デザイナーの転職活動、的を絞って動くのは怖くないから試してみて👍
デザイナー8年目、最近良いご縁もあっていよいよフリーランスに踏み切った、というより流れでなっちゃった(笑)、スズキアユミです。
私は過去6社経験しているのですが、事業主にならないなら、もちろん毎度転職活動もしないといけません…!いろいろ試してみて無駄に知見も溜まってきたので、今回こうするといいかもと手応えを感じたことを書いてみました。何か皆さんのヒントになれば嬉しいです。
まずは的を絞って動いてみる
転職活動において何かに絞り込んで動くのって、ほかの可能性を消してしまいそうですし、最悪就職できないかも・・・とかなり不安になります。ですが、私は手当り次第に会社を受けるよりも、不安を抱えながらもまずは的を絞って動いてみることに手応えを感じました。
ちゃんと指標を決めるというのは就職活動においては当たり前なのかもしれませんが、ここ数年、良い意味でも悪い意味でもデザイナーのキャリアの選択肢が増えてきてるので迷子になりやすいな・・と個人的にも感じています。
私が的を絞る時におおよその指標にしたのが下記の項目です。
人によって項目が変わると思いますが、数としては多過ぎず少な過ぎずでだいたい10個ぐらいがちょうどいいかもしれないです。
▼ 実際に書き込むとこんな感じ
転職エージェントや求人サイトも使いやすくなる
自分の中でおおよその指標を決めて動くと、転職エージェントや求人サイトが使いやすくなりました。
転職エージェントでの面談ではふわっと伝えがちなのですが、上記の図の粒度ぐらい明確にしておくと、エージェントが紹介してくれる会社は少なくなるものの、意思疎通のスピードが早かったです。これはこういう理由だからNGとか断る時も断りやすい。
求人サイトも、指標があることでダラダラ眺めるよりも、ここは自分の指標と照らし合わせてこういう理由だから良さげだな〜と思いながらみれます。スカウトメッセージが来たときも同様に判断が早くなる印象でした。
的がズレてるのも感じられるようになる
結構個人的にもこれが大事だと思っていて、やっぱり最初に自分で決めた指標で動いていると、うまくいかないところが出てくるんですね。面談や面接で担当者に鋭いところ突かれて上手く答えられないとか、そもそも自分の指標が叶う企業がないとか、指標のバランスが悪いとか。
最初に作った指標にこだわり過ぎない
選考や書類で落とされるとガックリ来てしまいますが、最初の自分の決めた指標に固執する必要はなくて、方向転換や調整も大事だなと私は思います。結構決めたことからズラすって良くないことのように感じがちですが、全然そんなことありません・・!違うなと思ったら、ひょいっと方向変えてみましょう。
裏テーマ的に指標をもう一つ持っておくのもよさそう
私の場合、上図の例で載せた指標は、デザインマネージャーで動いていたものです。ですが、これは自分自身の経歴的に自分でも結構背伸びなことはわかっていたので、裏テーマ的な感じでもう一つ指標を持ってました。
▼ 変わらない部分もあるのですが、いわゆるスタートアップですね。
自分の経歴的に需要はありそうだと思っていたのですが、事業に興味度が高い会社を見つけるのは苦労しそうに感じてました。
ですが、デザインマネージャーでの転職活動をやっていて手応えをあまり感じず、そろそろ方向転換するべきかも・・とモヤモヤしていた時。タイミングよく、かなり興味のある事業のスタートアップにお誘い頂いて、上図の裏テーマと持っていた指標にもハマる働き方もできそうだったので、サクッとOKして無事仕事が決まりました!
最後に
私の場合は最終的に、最初の指標にしていたデザインマネージャーとは全然別方向になった訳ですが、とても自分がワクワクする仕事に出会えました。(デザインマネージャーになってやりたいと思ってたことは、それはそれで別の形でやろうと計画中だったりします😋)
的を絞り込んで転職活動するのって、活動中はかなり不安でしたが、ハマる時はハマるでしょうし、ハマらない時は私みたいに「あれ違うぞ?」と感じることもできるので、まずは思い切ってやってみるのもいいんじゃないかなと思いました。ご参考までに!
最後まで読んで頂きありがとうございます。頂いたサポートは私の癒やし担当、愛猫シャーロックの胃袋にしっかりおさめます!