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デザイナーの転職方法6つ、それぞれのメリット・デメリットを書き出してみた✍

転職する時に求人掲載サイトからの応募だけでなく、ほかにもいろいろな転職方法がありますよね。私も過去4回ほど転職活動をする中でいろいろ試してきたので、あくまでも私の所感になってしまいますが、それぞれのメリット・デメリットを書き出してみました!何かしらみなさんの参考になれば幸いです。

▼ 【追記2019/12/16】文字だけだとわかりづらいので、簡単に比較表も作ってみました!
※派遣登録は番外的な感じなので表から敢えて抜いてます。

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1. 求人掲載サイト

有名どころだとWantedlyやMOREWORKS、Greenあたりでしょうか。最近はどこもスカウトメッセージ機能があるので、求人掲載サイトでも自己応募だけでなく企業からアプローチを受けることも増えました。

⭕メリット
・多くの会社の求人を閲覧できる
・複数の会社を一括応募できる
・企業からスカウトメッセージがくることがある

🔺デメリット
・ひとつひとつ求人内容を読んでいると時間がかかる
・自分のプロフィール欄をちゃんと充実させる必要がある

💡利用する時のポイント①「プロフィールは結構重要」
各求人掲載サイトの独自フォーマットなので、求人掲載サイトを複数使おうと思うと結構面倒です。でも、テキトーにしてると応募しても弾かれたりスカウトメッセージ来なかったりするので意外というか結構重要な部分だと私は思ってます。
💡利用する時のポイント②「スカウトメッセージの温度感」
スカウトメッセージは、まずテンプレかどうかの見極めが重要です。相手の温度感が伺い知れます。その上で、スカウトメッセージは制作業務をしている人ではなく、専任の人事や採用担当者が送ってくる場合もあるため、実際に面談に行くと「全然温度感が違う」「社内伝達が上手くいっておらずカジュアルじゃなかった」なんていうことはよくあります。
なので、カジュアル面談に行くときも、招待されたお客様気分で行くのではなく、毎回こちらから応募した面接に行く気分で行くのがオススメです。自分もその方がちゃんと会社の事前リサーチもしますしね。。)


2. 転職エージェント

ミドルレイヤーになってくると、まわりにも転職エージェントで入社したよなんて人も増えてくるのではないでしょうか。(参考までに、私は過去にクリーク・アンド・リバーやReDesigner、ヘッドハンティング系の会社なんかも利用しました。知人にはレバテックやギークスなどもおすすめされましたよ。)

⭕メリット
・求人掲載サイトには出てない、大手や有名どころの求人もある
・仲介なので、選考や内定を断る時も気まずくない
・丁寧にアドバイスや相談にのってくれるエージェントも中にはいる

🔺デメリット
・対応がエージェントの人柄に寄ってしまう
・エージェントにデザイナーや業界の知見がないと的外れな求人ばかり紹介される
・謎にエージェント推しの面談に行かされることがある
・ワンクッションあるので、どうしても日程調整や年収交渉が面倒になる

💡利用する時のポイント①「2〜3ヶ月余裕を持った活動をすると◎」
どうしてもワンクッション生まれるので、自己応募よりもスピード感がだいぶ落ちます。なので、転職エージェントを利用する時は、比較的余裕を持って活動すると良いです。
💡利用する時のポイント②「エージェントの見極め」
転職エージェントサービス自体の方針が、「ざっくりとした枠組みの中から数打ってなんぼ!」なのか「デザイナーのちゃんと知見があって適切なものを選んでから紹介してくれる」のかで、だいぶ変わる印象でした。
前者は、エージェントがたくさん求人を見せてくるので、じつは求人掲載サイトを自分でみるのとほぼ変わらない感じです。でも大手や有名どころの求人があるのがメリットな感じ。あと、エージェントのやりとりやセッティングも早い印象。
後者は、自分がぶれてるとエージェントもぶれるので、自分の中である程度整理をしてから利用をはじめる方がスムーズでした。あと、前者の数打ち系よりも、比較的やりとりやセッティングはのんびりな感じです。


3. リファラル(知人紹介)

最近リファラル採用に力を入れる会社も増えてきましたね。

⭕メリット
・知り合いの紹介なので、比較的カルチャーフィットがしやすい
・選考のステップを省略できることがある

🔺デメリット
・知り合いの知り合いや、関係値が薄い人の紹介は意外と地雷
・選考落ちちゃうと紹介してくれた人とちょっと気まずくなる(笑)

💡利用する時のポイント「選考の流れによっては自己応募と変わらない時がある」
会社によって、リファラルだとカジュアル面談したらそのまま最終面接の時もありますし、がっつり選考のステップ踏む時もあります。後者の場合は、落ちる可能性が自己応募とあまり変わらない印象でした。なので、後者の時は紹介する側も紹介される側も「うち応募してみなよ〜」ぐらいなノリでいると良さそうです(笑)
リファラルの時は、選考の流れを先に確認しておくといいかもしれません。


4. SNS転職活動

TwitterやFacebookなどSNSを利用した転職活動です。最近、bosyuなどのサービスを利用してこの手法をする人をだいぶ見かけるようになりました。

⭕メリット
・日頃の投稿内容によるが、人柄や趣向性を把握してもらえる
・フォロワーさんから声をかけてもらえることも
・(拡散やいいねで応援してもらえるのが単純に嬉しい)

🔺デメリット
・別のところにちゃんとコンテンツを用意しておかないと、スキルや期待値のミスマッチが起きやすい
・なんとなくノリで声をかけてくる人もいるので対応が面倒

💡利用する時のポイント「SNSだけでなく別の媒体もセットで用意するよ良さそう」
私の場合ですが、noteにいくつか就活用の記事を書いて、その記事をTwitterで拡散する流れで行いました。そうすると、なんとなくの声がけよりも、ちゃんと記事の内容読んで共感したり一緒に働きたいと思ってくれる温度感の高い人が声をかけてくれました。逆に、この人全然読んでないなというのもわかるので、良い意味でフィルタリングをかけられます。


5. 転職ドラフト

野球のドラフトのように年収で企業からオファーがくるサービスです。デザイナーだと、デザイナードラフトですね。(じつは私はうまく活用できなかったので、特にメリット部分が他にあれば教えてもらえると嬉しいです・・)

⭕メリット
・審査のためのレジュメなどの項目が細かいので、自己分析にも活用できる

🔺デメリット
・入力項目がとにかく多くて途中で心が折れそうになる
・意外と自分の設定した年収が基準でオファーがくるので、あまり自分の年収の参考にはならなさそうな印象

💡利用する時のポイント「事前に準備・参加企業を確認しておく」
ドラフトに応募するためのレジュメ登録などが結構大変だったので、事前にポートフォリオや職務経歴書を作っておくとスムーズにいけそうです。
また、いつもドラフトに参加してる企業をチェックしておいた方が、せっかく時間かけてレジュメ登録したのにオファーをもらってもどこも興味ない、というのが防げそうです。


6. 派遣登録

転職活動というテーマにたいしては番外編になるかもしれませんが、デザイナーも結構派遣でのお仕事があったりします。ライフステージの中では派遣という選択肢もあるのかなと思ってます。(派遣から社員になれることもあるので、経験の浅い人は最初のステップとしても有りかもかもしれません。)

⭕メリット
・時短などの時間の制約がありつつも稼ぎたいときにいい
・大手や有名どころの会社を経験できることも

🔺デメリット
・どうしても内容はパーツやバナー制作などの作業系になりがち

💡利用する時のポイント「契約内容はしっかり確認する」
がっちりと契約の世界なので、3ヶ月たったらバッツリ終わりなんてこともありますし、そのまま社員になっては駄目な契約もあるので、契約内容はしっかり確認しましょう。


ざっと自分の経験をもとに書き出してみました!また思いついたら書き足していくかもしれません。あくまでも私の所感なので、それぞれの方法との個人の相性もあると思いますので、ほんとご参考までに🙇‍♀️
なので、そういう意味でもみなさんの利用した感想も教えてくれると嬉しいです!

<余談>
私の場合ですが、求人掲載サイトやSNSでスカウトしてもらった会社に行くことが多く、自己応募よりもその方がマッチ度が高かったです。
私はプロフィール欄に書き込んだり、ブログやnoteに自分のコンテンツがあったりするので、自身の性格的にも自分で積極的にアプローチするよりもまずはこちらに興味を持ってもらう感じがあっているようです。(それもあってか、過去に転職エージェントを利用しても、エージェント経由で内定受理したことがありません;)


最後まで読んで頂きありがとうございます。頂いたサポートは私の癒やし担当、愛猫シャーロックの胃袋にしっかりおさめます!