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セロトニンが減るとどうなるか。

僕の投稿で、何度か「セロトニンはドーパミンとノルアドレナリンの分泌量を調整している」と書きましたが、セロトニンの減少によって、分泌量のバランスが取れなくなった時、身体的にどんな影響が出るのかは書いていませんでした。今回は深掘り記事です。

ドーパミンとノルアドレナリンの役割とは


・ドーパミン
意欲が向上する。
快感や多幸感を得る。
ドーパミンが過剰に分泌されると、幻覚や妄想などの症状がみられます。
逆に、ドーパミンが不足している場合、やる気がでない、集中力の低下、注意力の低下などがあります。

・ノルアドレナリン
ノルアドレナリンは脳を覚醒させ、集中力や判断力を高めまるなどの興奮作用があります。
ノルアドレナリンが過剰分泌された場合、怒りっぽく、イライラ、キレやすくなり、躁状態を引き起こします。
逆に分泌が不足すると、気力や意欲の低下、物事への関心の低下など抑うつ状態になりやすいとされ、うつ病の原因とも考えられています。

これらの分泌量の調整をしているのがセロトニンです。
それなので、分泌量が減るとこれらの物質のバランスが壊れてしまうので、うつ症状の無気力やイライラ、不眠症の原因はセロトニンにある可能性が高いです。

セロトニンを増やす方法

・運動
筋肉にあまり負担をかけない有酸素運動はセロトニンの分泌を促進させることが分かっています。「運動」は激しいものだけではなく、「散歩」も運動のうちに入ります。冬場は最低30分の散歩、夏場は最低20分の散歩をするといいです。

・トリプトファンの摂取
セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンという物質から、生成されています。そしてこのトリプトファンは食事からしか摂取できません。
バナナはとても多くのトリプトファンを含んでいるため、朝食にバナナを食べるのがオススメです。





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