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FIT大阪2024でのクリエイティブ制作事例:Bank Up Plusの魅力を伝えるデザインの工夫

こんにちは、シナジーマーケティングの板野です。
今回は、当社の金融ソリューション事業部が出展した、金融機関向け総合展示会「FIT大阪2024」で制作したクリエイティブについてお話しします。
※この展示会はすでに終了しています。プレスリリースはこちらから↓

展示会の目的

今回の展示会の目的は、新規顧客の開拓や既存顧客との関係深化です。また、今年ローンチした当社の金融ソリューション事業「Bank Up Plus(バンクアッププラス)」の知名度向上も大きな目的の一つでした。

「Bank Up Plus」のロゴは、同じチームの瀬戸さんがデザインしました。
ロゴのメイキング記事はこちらからご覧いただけます。

デザインの具体的な取り組み

タペストリーを提案

今回は、正面に壁全体を覆う大判タペストリーを2枚、側面には導入企業様のロゴを入れた大判パネルを配置しました。
タペストリーを選んだ理由は、軽量で持ち運びが簡単、折りたたんで再利用できる、そしてコストを抑えられる点です。

過去の展示会を視察した際、小さなパネルに情報を詰め込むより、大判タペストリーの方が視認性が高いと感じたため、この形式を提案しました。

生地の違い

私自身、大判タペストリーの制作は初めてだったため、まずはお世話になっている印刷会社様のショールームを訪問し、タペストリーの作例を多数拝見しました。生地の材質や厚みによって発色や光沢が微妙に異なることを学びました。

今回は、発色の豊かさとコストのバランスを考え、トロマット生地の標準厚みを採用しました。
サテン生地への印刷も光沢感があり、次回は試してみたいと思っています。
また、屋外設置用の加工や屋内用の防炎加工についても、このとき情報を得ました。

掲示物の構成

2枚のタペストリーのうち1枚は当社のクラウドサービス「Synergy!」、
もう1枚は金融ソリューション事業「Bank Up Plus」をテーマにしました。

「Synergy!」に関しては、導入実績や課題解決のためのメッセージを中心に配置しました。
「Bank Up Plus」については、認知度向上を目的にロゴとサービスの概念図を大きく配置しました。

適切な情報量を心がける

展示会での掲示物では、適切な情報量が重要です。展示会では多くの情報が飛び交い、
すべての伝えたいことを詰め込むと、かえってお客様に伝わりにくくなります。
展示会のお客様は多数のブースを回っており、体力的にも疲れていることが多いです。そのため、情報を必要以上に詰め込むのは逆効果です。

掲示物は、遠くからでも目に留まり、会話のきっかけとなるキャッチコピーが大きく表示されるものが最適だと考えています。
足りない情報は、手渡しできる冊子で補完しました。これを意識してデザインに取り組みました。

ちなみに、冊子をお持ち帰りできるこんな持ち帰り袋も制作しました!

デザインの情報収集

私自身、仕事以外でも展示会やイベントに足を運び、現場での情報収集を心がけています。
日常のタッチポイントとして、電車の吊り広告なども有効な情報源です。

実際にできあがったものを確認して

会場で完成した掲示物を確認した際、インクの発色が鮮やかに出ていたことに安心しました。
約3mの大判サイズのタペストリーは、キャッチコピーのインパクトが際立っていました!

今後に活かすこと

  • 効果的だったキャッチコピー(お客様が目を留めていた部分や、会話のきっかけになった箇所)

  • 追加すれば良かったと思う文言やアイテム

  • イベントごとのお客様の特色や特徴

これらを会場担当者とヒアリングしながら、次回の展示会クリエイティブに反映していきたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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