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編集スタジオでナレーション収録体験 #2024新人研修レポート

初めまして。最近、お酢の美味しさに気づき、餃子は酢コショウで食べる派の渡邉です。映像ディレクターとして入社しました。

今回は、ポストプロダクションであるデジタルエッグさんと、撮影時のロケーションサービスを展開されているFINIさんを見学してきたレポートです。

ポストプロダクションとは 

デジタルエッグさんでは、最初にポストプロダクションの大まかなフローについて学びました。

ポストプロダクションは、映像制作における撮影後の技術的な仕上げ作業の総称のこと。映像として機能するように、秒数や色を調整したり、CG合成や音入れなど、プロフェッショナルたちの技術によって多くの素材たちが映像コンテンツへ変わっていく重要な作業です!

撮影後、皆さんが目にするCMが出来上がるまでのフローはこちら。

オフライン編集 ▶︎ カラーグレーディング ▶︎ オンライン編集 ▶︎ MA ▶︎ 完成原版 ▶︎ 物納プリント ▶︎ オンライン送稿 or 物納プリント 

大まかなフローについて学んだ後、各フローを担当する方々がどのような仕事をしているのかをお聞きし、大変学びの多い時間になりました。個人的には、初めて見る特殊機材が多くあり、それを使いこなしているプロフェショナルの方々は職人感があってカッコいいなぁと思いました。

その後、会議室から録音室に移動。そこで、MA(マルチオーディオ)の作業について学びました。映像ディレクターとナレーターの役割に分かれ、セリフの演出をつけながらナレーションの収録を体験しました。

ナレーション役の同期に、マイクを通じて台詞の演出をつけたのですが意外と難しい……。一度ナレーションしてもらったけれど、台詞の言い方が思っていた感じと違う場合、どう変更したらいいのかを正確に伝えなければいけないことを学びました。

自分が実際に現場に入ったとき、理想の演技を正確に伝えられるように、独りよがりになっていないか、普段から考えていることが正確に伝わっているかを意識して生活していきたいと思いました。

ロケーションサービスとは 

続いて、撮影の時にロケ車両や備品などを提供してくださるFINIさんの見学です。なんと、会社前まで大型ロケバスで送迎してくださって、同期全員が初のロケ車両に気分が上がっていました!

FINIさんはロケ車両だけではなく、時代や技術の変化によって撮影時に必要になる備品や道具などが変化してく中、制作部のお仕事を手助けする仕事を担ってくださっています!

トランシーバーの体験させていただいたり、ドリンクなどの保温と冷蔵が両方できる魔法のようなボックスを見せていただいたり、様々なロケ車両に乗せていただいて一同大興奮な時間でした!

FINIの皆さん優しい方ばかりで、ここには乗せ切れないくらいの沢山の車両や備品の数々を見せていただきました。FINIさん本当にありがとうございました!

デジタルエッグさんとFINIさんで学んだこと、初めて知ることなど、情報量がたくさんあり、スポンジのようにぐんぐん吸収していっている同期たち。早く一人前のディレクターになれるよう、もっともっと日々精進します!