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DERTA JAM with BEECL vol.13 イベントレポート

「広義のデザイン」をテーマにした勉強会&交流会イベント「DERTA JAM with BEECL」。2023年7月8日の開催で第13回目をむかえました。その当日の様子を皆さんにお伝えします!

イベント概要・スケジュールは下記を参照ください。

当日の様子

今回の参加者は29名。そのうち社会人23名、学生は5名、スポンサー枠が1名。デザイナー、エンジニア、ディレクターなど、属性はさまざまで、学生さんも多く参加されました。また、今回は初めて参加された方も多く見られ、参加者の皆さんが新しい繋がりを楽しんでいるように感じました。

場所はMOYORe:ホール。SeaPoint YORIMICHIさんにご用意いただいた素敵なお食事とドリンクが、DERTA JAMをますます盛り上げます。

今回のファシリテーターはJAM運営メンバーのあやさんとうららさん。この2人より、イベントの概要やルール説明が行われました。お二人がファシリテーションを行うのは、今回で2回目。運営メンバーが前に出る機会も回を追うごとに増えています✨💪

イベント説明があったあとは、恒例のアイスブレイクタイム。アイスブレイクの担当はかけるくんです!

今回はかけるくんがオリジナルで考えてくれた「推理式自己紹介」を行いました。「推理式自己紹介」とは、お題に対して無記名で回答のみを紙に書き、いくつかのチームに分かれたのち、チーム内で紙に書かれた回答が誰のものかを当てる、というアイスブレイクです。

お題は「最近これいいなと思ったもの・ことを1つ教えて」👀
人狼のような雰囲気になりながらも各回答がおもしろく、参加者同士の距離がぐっと縮まるアイスブレイクでした。

LTスピーカー、LT内容紹介

アイスブレイクが終わったら、イベントの1番のお楽しみ、LTの時間です!
※LT:ライトニングトークの略。短いプレゼンのこと。

運営メンバーのなかはなちゃんが書いてくれたグラレコとともに、当日のLTについて紹介していきます。

今回は、コピーライティングやまちづくりなどの文脈において、新潟の現場でデザインを実践されている下記3名の方々をお招きしました。

DERTA JAMは、「スピーカーによるLT(10分)→参加者同士でLTについての意見交換・スピーカーへのQ&A(10分)→交流会(20分)」を3セット繰り返す、というスケジュールで会が進行します。「参加者同士が主体的にデザインについて語れる場」「参加者が主役である場」にしたいと思っているので、スピーカーの話は10分と短めに設定し、交流会の時間を大切にしています。「スピーカーの方の話をもっと話を聞きたい!」という方、ご安心を!交流会にて、スピーカーの方と直接お話をすることもできますよ◎

LT①:(株)MGNET/BEECL所長 武田 修美さん

いらすとやにレンズ沼のイラストがあったことに喜ぶ武田さん

今回のLTテーマは、【カメラを買え】📷

みなさんご存知の通り、とにかくカメラが大好きな武田さん。
そんな武田さんがカメラを始められたきっかけは、クリエイターさんの視点に興味を持ち始めたことだそう。
やっていくうちにスマホでも十分きれいな写真は撮れるけれど、カメラでしかできない”敢えて小めんどくさい体験”に価値を感じ、どんどん沼にはまっていった結果...。「”あえて小めんどくさい体験”=”手間・無駄”を経てこそ何かが手に入る」と気づいたといいます。

一見手間・無駄と思われることでも、続けてみることで世界が変わる。最後に夢のある実経験もシェアいただき、参加者からも歓声が上がりました!


LT②:ザツダン株式会社 代表取締役​ 横田 孝優さん

LTテーマは【謎多きコピーライターの仕事】👨‍🏫

「コピーライターって何をするのですか?」「言葉って仕事になるんですか?」
中には歯に絹着せず「食えるんですか?」なんて聞いてこられる方もいるという「謎多きコピーライターの仕事」について、丁寧に紐解きながらご紹介いただきました。

横田さんが代表を務めるザツダンさんではコピーを「聞く(訊く)+書く(言語化する+発信する)」に分けて定義しているそう。この中でも、聞くことと言語化することに力を入れていらっしゃるのがザツダンさんの特徴だとお話しいただきました!

LT後のQ&Aの時間では、参加者から横田さんにたくさんの質問が寄せられました。そのうちの2つをご紹介します📣

Q:横田さんの思う”良いコピー”の定義を教えてください!
A:約束があること。提案があること。”嬉しい”があること。この3つのどれかを揃えていると、良いコピーだなと思います。

Q:オーダーを受けた時に一番最初に取り掛かることはありますか?
A:まずは話を聞くところからはじめます。ヒアリングの時間を十分にもらえず、「良い感じのコピーを考えておいて」と言われた場合は依頼をお断りすることも。知らないことについての言語化はできないので、ヒアリングの時間はたっぷり取るようにしています。


LT③:新潟大学法学部4年 小荒井 麗さん

うららさんのLTテーマは【初めまして、小荒井麗です。】 🙋‍♀️

法学部にいながらデザインの仕事に就こうとしている、うららさんの「デザインとの出会い」について語っていただきました!最初は公務員になるつもりだったうららさんが「デザイナーを目指したい!」と思うきっかけになったのは、書籍「おもしろい地域にはおもしろいデザイナーがいる」のトークイベントだそう。📚

喜多方で一番友達が多い”インタウンデザイナー”になる、そんな夢を描くうららさんは
・喜多方の発信
・キタカタフリマ
・個展のプロデュース
・地元のお祭りの実行委員に参加
とさまざまな活動を自主的、主体的に参加しているそう!🌱

すべては”喜多方”に関わる人を増やすため。そして誰かの一歩を後押しする。そんなうららさんが考えるデザインとは、だれかにとっての「しやすさ」を作ること。
「見やすさ、使いやすさ、住みやすさ」などある中でも特に「住みやすさ」に関わる活動がしたいと話してくださいました。

参加者は、LT中は登壇者のお話にじっくり耳を傾け、その後の意見交換タイムや交流会では、参加者同士積極的にコミュニケーションを取る様子が見受けられました。

参加者の声

ここからは、イベント後に行ったアンケートに寄せられたご感想等をご紹介します!

  • 参加理由

    • 関係を広げたいから、デザインの勉強をしたいから

    • 新潟市などで活躍されている方のお話を聞きたかったから

    • 登壇者の方々のお話が聞きたかったから

    • 新しい出会いが欲しかったから

  • 感想

    • 様々な方面からのお話を聞けて、いろんな方と出会えたのでとても楽しかった。楽しくてあっという間に感じた。

    • しっかりネットワーキングができていて、これからの新潟を支える方々が学べる場だと思った

    • 色々な職種の方と話せるのが新鮮だった。 初めての参加だったが、スタッフの方が親切で助かった。

    • 毎回楽しみにしているが、どんどん楽しくなる!

イベント後、参加者同士で新しいつながりが生まれた様子もちらほら。DERTA JAMをきっかけに、普段接することのない職種、立場の方と繋がっていただけて大変うれしかったです😊

スポンサーさまからの声

DERTA JAM with BEECLでは、「新潟に広義のデザインの考え方を浸透させ、デザイン人口の増加、より優秀なデザイン人材の育成、新規ビジネスを生み出すための新たな環境創出を目指す」という目的にご賛同いただける法人・個人スポンサーを募集しております。

スポンサー枠でお申し込みいただければ、
・最新の情報に触れたい
・会社では得られない学びを得たい
・自らを成長させたい
などの目的で参加している、情報感度・学習意欲の高い参加者さまに向けて、5分間のプレゼンを行うことが可能です。

今回はスポンサー枠として、十日町市移住コンシェルジュ 移住アシスタント の小海航さまにご参加いただきました。

小海さまからのお声をご紹介させていただきます。

こんにちは!十日町市移住コンシェルジュの小海と申します!
7/8(土)に開催された“DERTA JAM with BEECL vol.13”に、
スポンサー枠で参加させていただきました!

今回が初めての参加で、会場で浮いてしまわないか心配でしたが、スタッフの皆様のサポートもありイベントを楽しむことができました!
また、スピーカーとして登壇されていた方のプレゼンを拝聴したり、会場で様々な業種の方と知り合えたりと、私自身にとって非常に良い経験となりました!

スポンサー枠で参加した目的は学生インターンシップの告知でした。
参加されている学生さんは皆さんインターンシップへの関心が高く、
たくさんのお申込みをいただきました!

また、会場の空気も暖かく、楽しんでスポンサー枠のプレゼンをすることができました!総じて、スポンサー枠で参加して本当に良かったと思っています!今まで参加したことが無い方も安心してご参加ください!

DERTA JAM with BEECLでは、毎回スポンサー枠でのお申し込みも大大大募集しています🌟 スポンサー募集要項をご参照のうえ、connpassからお申し込みください。

次回イベント開催予定

次回イベントは8/19(土)17:30-20:30(受付開始17:00)。場所はMOYORe:ホールです。

運営メンバー一同お待ちしております🌟

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DERTA JAM with BEECLとは?
👉DERTA JAMの概要や開催目的、今後の展望などについて書いています。

DERTA JAM with BEECL運営チームメンバー紹介
👉DERTA JAMは現在、もともと参加者だったメンバーとともにイベントの運営を行っています。メンバーたちは普段は違う会社や学校に所属していますが、それぞれの専門性を生かし、運営チームとしての活動を楽しんでいます。そんなみんなをご紹介します!


レポート執筆担当:

うらら / @kuarrri
福島県喜多方市出身。新潟大学法学部法学科4年生。2023年3月、株式会社DERTAにインターン生としてジョイン。DERTA JAMではイベント運営メンバーとして、プログラム改良や当日のファシリテーションなどを担当。地元喜多方市でも、地域イベントの企画や運営を行っている。

かほ / @hakoda_kaho
新潟県燕市出身。株式会社MGNETディレクター。DERTA JAMでは運営メンバーとしてイベントレポートを担当。

グラレコ担当:

なかはな
DERTA JAM運営チームグラレコ担当。NPO法人みらいずworks所属。大学3年時よりみらいずworksインターンとして従事し、2023年4月より新卒で入社。「総合的な学習の時間」授業運営や対話をベースとしたワークショップ・オンラインイベント運営に携わる。
また、講演や会議を文字とイラストを用いて記録する「グラレコ(グラフィック・レコーディング)」を行う。