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オープンコミュニケーションを通じて感じたユーザベースで働くこと

みなさん、こんにちは。ジャスミンです。
SPEEDAのUIデザイナーとして、4月にジョインしました。

ユーザベースで3ヶ月働いてみて、私自身に大きく影響を与えたのがオープンコミュニケーションのカルチャーでした。
今回は私が体験し、感じたことについて話したいと思います。

オープンコミュニケーションとは

私は今回の転職で「どんな人と働くのか?」ということを大事にして転職活動をし、いろんな企業からそこで働いている人を見てきました。しかし面接の時間はごくわずかなものですし、実際のところは入社して働いてみないとわからないことがほとんどです。
また、転職理由アンケートでは、「人間関係」がたいてい上位をしめており、多くの人にとっても誰と働くかが重要なことだというのがわかります。

会社という組織で働く以上、誰かと関わりながら共に事業を作り上げていかなくてはいけません。
そこでコミュニケーションが重要になってきます。コロナ禍になり、リモートで仕事をするようになったことでコミュニケーションの質も量も大きく変わりました。どうやってほとんど会ったことのない人たちと信頼関係を築き協業していくのかは自分の中でとても大きなテーマだったのです。
ユーザベースではオープンコミュニケーションを掲げています。

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一方的なコミュニケーションではなく、お互いの意見を交換し尊重して、よりよい関係性を築くためのオープンマインドで話し合う。
では、どこまでオープンにするのか?心地よい領域は人によってそれぞれ違うので、自分の心地よい範囲でやることで保つことができます。

でも、実際にはどんなことがあるんだろう?そう思いますよね。
この3ヶ月で実際に感じた具体的なエピソードを3つお話しします。

ケース1 時間のつかいかたは、同じじゃない

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入社してすぐのことです。
私のスケジュールにびっしり予定が入っていました。どの位の重要度のものか?(mustなのかhopeなのか)このMTGってなんでアサインされているんだろう?研修や各種ツールの初期設定など盛り沢山あるし・・とインプットの時間がわっっ!と押し寄せてきたので、1つずつタスクを片付けてゆきたい私にとっては大きな負担に感じました。そこで、同じUIチームのメンバーに「時間の使い方」について相談することにしました。
少し会話をしたあとリーダーの平野さんの提案で、それぞれの働き方に対する価値観についてお互いに分かり合えていないのでは?一度話し合う時間を作りましょう!とすぐに反応してもらい、翌日メンバーのシンディーと共に3人で景色交換することになりました。
ユーザベースでは働く時間や場所が自由に選択できるため、個々の生活スタイルや価値観によって、時間の使い方が大きく変動するんですよね。
そこで話し合ってみると、それぞれの思考の違いを知ることになりました。

「物事はスケジュール立てて動きたい。よはくのある時間が欲しい。コミュニケーションは会話の方が好きだけど、思考をまとめ整理できるのでチャットも好き。勤務時間はこれまでの会社のように時間をまとめてとって働きたい」
「子供の迎えがあるので、夜以降は仕事ができないので、早朝の数時間と、夕方までを集中的に動きたい。スケジュールは流動的でもOK。チャットは文章を考えながら打つのに時間がかかるのであまり好きじゃない」
「仕事が大好きでプライベートと仕事が溶けている。チャットは気にならない。時間は自分のペースに合わせて働いているが、他人にそれは強要はしない。状況判断で意思決定していく」

これを話したことにより、へえそんなふうに思っていたのか!などお互いへの気づきが多く、改めてメンバーを知ることができました。これまでは仕事の価値観についてじっくりと話したことがなく、表面的な課題に対して一時的な対応をとっていましたが、このように話してみると根本にはそれぞれの仕事観に基づいて形成されているんだなあということがわかり目から鱗でした。
正直なところ、まだ入社して間もないから混乱しているだけなんだと思い声を上げるのもためらいましたが、それでも気になってしまったので声を出してみました。結果として互いに大きな収穫になったので声を出せて良かったと思っています。何より、伝えてくれてありがとう!と言ってもらえたことは本当に嬉しかったです。
この件から、一緒に仕事をしていく上でどのように接していくのがいいのかお互いのちょうど良さを尊重しながら、チームとしてのコミュニケーションがとりやすくなったと感じました。

ケース2 誰でも参加フリーなチャットグループ

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おもに社内のコミュニケーションツールはslackを使ってやりとりをしていますが、ここでもユーザベースらしさを体験しました。

・基本的に全員に公開しているのでどのチャンネルも出入り自由!
・個人情報やセンシティブな内容以外は、基本的にグループチャットで発言。オープンなコミュニケーションを!

最初はこのオープンさに、逆に情報量が増えすぎて戸惑いましたw
ただ慣れてくると、あの人の考え方や内容が知れたり、知りたい内容を検索するとチャンネルを横断して様々な答えが見れたり、はたまた投稿した内容に対してメンションした人以外からも意見をもらえたりといいことがたくさんありました。
今DESIGN BASEには17名のメンバーがいますが、それぞれが違う作業をしているのでお互いの作業内容を垣間見れたりするのも楽しいです。

ケース3 1on1で気軽に話せるなかまがたくさんいる

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ユーザベースでは現在リモートでの勤務スタイルがメインになっています。ただ、出社するしないは個人で選択できるスタイルになっており、私はこれまで2回出社、残りはリモートで作業しています。
対面で会うことはなかなか少ないので、普段はslackやオンラインMTGなどでコミュニケーションをとっています。
その中の一つに、1on1があります。これまでの会社だと1on1は上司が部下に対してのヒアリングの要素が強く、報告のような意味合いが強かったものでした。でもユーザベースの場合はちょっと違っていて、誰でも話したい!と思った人と話してみる時間として使うことができます。(もちろん上司との1on1もありますよ)これは、本当にありがたい。特にコロナ禍で入社した私にとってはなかなか人間関係が広がりにくく、どんな人がいて、素敵な繋がりができるのかは必然性がないと接点が持てませんでした。
そこで、初めはDESIGN BASEのメンバーと積極的に1on1を実施し、そのあとは今自分が考えていることに対して最適だと思う人を紹介してもらい、新しいつながりを広げていきました。

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スリランカのデザイナー、ニルマールとは片言ながらも英語でコミュニケーションをし、代表の稲垣さんにも悩みをぶつけたりと、かなりチャレンジングにたくさんの人と積極的に繋がりを求めることで少しづつ仲間の輪を増やしていきました。これは、私自身がいろいろな人生経験を持っている人と話してみたいという好奇心からきていることですが、結果として自分のことを知ってもらうきっかけにもなったと思います。

オープンコミュニケーションを感じてみて

ユーザベースで働く人たちがいつもキラキラして、楽しく働いているのはこのようなオープンコミュニケーションの体験があるからこそだと思っています。私も今回の体験を通して自分から心を開き、話してみることで相手の心を少し開けたり、その姿勢を他のメンバーが影響を受けてくれたり・・嬉しいつながりもありました。

DESIGN BASEでも日々お互いを尊重し合いながら他部署と協業し、日々新しいクリエイティブを生み出しています。
その辺りはぜひ、他のメンバーの記事を見てみてくださいね

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