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純粋培養マッサージ師👍

え?マッサージするんって資格要るんやろ?!
なんか難しそうやな🧐
「だめにんげん」を自称していたわたくしめ、ややこしそうなことから目を逸らし続けてふらふらとした生活をしていましたが…齢40歳になって専門学校に入学しました。

マッサージを業とするど真ん中の国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」免許を取得するため専門学校に入学するという至極真っ当な道を最初から進めたことは幸せなことかもしれません。


専門学校に入学してからこの業界の色々を同級生や先輩、先生たちから初めて見聞きすることになります🤔

巷では「もみほぐし」「リラクゼーション」「手もみ」「リンパマッサージ」などなどが目につき…
果ては整骨院にまで「ほぐし」だの「整骨マッサージ」など謎の看板を目にしました。
そして鍼灸師による「鍼灸整体」??。

はぁ???どういうこっちゃ?!

マッサージを生業とするため純粋に「あん摩マッサージ指圧師」を目指して専門学校に入ったわたしには謎と疑問だらけでした。


毎日、月曜日から土曜日まで昼の労働を終えてから三年間せっせと通い詰めた専門学校。

座学では半分以上が西洋医学系の医療知識の勉強、東洋医学系の座学も相当勉強しました。
先生から聞いた話ですと看護師さんなどの資格と同程度の勉強内容なんだそうです🧐

慢性の疾患を改善できる可能性があり、実際にできるのが「あん摩マッサージ指圧」なんやと学校での学びで知り、ぜひそうなりたいと強く思うようになりました。

また改めて書いていくつもりですが…
按摩(あんま)、マッサージ、指圧、それぞれ違う手技でそれぞれを学び、患者さんの状態に合わせて施術するものです。

とにかく真っ直ぐ、実直に、あん摩マッサージ指圧師になって「マッサージ」をしたい。「あんましさん」になりたいと専門学校時代の三年間ひたすらに学びつづけました。

私は人様を揉むことを生業としたいんや!!
せやからちゃんと免許を取りたいんや!

業としてマッサージをするようになったのは国家資格を得てから、という、至極真っ当なように見えるのにこの業界ではなぜかけっこう少数派という実態。


そして無事に国家資格を得るまで、卒業してから私の中で朧げながらも見えてきた道。それを与えてくれたのは周りのあん摩マッサージ指圧師の先輩方です🍀

同級生や先輩、働きだしてから教えを乞うた先生が言ってくれた言葉で心に刺さり私の心に残り続けている言葉や話がたくさんあります。


①「わたしたちは信頼を買ったの、そう500万もかけてね。」

先に卒業された先輩が言った言葉です。びっくりしました。そうですやんね、他の医療系国家資格でも同じ、業とするために学費を出し勉強するのが当たり前。
先輩はリラクゼーションでの経験があり、リラクゼーション仲間から「マッサージ師免許なんて取る意味あるん?そんなの要らないでしょ。」と言われたと話してくれました。
マッサージ施術者として真っ当に努力してきちんと免許を取った先輩。
マッサージを受ける方からの「信頼」…そうか信頼を得るために最低限必要であり担保されるものが「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格なんやとその時改めて思ったものでした。



②「合格おめでとう。これからも勉強を続けていいって許されたということやで。」

あん摩マッサージ指圧師の国家試験を終え、合格できたことを報告したときに先輩が言ってくれた言葉です。
はっ!としました。そうか…やっとここからスタートということなんやな!べ、べ、勉強します!
バーンと背中を叩かれたような気持ちになってありがたかったことを思い出します。これから先まだまだ勉強は続く。実際に患者さんに触れていくことでの学びを深めていかねばならないと強く思いました。



③「あん摩マッサージ指圧師はあらゆる手技をすることを許されている免許なんやぞ。もっと勉強しろ!」

柔道整復師、鍼灸師免許を既に持っていて一緒に学んだ同級生の言葉です。
勉強家であり努力家で結果を出し続けている同級生の言葉は相当私の心に刺さり、もっと真剣に施術の技を磨くこと知識を深めることに努めなくてはと思うようになった言葉でした。
ご、ご、ごめんやでアホな同級生で!って謝りながらも叱咤激励してくれる同級生にありがたいと思った言葉でした。



④「マッサージが患者さんに与える影響をもっと考えなさい!」

最後に勤めていた治療院の院長先生の言葉です。
ドキーーッとしました。
それなりに経験を積み、なんとかやれるようになってきたかな?と思っていた時期でした。
長年患者さんを施術し続けてきた先生の言葉は重く、、それからはもっと考察して慎重に患者さんと対峙しなければと思うようになりました。
この言葉はずっとわたしの胸の中にあり続ける言葉です。



そうなのです。
私には素晴らしい先輩たちがいてくれたおかげで「あん摩マッサージ指圧師」としてどうすればよいのかという道をずっと示唆していただけていたということなのです。
まだまだたくさん先輩たちの言葉が私の心の中に留まっています。ありがたいことです☺️



真っ当に真っ直ぐ「マッサージ」の王道を堂々と進めば良い。
そのために勉強して努力し続けていかなければいけないし、それをし続けていくことが道であって、患者さんの健康に寄与することができる。
それでええんやと。


専門学校時代からも卒業して働き始めてからも、ずっと冒頭に書いたことでもやもやし続けていました。

マッサージは患者さんに少なからず多大な影響を与えます。
安易にできるものではない。

慎重に丁寧に触れる。


私を信頼してくれる患者さんを大切にしたい。私ができる精一杯のあんまマッサージ指圧を提供したい。


学校を卒業するまで「生業(なりわい)」としてあん摩マッサージ指圧をすることはありませんでした。
あん摩マッサージ指圧師専門学校で純粋に培ってきた「マッサージ」への思い、触れること、揉むことの大切さ。

これからもあの頃のように純粋に真っ直ぐに患者さんと接していきたいと思っております😊


ええから勉強せぇよー!
…はっ!
わ、わ、わかりました。
や、やればできる子!!👍もうオバハン!🤣

https://profu.link/u/denzaemon

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