別表6 レセプト種別コード

レセプト種別コードというのがあります。
紙レセプトであれば、右上の5つの枠に分かれている部分で、
左から一つの枠の中に
1,2
3,4
1,2,3
2,4,6
8,0
と、あります。実際は、
1,2
3,4
ーーーーーー
1,2,3
ーーーーーー
2,4,6
8,0
というふうに、3つの枠で区切って分類し、該当する数字を一つずつ拾って、「122」「318」などとします。
医科、DPC、歯科、調剤など、分野に応じて、1桁目に数字を一つ足して4桁にしたものがレセプト種別の番号になります。
電子レセプトも、紙レセプトの情報をテキストデータ化したものですから、このレセプト種別に対するコードも、この紙レセプトに準じているものとして、オンライン請求していました。
そして、エラーが起きることもありませんでした。

時々、マニュアルを見直すのですが、「レセプト電算処理システム 電子レセプト作成の手引き 令和4年7月版」を見ていました。
レセプト種別コードは別表6に載っていますが、退職者、後期高齢者に該当する番号がありません。
「おお、分類が変更されているとは、知らなかった」と慌てて、自分のレセコンを対応させると、チェック時にそれがエラーになります・・・・。
元のままで良かったんだ。
他の資料を見直して分かったのは、「手引き」の別表6は、ホントの別表6とは違っていて、半分だけが記載してありました。
「手引き」では、冒頭のところで、記載を略しているところがあるかもしれないので、他の仕様書と併せて読むこと、などと書いてありますが、まさに、こういうことなのでした。
せめて、別表6(一部抜粋)とか、表記していて欲しい。
そうすれば、混乱しなかったのに、、、と思ったり。

それより、3後期高齢者の分類が無くなるなんてありえない、と考えるのが常識というものか。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?