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DERTA Gig HACKS in Niigata 【DAY1】イベントレポート

こんにちは!DERTA Gig HACKS広報担当のゆきのです。
新潟県から委託を受けて株式会社DERTAが主催するハッカソン「DERTA Gig HACKS in Niigata」がついにスタートしました😊🎉

本日は「プロジェクトリーダーによるアイデアピッチを視聴し、参加したいチームの希望を提出する」DAY1のイベントレポートをお届けします!


DERTA Gig HACKS in Niigataとは?

DERTA Gig HACKS in Niigataとは、2024年8月後半〜10月前半の1ヶ月半の期間でアイデアを形にするハッカソンイベントです。

参加者はプロジェクトリーダーが発表する事業アイデアについてのプレゼンを聞いたあと、自分が関わりたい事業を選択し、希望を提出。その結果を元に運営がチームを作ります。

その後、約1ヶ月間でチームビルディング、アイデアのブラッシュアップ、プロトタイプ開発を行い、最後は成果発表会を行います🔥

審査では、単に技術力を競うだけではなくビジネスとして価値があるかどうかも重視します。賞を獲得したチームはDERTAコミュニティ内で継続的に支援し、DERTA Gig HACKSから新規事業が創出されることを目指します。

参考:DERTA Gig HACKS in Niigataを詳しく知る

イベント概要

DERTA Gig HACKS in Niigata【DAY1】
【日時】8/21(水)19:00-21:30
【場所】オンライン(Zoom)
※タイムスケジュールなど詳しくはこちらから→Day1の詳細を見る

DAY1スタート🎉

DAY1のゴールは、〈プロジェクトリーダーによるアイデアピッチを視聴し、参加したいチームの希望を提出すること〉です🔥
この日はじめて発表されたそれぞれのリーダーのピッチに参加者の皆さんは興味津々。平日の夜にも関わらず、30名もの方々にご参加いただきました。

運営からイベント概要の説明

はじめにDERTA Gig HACKSを運営する株式会社DERTAのオハナさんから、今回のハッカソンイベントの概要や特徴、今後の展開について説明していただきました🗣

今回のハッカソンイベントの大きな特徴は、賞を獲得したチームの事業に対して、DERTAメンバーが継続的に伴走支援を行う点です。ハッカソンから生まれた事業が「作って終わり」になってしまうのではなく、今後も継続されるものになるよう、環境を整えています。

また、県内外で活躍するメンターや審査員を揃えている点も特徴のひとつ✋メンターによるメンタリングや最終審査が待ち遠しいというお声もいただいています。

プロジェクトリーダーによるアイデアピッチ・感想検討

リーダーによるアイデアピッチがいよいよスタート🏃‍♂️💨
ピッチのあとには運営からの推しポイントもお届けし、限られた時間の中でリーダーやプロジェクトの魅力を最大限お伝えしました。

また、アイデアピッチの直後には、ピッチに対する感想を振り返る簡単な個人ワークも実施。最後に希望チームを回答する際の参考になるよう、リーダーから伝わった熱量をしっかりと記録に残します。

1人目の発表者は、Port代表の吉井 孝男さんです。

フリーランスとして多くの人と出会い、名刺をいただく中で、人とのつながりを可視化する名刺管理アプリの必要性を感じたという吉井さん💭
アイデア構想当初は、理想のサービスを思い描きながらCanvaのホワイトボード機能を使って、ご自身が出会った方との繋がりを手書きで可視化していたといいます。そんな中ハッカソンの機会が訪れ、「アイデアを形にするチャンスだ!」と感じて参加を決意したとのこと。

サービスへの共感や可能性を感じる方と一緒に、このアイデアを実現したいですとお話しされていました✨

手書きで作成したというつながりマップ

最後に〈道はすべて繋がっている。同様にすべての人も繋がっている。そんな繋がりを可視化し、人との出会いに感謝できるようなサービスを作りたい〉と話された吉井さん。

運営からは、吉井さん自身がエンジニアやPMとしての豊富な経験をお持ちであるためチームを引っ張っていく人材として最適である点、このアイデアをDERTAメンバーに展開したところ経営層やコミュニティマネージャーからの評価・需要が非常に高く、すでに「使ってみたい!」との声も多数いただいているとのお話がありました✍️

次に、新潟大学農学部2年、竹里研究会「竹人(たけんちゅ)」代表の松瀬剛洋さんによる発表です。

非常に成長が早い植物である竹は、「循環型資源」としての魅力が大きい一方で手入れの負担が大きく、また竹林保有者の高齢化などにより、放置される竹林が増加している状況にあります🎋
松瀬さんは、「竹の魅力を伝え活用方法を見つけることで、新潟、そして日本の竹林を守りながら新たな価値を生み出すメディアを作りたい」と話しました。

テーマや熱意に共感してくれる方と一緒にプロジェクトを進めていきたい!とのこと

ご自身が高校生のころから魅了されているという「竹」の可能性について、自分の実体験を元に熱くお話してくださった松瀬さん。今回のリーダーのなかでは最年少、唯一の学生メンバーでありながら、竹についての豊富な知識と熱量をお持ちである様子が伝わってきました🎍

運営からは、松瀬さんは1年以上前からDERTA Communityで積極的に活動しているメンバーであること、また大学1年生のときに竹というニッチな分野でサークルを立ち上げ、30名以上の仲間を集めた実績や巻き込み力もあるということをお伝えしました✍️

続いて、株式会社Pepo 代表取締役の木村 愛子さんによる発表です。

木村さんが住んでいる新潟市西区は能登半島地震による液状化被害が大きく、事務所物件がこれまで以上に減ってしまったと言います。そんな中でファミリー層がもっと働きやすい環境を新潟市西区に作れないかと考えていた時に、同じエリアのショッピングセンターが空きテナントを活用したコワーキングスペースの立ち上げを構想しているという話を耳にしたそう👂

社内の多くのメンバーが西区に在住し、子育てや介護などをしながら働いている現状も踏まえ、これからも西区で快適に働き続けることができる環境を整えたいと話す木村さん。アプリによる無人のコワーキングスペース運営が近年増えていますが、サービスの使いにくさを感じている人が多いと言い、気軽に利用できる予約・決済システムを作りたいとお話されました💻

西区の仕事場の少なさについて、SNSにポストしたところ反響が多数

運営からは、会社の代表である木村さんとプロジェクトを進めることで経営者目線に立って物事を考える機会が得られること、テーマとなる施設が新潟市に住む方々にとって馴染みのある場所であるため、アイデアを検討するのが楽しそう!とのコメントがありました✍️

最後に、新潟市役所都市政策部/Niigata Graphic LanDの小林 愛実さんの発表です。

グラフィックレコーディング(グラレコ)は、多様な背景を持つ人々をつなぎ、共感を生む力があると話す小林さん🎨グラレコで視覚的に対話を可視化することで、感情やプロセスを共有し、無理解や無関心を超えることが可能になるとお話しされました。

実際に作成したグラレコをお見せしながら説明を進める小林さん

今回のプロジェクトではグラレコを学び実践する人材を増やすことと、人材と企業とマッチングして、グラレコがより多くの場で活用されることを目指します💪

運営からは、小林さんはすでに「Niigata Graphic LanD」というグラレココミュニティを運営され、さまざまなメンバーとともにグラレコ人材を増やすための活動をされているため、開発したサービスを今後も継続運用できる土壌がすでにあること、活動の中で得た実践知も豊富であることが共有されました✍️

※DERTA Gig HACKS in Niigataには上記4チーム以外に、すでにチームメンバーが決まっている2チームの参加も決定しています。

参加したいチームを回答・クロージング

4人のリーダーからのアイデアピッチを聞き終えた参加者の皆さん。個性あふれるアイデアの中からどのチームに希望を出そうか悩んでいる方も多い中、ご自身の興味や経験を元に、参加したいチームを回答していただきました📩

回答をいただいたあとは今後のスケジュールなどをお伝えし、Day1が終了しました。

まとめ

初日ということで、まずはDERTA Gig HACKSの概要やそれぞれのリーダーについて知ってもらえたのではないでしょうか?熱い思いや実現したい未来を持つ個性溢れるリーダーのピッチはどれも素晴らしかったですね👏

参加者のみなさま、お疲れ様でした!

次回は9/1(日)、ついにチームメンバーとの初めての顔合わせ&それぞれのプロジェクトも本格始動します!次回はWorkWith本町とオンラインのハイブリット開催です!皆さまにお会いできることを楽しみにしています😊

成果発表会観覧者募集!

DAY5は、各チームが1ヶ月半取り組んだ成果を伝える成果発表会を行います!
観覧したい方はぜひ各チームの発表を見に来てください⏬
■申し込みリンク
https://forms.gle/tWRV5qKEQzN88zra9

レポート執筆担当:高橋薫乃(@yuki_y2nt

DERTA Communityのメンバーでありながら、株式会社DERTAが運営している新潟県内のクリエイターをつなげるプラットフォームSwiingの運営としても関わる。普段は企業広報の仕事を行っている。


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