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ユーザーのためのデザイン。ユーザーのためのデザイン組織。(CS HACK #07 登壇レポート)

この記事は、2017年9月26日にクラウドワークスデザイナーブログで執筆した記事です。

こんにちは。エンジニアの廣瀬です。気が付けばすっかり秋らしい気候になってきましたね。色々と切なくなる季節です。『ラ・ラ・ランド』が見たくなります。

先日、『「いいチーム」を育てるUX - CS HACK #07 』というイベントに登壇させて頂きました。イベントでは、株式会社ベーシックのCDO(Chief Design Officer)である岡村邦博さんと僕とで、それぞれデザイナーやデザインチーム、デザイン組織に関するお話をさせて頂きました。

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ユーザーのためのデザイン。ユーザーのためのデザイン組織。

僕は、前回の登壇やこのブログなどで、“デザイン組織”というものについて何度か述べてきました。しかし、当然ではありますが、デザインやデザイン組織はあくまでユーザーのためにあるのであって、それら自体は目的ではありません。当たり前だけれども、時として見失いかねないそのことを、改めて再確認するべくこのようなタイトルで発表しました。

(タイトルは『誰のためのデザイン?』へのオマージュでもあります。スライド内でも同書から引用させてもらいました。)

内容としては、デザイン組織を立ち上げるにあたって、発足からこの半年間、実際にやってきたことを事例ベースで紹介させて頂きました。そしてその全ては、ユーザーに価値を提供するために必要だと思ったことをやってきたつもりです。ほぼゼロの状態から開発にデザインを取り入れようとしてきた活動の一つの記録として、同じような状況にある方々にとって少しでも参考になればと思います。

また、デザイナーに限らず(例えばこのイベントでもたくさんお越し頂いていたCSの方々など)、自分とは違う職種や領域の人たちに対して、自らの価値観をどうやって伝えていくか、その価値観に基いてやるべきだと思うことをどうやって実践・実現していくか、そしてどうやって一つの目標に向かって協調していくか、そんな難題に対するアプローチとしても、何かの参考になれば幸いです。

それではまた!