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僕の人生に影響を与えた漫画 TOP5

ども。超ひよっこブロガーのでぽろんです('ω')ノ
みなみなさまの手で立派な鶏に育て上げてください。

さて、今回は僕の人生に深く影響を与えた…
すいません、ウソですわこれ。普通に好きな漫画って感じでいきますわ。
タイトル詐欺になっちゃう? なっちゃう?

ってことで興味ない人はまったく興味ない回(いつもだよとか思っちゃイヤ)だと思うので、そんな御仁は華麗にスルーしといてくだされ。



第5位「電影少女」

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確か中2の思春期真っ盛りの頃でした。
ジャンプでのこの本格恋愛漫画の始まりに胸躍らせたのは。

単純に、過去に類を見ないような画力と、行間を読者に埋めさせるタイプではない、登場人物の想いの交錯を全部セリフに出していく感じの展開がとても好きでした。そっちのほうが、恋愛のれの字も知らない少年にとってはグググいっと引き込まれたのです。

「へー、女子ってこんなこと思うんだぁ!?」みたいな(笑)
今思えば、女性が何を思うかなんて当然「人それぞれ」に尽きるんですが、当時の少年は単純なもので信じ込んでいました。

僕は今でも片想いが大好きなんですが(残念ながらしてませんが)、その切なさをとてもストレートに言語化してくれていてキュンキュンしまくりでした。

友達たちはあまり興味がないのかな? から、全国の少年たちもあまり興味がないんじゃないかな? と勝手に脳内飛躍して、打ち切りにならないことを祈りながら読んでいた唯一の作品でもあります。

これに続く同作者の恋愛モノや、今でも実写化されるこの作品のゆくえを見るに、その心配は杞憂だったようです。

ちなみに僕は圧倒的「もえみちゃん派」でした。




第4位「聖闘士星矢」

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「小宇宙」と書いて「コスモ」と読ませました。
当時はコスモは燃やすものだと思ってました。とにかく燃やさなあかんと。

これも圧倒的な画力と聖衣のカッコよさにホレこみまくりでした。
ところで今「クロス」と打ったらちゃんと「聖衣」と出るんですね。Microsoft、何を考えてるんでしょうか。やはりもはや我が国の主カルチャーたる、漫画&アニメに重きを置いてるんでしょうか。

閑話休題。
この作品が大ヒットした要因のひとつには、聖闘士の最高クラスである「黄金聖闘士」が黄道十二星座にちなんだ12人であることも大きいでしょう。

自分の星座にあたる聖闘士が、見た目もイマイチで最弱クラスだったりすると「お前、かに座かよ~」と友達にからかわれるような光景もあったようで…。あ、かに座言うてしもた。すいません。

あ、僕ですか? 僕はおとめ座だったので鼻高々でしたねー。ふふん。
最強です。えぇ、ふたご座よりも。




第3位「大長編ドラえもん」

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いよいよ順位を付けづらくなってきました。
ドラえもんは小6で最ドハマリしましたが、普段のストーリー分はアニメを観るのみでコミックスはまったく持っておらず、この大長編だけを買いそろえていました。

新シリーズが出るたびに、ワクワクしながら「今年はこんなタイトルなのかぁ」とその内容に想いを巡らす風物詩でした。

冒険の要所要所で出て来る秘密道具は、アニメで見るそれと違って「ここでそれをそう使うのかぁ」みたいな新鮮味がありました。
平素と違い、ジャイアンが強力な仲間になるのも、なんだか冒険のワクワク感を際立たせているように思います。

大長編のコミックスは映画版での主題歌が、クライマックスシーンに見開きでそのまま載っています。武田鉄矢作の歌詞が。映画よりも漫画が先に出るのでメロディーがなく、想像で勝手に作曲してエレクトーンで弾き語りしながら涙していたお手軽な子供でした。でしたって、今も自作の歌で大体泣くのでお手軽なままですが。

ちなみにVOl.3「のび太の大魔境」とVOL.8「のび太と竜の騎士」が甲乙つけがたい双璧です。




第2位「修羅の門」

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言わずと知れた格闘技漫画の頂です(言い切っちゃう)。
世界観全体でのハマりかたは全漫画トップの作品かもしれません。
技の形や技名のカッコよさ、伏線の回収など、文句のつけようのない名作でした。

第壱門の始めから、連載時期を隔ててスタートした、第弐門完結までのおよそ28年をかけた大作ですが、主人公の父親が第壱門のラストで確定したとみんな思っていたんですが、まさかまさかのどんでん返しにぶったまげでした。

このぶったまげには、当作品の外伝である「修羅の刻」との絡みも効いてくるんですが、個人的にはすべてのエンターテイメントの伏線回収No.1です。これ第弐門が描かれなったら(14年空いてる)どうなってたんだろうと思って夜も眠れなくなってしまいます。

いや、ちゃんと出てるからいいんですが、作者がラストの展開へのファンの否定の手紙に打ちのめされて長年休載してたので、もし第弐門開始してなかったらと思うとなんかゾッとします。その時の手紙の送り主どうしてくれるねんと。
いや、ちゃんと出てるからいいんですけどね。

まったく関係ない話ですが、僕の書く文章の言葉の選びかたや文章構成の感触はこの作者に最も影響を受けているかもしれません。
「あるいは」とか「おそらくは」とか「なおのこと」とか。すいません、どうでもいい話をしてしまいました。

全巻中一番好きなシーンは、「ダニー・マクガード… おまえの名前は一生忘れない」という、まっっったく本編と関係ない箇所だったりします。
(記憶にある人いるのかこれ。もしいたらコメントちょーだい)




第1位「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」

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言わずと知れた全漫画界の最高傑作です(言い切るな)。
「ドラゴンクエスト」シリーズの世界観と設定をベースにした作品ですが、ほぼほぼオリジナルストーリーと言っていいでしょう。

そう(もう知ってる人にしか語りかけていない)、「設定をベースにしている」んです、ちゃんと。
それなのにです、ずーっとその設定を引っ張って、26巻目にしてあの展開です。神がかり過ぎています。

ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズには大定番の導き手である「勇者」がいます。とにもかくにもこの存在を中心にまわり、ほぼ全ナンバリングタイトルの主役であり、この「ダイ大」でも例外ではありません。

が、当作品の真の主人公は、この臆病で弱っちい魔法使い「ポップ」でしょう。


物語も佳境、5人のメンバーがそれぞれに与えられた力を発動して、敵陣突入を試みるんですが、ポップだけが上手くいかず万事休す。このままでは全員で手をつなぎ円陣を組んで敷いた魔法陣が崩れて、永久に突入のチャンスを失います。

ポップは過去に5人のメンバーに与えられた力の源を記した古文書を読み、
「勇気」「慈愛」「闘志」「正義」と、かすれて読めないもうひとつの魂の言葉を見つけていました。
そして他の4人が前もって力を引き出せているのを彼だけが見てしまっていて、自分だけが一度も成功していないこともまた、彼だけが知っています。

「勇気」は勇者ダイ、「慈愛」は武闘家と僧侶のパワーをもつマァム、「闘志」は戦士ヒュンケル、「正義」は賢者の卵である王女レオナの力…。

明らかにそれぞれの生き方がそれぞれの力を体現していて、自分の力がかすれて読めないもうひとつの言葉なのだと信じている…。


お読みになったかたはご存じの通り、ゲーム本編の当初DQ4まで、プラス当作品での設定によって読者が思い込まされている「勇気」の力こそが、まさしく魔法使いポップの魂の言葉だったわけですが、この大冒険は秀逸中の秀逸だったと思います。原作者である三条陸の大冒険だったと思います。

この漫画の連載初期、ポップは編集者から「早く殺しちゃって~」とずっと言われていたそうです。読者から見ても、どうしようもない冴えない男でした。それを三条さんが懸命に説得して救ったらしいです。


魔法陣が崩れかける中、遠くからポップを狙う卑劣な毒牙がありました。
端で見ていた占い師のメルルだけがその企みに気づき、自分の身を犠牲にしてポップを守ります。瀕死のメルルはそんな状況でもポップを勇気づけます。彼女は彼を好いていたから…。

「あなたは本当はとても心の強い人…」

僕と同じく全国の少年たちはこのあたりで思ったんじゃないでしょうか。
「あれ?」って。なんだこの展開って。

死に向かうメルルは最期の願いとして「あなたの好きな人の名前を言って」とポップに伝えます。彼が自分ではない、他の女性を好きでいることを知っていながら。

苦悶の表情でポップが意中のマァムの名を叫んだ瞬間、彼の首飾りが緑色の光を放ちます。

魔法使いの力の源が「勇気」。当時嘘だろと思いました。なんだこれはと。

そして連載を振り返ってみれば、確かに誰より臆病者の彼が、一番勇気を振り絞って戦場にいたことを思い出すのです。

僕にとっては、ジャンプ史上で最も衝撃的シーンとされる、
「わたしの戦闘力は530000です」を遥かに凌駕する名場面でした。

この名場面だけにとどまらず、一番涙した漫画もこの名作です。
ありがたや~です。



さて、漫画のレビュー? 感想文? をやってみて分かったんですが、僕には完全にこれ向いてないなと自覚しました

漫画好きってもっとなんか熱量すごいと思うんです。ここのこのシーンがこうでね? あーでね? って。
何よりこのラインナップひどいですよ。ヒネリがないというか。小学生の出すTOP5ですよこれ。

もう二度とやんないと思います。



しらんけど( ゚Д゚)




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