キガリ市内をまわる
今日は12月29日の日曜日。
ルワンダの日中の気温は26度と暑くもなく、寒くもなく。快適な気温だった。
キガリではルワンダのJICAに勤務していた知人の勧めで「kLab」に立ち寄ろうとしていた。ここは、ルワンダの起業家のインキュベーション(新規事業の創出・支援)センターとして機能をもつ。
キガリの「日本大使館」の向かいにあるビルディングであることは把握していた。
が、結局キガリ市内を2日ほどまわったがたどり着けず。そもそも、日本大使館へ到着できなかった。あるバイクタクシーは韓国大使館には連れて行かれた。「このエリアには大使館がたくさんあるから分からない・・」そんなことも言われて、悔しい思いをした。
自分の段取り不足。
次回訪問の際はこのページを印刷していこう。
気を取り直して、「オテル・デ・ミル・コリン(Hôtel des mille collines)」へと向かった。映画「ホテル・ルワンダ」の舞台である。
1994年のジェノサイドが起きた時に、当時の支配人であった「ポール・ルセサバギナ氏」が1,000人以上の避難民をかくまったとされるホテルだ。
今となっては、その当時の面影などはなく、のどかな高台にある高級ホテルであった。つい先ほど、ジェノサイド博物館で見た展示物とのどかな情景とのギャップが大きく、日が沈むまでここで物思いにふけった。
この日の夕飯は、この日の夕飯は現地の食堂にお世話になった。じゃがいもと豆の煮物と牛肉のスープ。ほうれん草のようなものもあった。
プレートに自分で盛る。芋、パスタ、ほうれん草、豆。いずれも調味料は塩気のみで味気ないが、久しぶりのしっかりとした食事で無添加の食事で体には良いと前向きに捉えた。
1,000RWF(ルワンダ・フラン)だから、およそ、日本円で120円。
食事の途中、店内は何度か停電になった。その状況にお店の人は焦るでもなく、何事もなかったかのようだった。
料理を温めるろうそくは、食事をする僕のテーブルを柔らかな光で照らしていた。
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