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炎天下の中、お墓掃除してたら先祖にそのまま連れて行かれそうになった

いや、もう暑すぎてましてね。

そのままお墓にダイブしてやろうかと思いました。


墓参りをしたのは2週間前。

仕事の関係上、お盆に帰省するのが難しいので、お墓参りはいつも9月ごろにしています。

お墓は栃木県の山のふもとにあります。

車でもいけますが細い道も多いので、今回はチャリで行くことにしました。


今年は9月でも34度という猛暑日が続いていましたが、

「チャリに乗ってれば風が涼しいだろう」

という普段チャリを乗らない「無知さ」を全開にペダルを漕ぎ始めました。


お供えものを買っていきましょう。俺は毎回買うものを決めています。

じいちゃんには「チョコレート」

ばあちゃんには「フルーツ」

です。フルーツは去年ブドウだったので、今年は「梨」にしました。


チョコレートとフルーツはじいちゃん家に行くと必ずありましてね。

パチンコ好きなばあちゃんが、

『今日は玉が止まらなかった』

とカイジみたいな顔をしながらリンゴの皮を剥いてくれましたよ。

出典:『賭博破戒録カイジ』11巻141ページ


余談ですが、ばあちゃんの携帯電話の待ち受け画像は、

パチンコ屋に営業にきた「中尾彬」とのツーショット写真

です。


そんなこんなで家を出てから30分後。

暑さでヘトヘトになりながらお墓に到着。Tシャツがびちょびちょです。


さっそく手を合わせ、ひさしぶりと挨拶をし、墓石に水をかけると・・・あら、すぐに乾く。

そうなんです。

墓石が「肉買ってきてソロキャンプ始めたろか」と思うぐらい熱いんですね。


これは危険な暑さですが、墓掃除にきたからにはやらねばなりません。

墓石をタオルで水拭きし、お供えものを置いて、草をむしり、線香の灰を捨て、枯れた花を処理する・・・


なんてやっていると、さらに汗が噴き出し、お供えもののチョコレートはフヨフヨに。

まるで熱中症のように頭がクラクラしてきて・・あれ?これヤバいんじゃないか?

しかも目と鼻の先には寺の住職がいます。

え、何ですかその「今死んだらすぐにお経あげられますよ」みたいな顔は。


さすがにこれ以上は危険と判断し、帰ることにしました。

炎天下の中での墓掃除で、危うくじいちゃんとばあちゃんに連れて行かれそうになりましたが・・・何事もなくてよかったです。


さあ、墓参りも終わったしちょっと涼みに行こうかな。

ばあちゃんの思い出の地。

パチンコプラザ「ラ・カータ足利店」へ。

-Fin-

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