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【第6頁目】スポーツ漫画って素晴らしい件について(後編)

こんばんは!熱い青春を送れなかったSoh Deshawnです。

本日は先週の続き、スポーツ漫画って素晴らしい件についての後半になります。中学生の時にハマったSLAM DUNKでは共感の感情が多くを占めていました。今日紹介する漫画ではSLAM DUNKとは違った部分でハマることになりました。

帰宅部のSoh Deshawn

晴れて高校生になった青年Deshawnは新学期早々人生最大の選択を迫られることになります。

それは…

高校の剣道部が強制坊主ということです!!

坊主になりたくないということから中学時代もたびたび顧問の条件を死ぬ気でクリアした私です。それくらい坊主は嫌でした。

強制坊主は嫌ということで部活に入らず道場で剣道を続けることになった私は、帰宅部としてダラダラとした生活を送ることになります。

帰宅部になった弊害

90%を超える新入生が部活動に入る我が校では帰宅部は孤立します。ええ孤立するのです。

同じ部活、グラウンドを共有する部活などで友人グループができる中、帰宅部であるDeshawnは完全ぼっち。

新学期スタートダッシュを切ることができなかった青年Deshawnに友人と呼べる人ができるのは一年後の高校2年の春のことです。私と同様に学外で運動をしている人だったり、半帰宅部の人、地元が近い人などなどです。

高校の青春の話はまた別の機会に色々語りたいのでこの辺りにして、とにかく高校1年時は暗く悲しいぼっち生活を送ってきました。

そこで生まれた感情が部活に入れば良かったなぁという後悔と、熱い青春を送りたいなぁという憧れです。

ベイビーステップとの出会い

「ベイビーステップ」(講談社)

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小学生のときから、成績はずっとオールA!几帳面でマジメな“エーちゃん”は、高校進学を機に軽~い気持ちでテニススクールに通い始める。そこで、ちょっぴりいい加減!?でも、テニスに懸ける情熱だけはマジメな美少女“ナツ”と出会い、テニスの魅力に取りつかれて人生激変!!
https://pocket.shonenmagazine.com/episode/13932016480029113080

ベイビーステップとはざっくりいうと主人公丸尾栄一郎(通称エーちゃん)のサクセスストーリーです。

プロスポーツ選手としては遅く高校生からのプロ志望という無謀な挑戦に対してbaby steps(赤ちゃんのハイハイ、少しずつ成長する)の言葉通り小さな努力を怠らず、コツコツ努力を積み重ね成長していく物語となっています。

少し脱線するのですが、アニメはあそこで終わりなんでしょうかね…。漫画は10000歩譲って作者様と編集さんの事情等あると思うので(円満な終了ではないと決めつけ)いいとしてもアニメだけは続いてほしかった…。

アニメのラストで池くんが世界ランク1位と対戦したってありますが、実際原作ではレヴィナマックスと対戦したのが最初だから…。ストーリーが変わってて続けるつもりないのかって。悲しい。

初めてベイビーステップを読んだのは中学生の頃、連載が始まってからは少し時間が経っていました。勉強大好き人間だった私は少し時間があれば塾の自習室に駆け込み勉強をしていました。

そんな努力もあってか本来NGの途中退室の間食を塾長に認めてもらい、娯楽の1つとしてコンビニで夕食を買う際に週刊少年マガジンを立ち読みするのが習慣化しました。

「Bloody monday」(原作龍門諒・作画恵広史)、「はじめの一歩」(森川ジョージ)、「GE ~グッドエンディング~」(流石景)などなど抜粋して読んでいた作品の中にベイビーステップがありました。

初めは面白いな程度で読んでおり、受験勉強が忙しくなり漫画離れが加速するとやがて全く読まなくなってしまいました。

しかし高校生になり暇なある日、再び立ち読みしたことで、ベイビーステップ熱が再燃することになります。

高校生になった私は、中学時代とは打って変わり勉強嫌いで部活もせず、恋愛のレの字もない自堕落な生活を送っていました。

対してベイビーステップのエーちゃんは勉強もテニスも、恋愛も全力で取り組んでおり高校時代の私とは真逆の生活と言っても過言ではありません。

漫画は不思議な力を持っていて、読者が主人公や登場人物の物語を俯瞰することで、感情移入できたり、追体験できたりします。

そんな私も不思議な漫画の力によって自分の体験と対比したり、エーちゃんのさまざまな気持ちを感じ取って熱くなったりした読者の一人です。

そんな気持ちはいつのまにか高校一年生の時に抱いた高校生活への憧れを満たすことになり、ベイビーステップにどハマりする要因となったのです。

まとめ

先週と今週合わせて前後編でスポーツ漫画について話させていただきました。

前編ではSLAM DUNK、後編ではベイビーステップ。

SLAM DUNKでは共感を、ベイビーステップは憧れを。

スポーツ漫画は多くの人がスポーツをしたことがある(ハズ)ことから多くの人から共感などなど、感情が揺さぶられやすい作品だと思ってます。だからこそ人気が出たりするのでしょう。

皆さんはスポーツ漫画はお好きですか?(ハルコさあああぁぁぁあああん!!!)

次回の投稿は12月13日です。