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健病不二 健常から病気への4つのステップ

こんにちは、三上です。
毎日の習慣としていたランニングをやめてしまいましたが、ランニングから散歩をすることの習慣に切り替えて時間を問わず毎日徘徊するようにしました。

ランニングで走っている時には脳内や心に強い気持ちを持っておりました。しかし、散歩として歩く事に切り替えてからは、色々と些細なことに目が止まるような気付きを得ることができ新たな発見が微笑ましくもあります。

過ぎゆく日々の中では、ゆっくりと流れているように感じます。
しかしながら実はそうではなく、とても早い流れの中で人は命を輝かせてているのですね。

その時間の流れの中では、四季を肌で感じ取る事や時にはじっくり観察する事であったり、見過ごしていた大切な事に気づき改めるように感じます。

皆さんにも、この初春だけにしか感じ取れない時の流れを楽しむような日々の生活を過ごすよう心掛けて欲しいと願います。

それでは今回のテーマ「健病不二」と「4つのステップ」を綴り始めたいと思います。


健常から完治不能になるまでの4ステップ

健病不二とは

仏法の道理として考え方の一つです。
病気は揺るぎない信仰によって全てに打ち勝つとの教えではありますが、現代において病は治る場合もあれば治らない場合も多々あります。

規則正しい生活を送る事が全ての病気を防ぐかと言うと、そのような事はありません。
今現在、何かしらの病に苦しんでいる場合であっても生命の奥から生きる事の力や希望が湧いてくるものです。

今世で治るかも知れないし、また来世の場合でもあるが故に健全な生命や意識が向いているのだとすれば既に健常なのであると言う教えです。

そして、新たな健康へ向かう生命や意識が病の中に働き始めた時、人が健康へ向かい始める力の源を「自然治癒力」と認識していただきたく思います。

次に病気の終末までの4ステップを綴りたいと思います。


病の改善から完治不能の4ステップについて

健康→未病→発病→進行→完治不能
この4段階に分かれていると考えてください。(健康は割愛します)

未病とは
健康な状態から病気へ向かっている状態を指します。
病気を未然に防ぐことや疾病の悪化を防ぐ対策が必要とされており、未然に防ぐためには、どのように考えなければならないのかを重視した考えを持つことが必要と言えるでしょう。

発病とは
未病の状態から病気に罹患した状態を指します。
病に罹患してしまった状態となるので、何が原因なのか?を探らなければ対処することもできないと言うになる訳です。

いつ(時期)どこで(病位)なにが(病理)
どうして(経過)どうなった(病態)
などを確認します。

進行とは
発病してから病が進行している状態を指します。

進行してしまっているので、その進行を途中で防ぐことを重視して方剤や手術に至る訳ですね。

進行を防ぐ方法や自然治癒力を高め健常へ向かうよう治療を進めなければなりません。

完治不能とは
病が進行している状態から手の施しようのない状態を指します。
例えば、手術をしたいが病巣を発見できない事や取り除きたくでも困難が部位にあったり、高齢によって体力がない状態での手術はリスクが高く伴う場合であると言うことです。

そこでは、延命治療などとも言われますが、人智を超えた奇跡が起こる可能性もあり得るのが人の命運であり定められた天寿を尽くす。と言う意であると同時に自然治癒力が最も必要になる状態であると考えます。

ですから、「諦めずに病と共存する事を重視した生活」を過ごし経過を観察するような取り組みを考えていただきたいのです。

特に癌患者さんから相談を受ける事が多いのは、この状態が多いです。
癌についても重要な事をお伝えしなければと考えております。
それについて後世に残したく思いますが、今直ぐ綴ることに違和感を感じておる次第であります。


机上での学びは大切な基礎であるが、現代では通用しない事が多い

先日に投稿した内容で、健康は自己管理する時代ですとお伝えしました。
自己判断(その人のものさし)で考えていては正直なところ無理でしょう。

そのために、私たち医療医薬に携わり日々の中で学ぶ事を業としておるのです。
しかし、机上で学んだ事を実践しても現代では思うような効果を得られずに役立てられない事が多くあります。

要するに、昔の生活習慣と現代の生活習慣とでは大きく乖離がある事から、古典や古方に記載されている事を鵜呑みにした処方方剤を用いたとしても思うような効果を得られる事は少なく、何かが過剰であったり不足しているために効果を得られないのです。

そのため、じっくりと観察することが必要です。
投稿している記事でも伝えておりますが、「病気を診て病人を診ていない」事や「陰に隠れている部分を見過ごしている」事に当てはまると言うことです。


念を入れて生きる

「今」を大切にする「心」と漢字で書くと読み取れ表現できます。
それが念を入れて生きると言うことに繋がる訳ですが、目の前で発生している物事や人を大切に思い遣る、何に役立てることを最短で行える唯一可能な行動であると考えます。

目の前に起こっている重大な事に感性を研ぎ澄ますように過ごしてほしいと思います。

そうして、あなたの周りにいる人へ念を投げかけることにより、その人達の魅力は人から人へ伝搬し更に磨きが煌めき始めます。
素晴らしい人に囲まれている方は、常に念を投げかける行動を自然と行なった結果、今に至るのではないでしょうか。


4ステップをご理解いただけたのではないでしょうか?
健常者であっても、未病へ足を踏み入れている場合は多く散見します。

明日は我が身と心得て、今を大切に生きるためにでき得る限りの事をしながら日々の生活習慣を見直していただきたいです。
もしかすると多くの方は既に未病の状態にあるのかも知れませんね。

次回のテーマは少し深掘りした実践の観点から「爪から健康状態を診る」事を綴りたいと考えております。

今日はここまでにしましょう。
不定期投稿ですので悪しからず、ご容赦くださいね。


本日もありがとうございます。



今回も私の拙い文章力ではありますが、恩師方の意を含め後世に何かを残せればとの思いから、いつも皆々様のご健勝を祈り記事を作成しております。


ご一読いただけた事を心から感謝しております。三上 拓 Taku Mikami

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