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【頑張りすぎる人へ】SNSをやめる選択を与えた話

こんにちは、でぷれ(@care_depression)と申します。

今回は、情報発信ではなく、「コラム」として執筆させていただきます。

先日、副業で動画編集をされている方とZoomにてお話する機会がありました。なんだかんだと1時間ほどお話させていただいたのですが、話の結末として、SNSをやめる選択肢を与えて通話は終了しました。

本noteでは、そこに至った経緯やその方の境遇など、改めてSNSを利用する意味合いを考え直す機会を設ける役割を果たせればと思い、つらつらと執筆しております。


副業で動画編集をしている男性

SNSをやめる 選択肢を与えた話 (1)

その方は、副業で動画編集をしている男性でした。本業もありつつ、動画編集で月5万ほど稼いでいるという、極めて一般的な副業動画編集者。

将来的にはフリーランスになって地元に帰り、在宅でも稼げる環境を整えたいという考えを持ち、昔から興味のあった動画編集を副業に選んだとのことでした。


動画編集の壁に気付く

SNSをやめる 選択肢を与えた話 (2)

今フリーで動画編集されているんですよね?」と聞かれ、動画編集はほとんどしていませんと答えるのはもう返信テンプレートとなってきています。

現状、私でぷれは動画編集者の肩書はあれど、マーケティング関連でのお仕事ばかりなので動画編集自体はほとんどしておりません。そのことを伝えると、「やっぱりマーケティングなんですね…」という反応。

その方も、動画編集のみで稼ぐことに限界を感じているようで、楽しみつつ高単価を狙いやすいAfterEffectで映像制作をメインに行っているとのことでした。

しかし、副業でやるのはなかなか厳しいようで、「稼ぐ」を念頭に置くと効率的ではないですよね、と苦笑いで仰っておりました。

実のところ、私もTwitterで散々言っているように稼ぐことを目的とした場合、動画編集は非常にコストパフォーマンスの悪い部類です。


お仕事ってどうされているんですか?

SNSをやめる 選択肢を与えた話 (3)

会話の最中、営業についての質問をされました。そこで私の営業方法を伝え、仕組みなども教えたうえで、SNSって活用されていますか?との質問をいただきました。

このnoteを読まれているということは当然のごとく、私でぷれのTwitterをご存知だと思います。「活用してますよ」と答えるとやっぱりそうなんですね!という語尾の跳ねた言葉が返ってきました。

反対にこちらからも、Twitterされているんですか?と聞くと、やってますけど、全然活用していないですけどね…と尻すぼみな返事。ここから、本noteのタイトルの内容に入っていきます。


SNSって疲れちゃうんですよね

SNSをやめる 選択肢を与えた話 (4)

唐突にこのような発言を受けて、少し苦しくなりました。

SNSって情報ばかりで疲れちゃうし、情報の取捨選択が難しい。10人くらいしかフォローしてないけど、それでも情報ばかりでスクロールするだけでしんどくなる。

だけど、周りがこんなに頑張っている中、しんどいという理由で情報を見ないというのは逃げなんじゃないかと自己嫌悪に陥っちゃって…なんか最近しんどいんですよね(笑)

このように言われ、確かにそうだよなと思い知らされました。

かくいう私は、企業のSNS運用代行なども担っている立場なので、SNSは活用してナンボという感覚が恒常化していました。改めてこれは、慣れとかそういう次元ではなく麻痺しているのだと感じました。


SNSなんて見なくていいですよ

SNSをやめる 選択肢を与えた話 (5)

とっさに口からこぼれた言葉でした。

あなたはSNSを活用していますか?
しているのであれば、それは何のためですか?

多くの方は、ブランディングやプル型営業、情報の獲得のためと答えるかと思います。しかし、必ずしもこの必要があるかといえば決してそうとは言い切れません

SNSを伸ばしていくことで選択肢が広がるのは確かです。しかし、動画編集で稼ぐためにSNSはセットである必要を説明出来ますか?結論、動画編集はSNSを活用していなくても問題ないのです。

動画編集者の中でも、クラウドソーシングや知り合いからの紹介のみで生計を立てている方もいます。SNSはあくまで1つのツールでしかないということを改めて考えた方が良いのかもしれません。


SNSはしんどくなって当然

SNSをやめる 選択肢を与えた話 (6)

動画編集だけでなく、ビジネス界隈のTwitterは「有益」という言葉に捉われた人間ばかりが蔓延っており、自身の影響力を高めるために必死に1日に大量のツイートを垂れ流します。

一般の方からすれば、SNSを頑張るという意味すら分からないのが当然の世界です。要するに、SNSを運用するという考えを持っている方がマイノリティと扱われてもおかしくないのです。

・情報ばかりで道を見失う
・SNSでの情報が重く感じる
・情報発信をしないといけないと感じる
・情報があるのに行動出来ていないと感じる

少しでもこのように感じるのであれば、一度SNSから離れてみることをおすすめします。

SNSという身近にあるツールだからこそ感覚が狂いやすいですが、1日3時間タイムラインを眺めているだけでも数万字の情報が目に飛び込んできます。それを一般の人が発信しているんです、異常以外の何物でもない。


示した解決策

SNSをやめる 選択肢を与えた話 (7)

SNSはやめてもいいですよと示したわけですが、無責任に勧めたわけではありません。その方は、しっかりと動画編集を教えてくれるスクールのようなものに入会していたからこそSNS離れをおすすめしました。

そのスクールでは、基礎の編集やAeの使い方、さらにマーケティングについても半年ほどかけてじっくりと教えてくれる教育プランを組まれているようでした。

そこまで出来れば、しっかりと自力で稼ぐ力を身に付けることで可能と判断したため、SNS離れという選択肢を与えました。ちなみに、ポートフォリオを見せていただきましたが相当上手かったです。

動画編集を学ぶ

ここにスポット当てると、インフルエンサーが講師のコンテンツオンラインサロンに入会することをイメージされる方も多いでしょうが、実際のところSNS外で開催されているスクールなどの方が信用度も高く、質も良いです。


まとめ

あなたはSNSでの情報に溺れていませんか?疲れてはいませんか?

有益な情報を逃してしまうと思ってSNSに張り付いている方も多いのではないでしょうか。しかし、その情報の代償に自身を消耗させてしまっては意味がありません。

今一度、SNSとの関わり方を考えてみるきっかけになれば幸いです。

疲れたなら休めばいい、ただそれだけです。

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