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私は治療家ではない。

わたしは治療家ではない、と思っている。
あえていうなら「あん摩マッサージ指圧家」です。
あんま、指圧、マッサージをする人。

治療家ってなんだべ?🧐

専門学校に入ってまだ一年生の頃、すでに柔道整復師や鍼灸師の免許ホルダーであったクラスメイトが、治療、治療という話をしてきていて頭の中が「?」でいっぱいでした。
あん摩マッサージ指圧師って治療をするの?😯

そもそも専門学校入学前のマッサージに対するイメージ↓
気持ちの良いもの、しんどいところを良くするもの、と思っていました。
しんどいところを良くするもの=治療、ちゃうのか?と思うところですよね。

そうです、まさにその通りではあるのですが…🧐

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まだあん摩マッサージ指圧師専門学校一年生のとき、先生とクラスメイトたちと飲み会を開いたときがありました。

夜も更けてきて…
尊敬していた先生に面と向かって聞かれました。

「あなたは治療をしたいと思っていますか?」

ち、治療…。
まだまだなにも知らない頃。
うーん🤔

「治療…ってまだよくわかりません。でも患者さんを元気にしたいとは思います。」

と答えました。

「そうか。うん。できるよ。あなたはそれができる人や。」

先生がこう言ってくれました。


できますのんか…!!
ほ、ほ、ほんまですかいな!😳🥺
そのときとても驚きましたが…
まさにこれがわたしの出発点やったように今思っています。


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そもそも、私が「治療する」なんて言葉を軽々しく言うこと自体がおこがましいと考えるわけです。

患者さんとサービス業としてのホテル旅館出張マッサージのお客さんと向き合い施術をし続けた数年間、たくさん経験を積ませていただいてきました。そして諸先輩方から色々なことを学ばせていただいてきたことでわかってきたことがあります。

「あんま」「指圧」を全身に丁寧に繊細に施すこと。


それが即ち、いわゆる「治療」につながるということ。

治療ありき、ではないのです。
逆なのです。

丁寧にしっかりと「あんま」「指圧」を施せば、不思議なほど患者さんお客さんの痛みや不快感である「しんどい」を軽減し取り払うことができる。

それがようやくわたしにも見えて感じられるようになってきました。

江戸時代以前より日本に伝統的に継承し続けられている「あんま」そして「指圧」をいかに丁寧にしっかりと施すことができるか。わたしはずっとそれを追い続けてきましたし、これからも追い続けていくつもりです。

「患者さんを元気にしたいと思います。」
と専門学校一年生の私が答えたことを追い続けていきたい。

この記事に書いていますが…

「快い」と感じてもらえることを私は施術する上で一番大事にしています。

施術中、気持ちよさそうに寝てしまわれる方が多いのですが、、安心してくれはったんやなと感じてとても嬉しく思います☺️

交感神経優位になりがちな現代社会。
どうか身体の奥から心から癒されていただきたい。
副交感神経優位!!
よっしゃーー!!と按摩指圧をしながら心の中でガッツポーズ💪

「寝かしのあんま」

これこそが心と身体を癒し、結果、治療につながっていくと信じています。

揉んで揉んで揉まれて揉んで👍

オバハンあん摩マッサージ指圧師、ときどき仲間に揉んでもらいつつ、ご縁のある患者さんお客さんに全力で按摩指圧をして喜んでいただきたいと免許取得6年目を終え7年生となった春、改めて思っています😊

患者さんを元気にする。
を命題としてあん摩マッサージ指圧をしていきます。

オバハン、身体鍛えや。
は、はい。頑張ります👍

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