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#037:自己開示してみました

兵庫県神戸市を拠点に活動しております「まじわるデザイン」代表の戸田裕之です。
「ムダをなくしたいだけ」です。

良いチームのは良いコミュニケーションから生まれます。そして、コミュニケーションの前提の1つは自己開示です。相手がどんな人なのかがわかると、コミュニケーションのよいきっかけになります。
今回は、自己開示のサンプルとして、自分の勤め人時代のことを書いてみます。

私は、製造業をなりわいとする企業に就職して、実質的にそのまま1社で36年間過ごしました。
けっこういろいろな経験をさせてもらいまして、所属がよく変わる人は、一般的によっぽど優秀かよっぽど使えないかのどちらかでしょうが、私はどっちでしょう。

(製造現場)
社会人になって最初に担当したのが製造現場関係の仕事です。専門が経営工学(当時の学科名は、工業経営学科)だったので、工場のことは少しは知っていたので違和感はなかったです。
最初になじむことができたので、長い長い勤め人生活ができたのでしょうし、現在の中小企業さんのお手伝いの仕事のベースになっています。
・生産技術
・設備計画
・組立技術
・製造現場の日々の運営
・安全衛生管理:この流れで現場組織の安全衛生管理をやるようになり、今の仕事で現場の改善アイデアを提供するために役立っています。

(コンピュータ)
製造現場のことをやり始めたころは、CAD/CAM、FA、CIMといったバズワードが飛び交っていたときなので、コンピュータをうまく使うということをやりはじめました。
最初は社内システム担当でしたが、途中から製品システムもやるようになりました。両者に本質的な違いはありません。
・システム設計
・ソフトウェア:商売としてできるのは、FORTRANとBASICですが、COBOL、C、アセンブラもわからんことはないというレベル。
・ハードウェア:ホストコンピュータ(IBM360)、オフコン、ミニコン、EWS、パソコン、シーケンサ、ボードコンピュータ、ASICまでいろいろ。
・IT企画:勤め人生活の最後は、グループ全体のIT企画を考える仕事をしました。

(プロジェクト)
所属していた事業で、仕事量が急増するということになったときに、たくさんの仕事をさばく人が必要になって、私が「さばき」を担当することになりました。その事業についてはほとんど知らない状態だったので、仕事の急増にはそれが逆によいと考えられたのかもしれません。
ここで、セールスエンジニアとしての経験を積み、プロジェクトマネジメントを知って、天職見つけたかなと考えてました。
・工事設計
・セールスエンジニア
・プロジェクトマネジメント

(企画)
そんなこんなが大きな流れで、あとは、そのときどきの状況に応じて、いろいろな経験をしました。
・渉外、広報:展示会の企画をしたり、業界団体活動もしました。海外でパートナーといっしょにお役所に行って、売り込みをするようなこともしてました。
・商品企画:世界を変えるようなことを考える、夢のある楽しい仕事でした。
・設計管理:山のような仕様書、図面のチェックをしましたので、誤字脱字を見つけるのは早いです。
・ISO9000シリーズ維持運営:今の診断の仕事にはとても役に立っています。
・調達企画:しばらくの間調達部門にいて、ビジネスパートナーさんとの協働活動の旗振り役をしてました。一般的に中小企業さんは調達機能の充実まで手が回らないので、このときの経験も今の役に立っています。
・事業運営:1つの事業を運営する役割にもなりました。経営に関する理論を実際に試してみることができたのは貴重な経験でした。また、人間のめんどうくさいところを思い知りました。

いろいろな人に助けられたおかげで良い経験ができたと考えています。今は、その恩送りフェーズです。

写真は、1年前の愛媛県・道後温泉本館改修中の姿。今年の7月11日に全館営業再開されるそうです。のんびり温泉につかるのが楽しみです。
===誰一人取り残さない===




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