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きみがわるいんだよ。

今日は6の多い日らしい。知らんけど。

自分は一度何かにハマると続く方だと思われる。飽きるものもあるけれど。
好きな曲はずっと聴くし好きな食べ物はずっと食べる。
好きな本は何度も読むし好きな酒はずっと飲む。

たとえば今はどこかの社長が歌う少女レイをループしている。
先日の曲も聴きつつ,今はこちらの気分だなと。
季節的にもね。そろそろね。


少女レイ,好きな曲なのだ。
みきとPが元から好きだったところもあるが,それ以上に世界観が。
更に言うなら元とされたドラマから。
僕はそれほどドラマを数観ていない,どうせ幸せに終わるドラマだからと見る気力がなかったり,人の顔を覚える事が苦手だったりで続かないのだ。
服装は覚えていても場面が変わるとわからなくなる。
声で覚える時もあるが,それでもあまり観ない。ニチアサくらい服をいじらないでほしいとか思ってしまう。

だけれども昔のドラマはなんだか観てしまう。
高校教師と人間・失格をピンポイントで観てしまう,が正しいのだが。
高校教師は1993年の方が好きなのでその時代のものが好きなのかもしれない。というか多分そう。あれくらいのひりつきが好きだ。
高校教師は終わり方がたまらない。
人間・失格は途中で満足してしまうけれど。復讐編になるとどこか違うものを観ている気持ちになってやるせなくなってしまう。

そんな人間・失格の前半が好きな人間にぶっ刺さったのだ,少女レイは。

夏と向日葵と海とセーラー服。影のない少女と影のある少女。
踏切の音。サイダーの泡みたいな音。お揃いと不揃い。
明るい音で不穏な言葉を並べている。爽やかなパーカッション。

そんな原曲と,人によって雰囲気の変わる歌ってみた。

歌ってみたを聞いた時,多分自分の好きな少女レイ歌ってみたランキングが変わった。
あまりにも元のドラマの味がしたのだ。あの二人の姿が見えたのだ。
まっすぐでまっすぐ過ぎて眩しい彼が。
ハツカネズミを可愛がって感情がぐちゃぐちゃになっていた彼が。
これは強炭酸微糖/無糖サイダーだと,思ったのだ。
(少女レイの歌ってみたを聴く時に飲み物にしがちである)

歌ってみたのコメント欄なんかを見て色々思う事もあったりなかったりするが,それはまたいつかこの曲の事だけを書き……書きたいがこれ以上書けるか?


ついでというのもあれだが他に好きな方のものもそっと。
彼の少女レイは僕にとってのラムネはこちらかもしれない。甘さが程良い。
ENならではの言葉の雰囲気も味。



ベースもいいんだな,この曲は。

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