ロゴやLP、ブランディングなども担当することもあるので、一概にもUIデザインがメインとはならないでしょう。

クライアントワーク
受託制作ともいいます。一昔前はこちらのクライアントワークの方が主流で、事業会社は制作や開発を基本的に外注していました。その外注先が受託で制作(クライアントワーク)を行っている会社です。
大手企業の広告媒体は代理店経由して受託制作がほとんどだったので、プロモーションサイトやLPなどWEBデザイナーさんはこちらの方が多い印象ですが、最近は受託制作でもサービスデザインやアプリのデザインをすることもよくあります。

以前は、企業は技術力で競争していたのですが、どんどん技術も進化していって差別化が難しくなり、デザインが注目されるようになりました。そして、見た目だけではない、イノベーションを起こせる「デザイン思考」がビジネス界隈で流行。
当時2017年にはデザイナーを1200人体制するぞ!とアメリカのIBMが話題になっていましたが、IBMを始め、事業会社がどんどんデザイナーを社内に抱え込むようになりました。

<個人的な注目ポイント:登壇者同士の共感と違い>
私のまわりでも「クライアントワークからインハウスに行くのが難しい。転職がうまくいかない」とよく耳にします。今日は、ぜひ実際の現場や環境で感じるインハウスとクライアントワークの違いに注目して聞きたいですね。
インハウスとクライアントワークで大きくカテゴライズされるものの、その会社のカルチャーやスタンス、仕事の内容・やり方でも左右されるのではないのかなと個人的には思ってます。登壇者の方々も、お互いに共感する部分と、逆に感じ方の違いも垣間も見えるのでないでしょうか。

キーワード②「マネジメント」と「スペシャリスト」

組織に属しているミドル層になってくると、技術やスキルを磨くスペシャリストの面だけでなく、チームや組織をまとめる・動かすマネジメントの面も出てきます。

イベントの概要欄からもってきたキーワードですが、ちょっと言葉が混じっているように感じたので、私は、
・マネージャーとプレイヤー
・ジェネラリストとスペシャリスト
と分類して考えたいと思います。

マネージャーとプレイヤー
この2つの違いは組織での役割、といったところでしょうか。一人がこの2つを両立するは非常に難しいなと私は思ってます。優秀なプレイヤーが優秀なマネージャーにはなれないとよく記事などで目にするように、マネジメント能力を身につけるだけでなく、それまでの自分のスタンスを大きく変えないとならないと自分の経験からも感じます。
とはいえ、どの業界も人材不足。両立もよく起きるのではと思っています。以前よりも事業を起こす小さなベンチャー企業が増えていますしね。

<個人的な注目ポイント:登壇者それぞれの組織での役割や立ち回り>
登壇者のみなさんが組織でどういう役割や立ち回りをしているのか、気になるところです。インハウスとクライアントワークがメインテーマなので、インハウスとクライアントワークでのマネージャー/プレイヤーの求められる能力などの違いがあるのかも知りたいですね。

ジェネラリストとスペシャリスト
自分の専門性を磨いてくスペシャリストになるか、幅広く知識や技術・経験をしていくジェネラリストになるか。ジェネラリスト方面にいくと、だんだん自分をデザイナーと読んでよいのかわからなくなってきますし、肩書きも変わるかもしれません。一方、スペシャリストは、ジェネラリストにも言えるかもしれませんが、歴が浅い業界なので、目指すべく、その道のスペシャリストのロールモデルがなかなかいないのも悩みどころではないでしょうか。THE GUILDのこばかなさんが最近Twitterでつぶやいたのをふと思い出しました。

(余談)ジェネラリストとスペシャリストの違いを調べてたら、「絶滅したくなければジェネラリスト」というワードが面白かったので、記事貼っておきます。→ 
https://earthlab.tech-earth.net/column-specialist-generalist/

<個人的な注目ポイント:自ら手を動かすか否かのターニングポイント>
結局のところ、マネジメントもスペシャリストも、デザイナーだと、【自ら手を動かすか、否か】という点になってくるのかもしれません。次のステップに進むために、取捨選択が発生してくるのが、私も含めミドル層の大きな悩みなのかもしれません。「自分が何をしたくてそうしたのか?その道を選んだのか?」それぞれの登壇者の方の理由にも注目していきたいところです。

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