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あの日の一歩、今日の一歩。

今日は最後の出勤の日でした。
この日が来ることはわかっていたはずなのに、「え、もう終わり・・」
という気持ちでたまらなく寂しくなりました。

日常のゾーンから一歩足を踏み出すことは、一方で手放すことでもあります。
これまでの生活習慣、人間関係。慣れ親しんだ色々なもの。
体によく馴染んだものを手放し、私は次の場所へ向かいます。

自分で決めたことは全て正解だと思います。
散々悩んで決めたことです。
別れは辛くて痛みを伴う。嫌で離れるのではないなら尚更。
お世話になった同じチームのみんなにメッセージを書きながら、
私はボロボロ泣いていました。

人の縁って不思議ですね。
あの日、求人情報を見て、勇気を出して応募した。
その一歩から、新しい道がつながり、見える景色が変わった。
新しい職場で新しい人たちと出会い、関係が始まる。
勇気を出したあの一歩で、ぐるりと人生の方向が変わる。

そしてまた、次の一歩を踏み出しました。
先の景色は全く見えないけれど、また新しい冒険の旅に出るワクワク感です。
寂しくて、切なくて、ドキドキして、少し怖い。


そんな今日1日、頭にずっと流れていたのはこの曲でした。
小沢健二/ぼくらが旅に出る理由


ぼくらの住むこの世界では 旅に出る理由があり
誰もみな手をふっては しばし別れる

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