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雑記1041「∞人がかりで」

過去最高レベルで孫正義を調べはじめた。
もちろん「2年半後に音楽でメシ食えてる自分でいる」の野望の土台にするためだ。


ハッキリ言ってこの夢、異常にムズいと思ってる。
2年半ってのも、音楽でメシ食うってのも、本当のところは本質じゃーない。そんな区切るようなもんじゃないからね。音楽神とのお付き合いは。
が、人間としてのオレはどーにも生臭坊主に生まれてしまったんで、とりあえずは区切らんとあかん。武田鉄矢も德永英明も区切った。風呂敷回収の期限を決めにゃーいかん。ということで期日を区切った。

芸の道には運がある。一応、メジャーシーンで活躍する自分を夢想して生きてはいるけど、そればっかりはどうしようもない。全力を出したところで自分では決められん。
自分で入ることを狙って、芸能界に入った人間はオレの知る限りでは武井壮しかいない。

そしたら叶おうが叶うまいが、少なくとも全力を出す自分にならにゃーいかん。そうしたら、誰を追うか。もう孫正義しかおらんだろう。
少なくとも日本のメジャーシーンで活躍する人間と同じことをやってても、運の要素がデカすぎる。たとえ音楽が本物だとしても、あまりにも発掘されにくい。T字路sとかね。何年もかかる。
だったら日本で最も意志を貫き通した人間を見るべきだろう。まだ生きてるのが不思議なほど、彼は人間ではない。

そもそも『孫正義 300年王国への野望』って本を何年か前に買っていた。投資で生きてくぜー、なんて言ってた時にエナジードリンクとして買っといたんだろう。
が、厚さ3cmぐらいはあって、なんだか物々しい感じだし読みにくそうなんで(なんで買ったん)ずっとほっといた。それを最近燃えだしてから、読んでみたのだ。

ヤベー。こんなに面白い本が世に存在するのか。
風呂で読んでたんだけど、アルキメデスが「ユリイカーッ!」言うてマッパで町に飛び出してったのを再現しそうになった。ん、なんかこんな話最近もしたな。
孫氏のひとつひとつの足跡に驚いたり痛快であるのはもちろんだけど、読んでて何ひとつ理解できないことがないではないか。そのことがまさに雷だった。

日本最高の経営者が、まっっったく何を言うとるのかわからん、こりゃついて行けん、ってのならそりゃ諦めもする。すごい人と自分とはやっぱり違うんだなと。
が、他の幾人かの偉い人たちの言うことはわからんでも、この人の言うことだけは、メタクソにわかる。「そう! そこならオレもそうする!」と思うことばかりだった。で、そういう内容の時ほど彼は「そういうこと言い出すと誰も理解してくれないんだよ」とボヤく。こりゃワナワナと打ち震えるじゃーないか。

自分と違うのはたったひとつ、行動力だけだ。
あらゆる動画の中の彼は言う。「動け」と。口で言うだけなら誰でもできると。

そうなんだよ。だからどんなに真理を記した書があったとしても、誰も成功しないんだ。なるべく成功しやすそうなコスパ・タイパ・ライフハックといった「方法論」を探すだけで人生が終わる。明日もそれを探し、明後日もそれを探し、明々後日も…
「書かれたことをおこなう」という日は永遠に来ない。特に日本人は。

そんなバカな話があるか?
いやいや、オレもずっとそうだった。なるべくケガも恥も覚えんまま、恙無く… そう思ってた。
が、無理だ。どうやらそういうタイプじゃーないらしい。失礼な話かもだが、安寧を目的とする人のフリを見せられ続けて、それを我がフリと想像した時それはあまりにもクソすぎた。いや、彼らにとってじゃない。オレにとってその生き方は、よ。
そうとわかるのに半世紀もかかった。


これはミーハーでは? と書くかどうか迷ったマンダラチャートを毎日見るようになった。微妙な項目は降格させて入れ替えていってる。

ミーハーでもなんでもええんじゃ。メンタルチックな4つは大谷くんのもだいぶパクってるしな。
しかしオレにとってこれが、ここまでの存在になるとは思わんかった。書かんかった世界線のオレが恐ろしすぎる。

まだネットが存在する前、孫氏が部下に作らせた資料はプリントアウトされ、1枚ずつつなぎ合わせたら長さ5mほどになってしまった。彼はそれを「巻物」として肌身離さず持ち歩いたという。
その部下さん、嬉しかっただろうねぇ。宿題を出されて全力で作った資料を、その戦略を、孫氏がそれほどまでに頼ったなんて。

このマンダラチャートはその上司と部下の役をオレひとりでやった格好だ。過去のオレはもう別人だ。そう考えたら、恐ろしい数の支援者がいることになる。
実際の遺伝子的にもそうだ。30代前の先祖まで遡ると、21億を超える人間の血が入ってることになる。
より強く、より長く、より広く、より深く、より速く、生きやすくするために精錬され続けたせいの結晶がオレだ。
もちろんみんなそうなんだけど、これを自覚しない者にはその事実はやってこない。


黒く消したとこには嫁の名前が書いてある。
アイツもね、ちょっとアタマおかしいんだよ。見た目は普通に見えるけど、アイツも軽くイカれてるんだ。どうやらこんな与太話が叶う体で、オレより普通にそうしてるんだ。

バカな話だけど、アイツはわりとマジでオレ専用の巫女だと思ってる。オレが聞き逃すタイプの言を、嫁が預かってきてオレに言うんだよ。
気持ち悪いこと言ってるでしょ。うん、オレも気持ち悪いと思うもん。

ホントは先に叶っててオレが気づいてない夢も、いくつかあるのかもなぁ。




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【今週の過去分オリジナルソング】




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